目黒蓮主演「トリリオンゲーム」

原作は「ビッグコミックスペリオール」（小学館）で好評連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名漫画。現在6巻まで刊行され、「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作品。

“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル（トリリオンダラー）を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。主人公のハルを目黒、ガクを佐野が演じる。

目黒蓮、佐野勇斗の我慢強さに驚く「すごいなと思った」

本作が初共演となるが、すでに2人のコンビネーションは抜群。撮影を進める中でお互いのすごいところを聞かれ、目黒が「ご飯を食べながら撮るシーンが結構多いのですが、そのときハルはガツガツ食べながらやり取りをしてるんですけど、ガクは全然食べなくて。こんなに美味しそうなものを目の前にして、食べたいはずなのにその気持ちを我慢しててすごいなと思いました」と感心していると佐野は「食べる方がやばいですよ（笑）。台本に食べないでくださいって書いてあるので（笑）」とツッコミ。

それでも目黒が「昨日もめっちゃ美味しそうなチャーハンが目の前にあったのに、食べたいだろうな」と佐野の方に目を向けると佐野は「僕のこと犬だと思っています？（笑）」と再びツッコミ。佐野は「本番中は食べないですよ！終わったあといただきました。（本番中）横ですごい食べてていいなとは思いましたけど」と本音を吐露。「ちゃんと我慢していた（笑）」と目黒が話すなど、息ぴったりのやり取りをみせた。

佐野勇斗、目黒蓮を尊敬「なんでそんな謙虚なんですか？」

“我慢強い”と驚かれた佐野は、目黒について「目黒さんの口癖って“ありがとうございます”なんです。結構言っている機会が多くて、口癖が“ありがとうございます”ってめちゃめちゃ素敵だなと思って。大人になってくるとちょっと雑になりやすくなってしまうところがあると思うのですが、“ありがとうございます”ってすごくはっきり丁寧に言えるところが、僕はめちゃめちゃすごいなと、僕も意識するようになりました」と真面目な一面に感化されているよう。さらに、「もしかしたら目黒さんにとっては当たり前だと思うかもしれないんですけど、ワンシーンワンシーンすべてに今できることを注ぎ込んでいる感じが、見ててわかります。監督の意見も柔軟に取り入れて、すごく考えて演じていらっしゃるので、本当にすごいなと、学ぶことが多く、尊敬しています」と語った。

佐野が流暢に話すインスタライブのイメージが強かったという目黒も「僕も初見のポスター撮影のとき、佐野くんってめっちゃ礼儀正しいなと思いました。やっぱりインスタライブのイメージがあったので（笑）。でも、いつもすごく楽しそうで、本当に明るい方なんだなと思いました」と感嘆した。

そんな佐野は目黒に聞いておきたいこととして「真面目な質問になっちゃうな」と言いつつ、「なんでそんな謙虚なんですか？」と疑問を抱いているよう。佐野は「いい意味で、目黒さんにはちょっと調子に乗ってほしいんです。インスタライブで謙虚じゃない自分を見せていると、すごく情けなくなるので（笑）。多少調子に乗ってほしいのですが、そういうことをしないところが、やっぱり本当に謙虚で礼儀正しくて、（一緒にいると）自分を見つめ直す機会になっています。口癖だけでなく、スタッフさんへの対応も素晴らしく、本当に尊敬しています」と語った。（modelpress編集部）