深田恭子「はじこい」以来4年ぶり火曜ドラマに自信「夢がつまっている」上杉柊平との恋愛模様語る<18/40~ふたりなら夢も恋も~>
2023.07.11 12:00
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女優の福原遥と深田恭子が初共演でW主演を務めるTBS系火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(毎週火曜よる10時~)が7月11日より初回15分拡大でスタート。同局で主演を務めるのは2019年放送の火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』以来4年ぶりとなる深田が、モデルプレスら報道陣のリモートインタビューに応じ、自身の役柄やターニングポイントなどについて語った。
福原遥&深田恭子W主演「18/40~ふたりなら夢も恋も~」
本作は、福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。本作のタイトルは、主人公2人の年齢を表しており、成人年齢が18歳となり突然大人として扱われることになった有栖は、若くして予期せぬ妊娠をしたことに戸惑う。また、仕事も結婚も子どももすべてを手に入れられると思っていた瞳子も気づけば独身のままもうすぐ40歳、さらに心が揺れる出来事が。人生の大きな転機の中で出会った2人の女性を通じて、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。
深田恭子「はじこい」以来4年ぶりTBS火曜ドラマ主演
これまで『ダメな私に恋してください』や『初めて恋をした日に読む話』など、火曜ドラマならではのラブストーリーで視聴者の心を掴んできた深田は、「なぜか不思議なのですが、TBSでドラマをやるとなると無意識のうちにテレビのチャンネルをいつもTBSにしています(笑)」とお茶目に語りつつ、「私も、『これからの人生、どうなっていくのかな』と考えることがあるので、今回も多くの視聴者の方々の胸に刺さるような作品になればいいなと思いますし、きっと共感していただけると思います」と新たな火曜ドラマに自信。アートスペシャリストという役柄ながら、アートに関する知識はあまりないため勉強中だといい、「瞳子は相手の気持ちを考えていないわけではないのですが、わりと踏み込んでいくところがあるので、かっこいい女性だなと尊敬しますし、瞳子のような女性はなかなかいないだろうなと思います。私は自分と犬のことで精一杯なので、演じていて、40歳ってこんなにしっかりしていなきゃいけないんだと悔い改めました(笑)」と自身とは異なるタイプの役柄に刺激を受けている様子。
一方で、有栖と瞳子の関係性についても、「なかなかないものだなと思いました。シスターフッドという言葉もあまり日本では知られていなくて、私も今回のドラマを機に初めて知りました。2人が通ずるものがあったからこそ、こういう関係性が生まれたんだろうなと思います」と自己分析した。
深田恭子、恋の相手役・上杉柊平との撮影エピソード
瞳子が恋に落ちる訳あり男子・加瀬息吹は、美術品輸送専門ドライバーで、瞳子と金沢で運命的な出会いをする。加瀬演じる俳優の上杉柊平とは初共演だが、「上杉さんはすごく気さくな方で、お話していてとても楽しい方です」と印象を明かし、「同世代の友人と話していると、恋する気持ちやドキドキする気持ちは疲れちゃうよね、という話になるのですが(笑)、瞳子にとって上杉さん演じる訳あり男子との恋は、爆発しそうなくらい40歳の夢がつまっていると思います」と目を輝かせた。また、福原演じる有栖とその恋の相手・黒澤祐馬を演じる鈴鹿央士のシーンで気になったことがあったという深田。「先程台本を見ていて思ったのですが、遥ちゃんと鈴鹿さんのシーンで『橋の下で踊る』と書いていて、私だったら橋の上で踊りたいなと思いました(笑)」と語って笑わせた。
深田恭子、18歳の頃は「ほぼ記憶にない」多忙極めたデビュー初期 ターニングポイントは「毎回」
タイトルにちなみ、18歳の頃の思い出を聞かれると「私は高校に行きながらお仕事をしていたので、毎日が目まぐるしく過ぎて行って、ほぼ記憶にないです(笑)」と芸能界デビュー後に学校生活と両立しながら忙しい毎日を送っていたことを回顧。「お仕事に対して恐怖心がなかった気がして、あの頃だからできたことだったんだなと思うことも多々あります。今はスタッフの方が同じくらいの年齢だったり、私のほうが年上だったりすることが多いので、世代が近い方とお仕事をするのが楽しいです」とキャリアを重ねたことで感じる思いもあるよう。人生のターニングポイントが描かれる本作だが、「私は常に作品に携わるたびに自分の考え方が変わったり、新しい世界を知ったりするので、毎回毎回ターニングポイントだなと感じています」と作品ごとで“転機”が訪れているといい、「今回の作品で言うと、婦人科についてや、今の18歳の子がどんなことを考えているのか、そういったことを知れる機会は普段あまりないので、学ぶことが多いです」と感慨深げに語った。
最後に見どころについて「有栖と瞳子との出会いから、2人がどんな選択をして、どういった人生を歩んでいくのか。アートで2人は繋がっているので、どう関わりお仕事をしていくのか。有栖が選ぶ人生は、今の私にはわからない世界ですが、2人がどうなっていくのか楽しみに見ていただけたら嬉しいです。ラブストーリーに関しての行方も、私自身楽しみにしています(笑)」とコメントした。
(modelpress編集部)
第1話あらすじ
2023年3月。18歳になった仲川有栖(福原遥)は、最愛の亡き母の影響で、美術館の学芸員となり、いつかは海外で活躍できるキュレーターになることを夢見て、大学に進学し父親の市郎(安田顕)の元を離れて一人暮らしをすることが決まっていた。だが、迎えた高校卒業の日、有栖は自分が予期せぬ妊娠をしていることを知る。卒業パーティーを抜け出し、大学生の彼氏である麻生康介(八木勇征)に妊娠を告げると…。一方、成瀬瞳子(深田恭子)は現代アートを扱う会社でアートとビジネスを繋ぐ仕事をする優秀なアートスペシャリストだ。40歳を目前に控える中、娘の将来を心配する母の貴美子(片平なぎさ)から来る「孫を抱きたい」「結婚はまだか」という連絡に辟易していた。
不安な日々を送る有栖の元に康介から「明日会える?」とメッセージが届く。だが、約束した店で待っていたのは、康介ではなく康介の母・由美子(シルビア・グラブ)だった。戸惑う有栖だが、由美子から衝撃的な話をされ、怒りに任せて店を後にしてしまう。
そんな中、親友の柴崎薫(松本若菜)が経営する柴崎レディースクリニックへと向かっていた瞳子は、お腹をおさえて今にも倒れそうな有栖に出くわす。咄嗟に有栖の体を支えた瞳子は有栖のお腹に赤ちゃんがいることを知り、有栖をそのままクリニックへと連れて行くのだった。
偶然出会った18歳新成人の有栖ともうすぐ40歳の瞳子。有栖は一人暮らしを始めた先でダンサーを目指す黒澤祐馬(鈴鹿央士)と出会い、瞳子は仕事で訪れた故郷・金沢で美術品輸送専門ドライバーの加瀬息吹(上杉柊平)と運命的な出会いを果たす。
ぶつかりながらも芽生えていく、歳の離れた有栖と瞳子の友情と、一筋縄ではいかない訳あり男子とのそれぞれの恋の行方とは…!?
深田恭子(ふかだ・きょうこ)プロフィール
1982年11月2日生まれ、東京都出身。1996年、第21回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し芸能界デビュー。1999年放送のフジテレビ系ドラマ『鬼の棲家』でドラマ初主演。2004年公開の映画『下妻物語』でロリータ少女・桃子役を演じ、第59回毎日映画コンクール主演女優賞を最年少受賞したほか、複数の賞を受賞。ほか近年の主な出演作は、TBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』、映画『空飛ぶタイヤ』『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』『劇場版 ルパンの娘』など。
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