福士蒼汰が再登板 岸井ゆきの・志田彩良「大奥」Season2出演決定
2023.06.19 12:54
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俳優の福士蒼汰、女優の岸井ゆきのと志田彩良が、2023年秋よりNHK総合で放送予定のドラマ10「大奥」Season2の「幕末編」に出演することが決定した。
ドラマ10「大奥」
3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみ作「大奥」。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックを原作に、NHKでは3代将軍・家光から8代将軍・徳川吉宗までの物語をドラマ化し、ドラマ10にて2023年の1月期にて放送した。そして2023年秋、吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが『赤面疱瘡』撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。
福士蒼汰、天璋院・胤篤役に「非常に繊細で難しい」
今回、福士が演じるのは、天璋院・胤篤。13代将軍・家定の正室で、お万の方を彷彿とさせる美貌の持ち主。次期将軍を巡る継承問題を内部から操るため薩摩・島津家から送り込まれる。聡明さや物腰の柔らかさを持つ。徳川の世を途切らせまいと奮闘する家定の心情を理解し、いつしか両想いとなり結ばれる。家定亡き後は、14代将軍・家茂の後見人として支えてゆく。福士は「多くの方々から愛されている『大奥』に再び参加できることを大変嬉しく思っております。シーズン1では万里小路有功を演じさせていただき、大奥始まりの総取締として家光を支えました。この度は、天璋院・胤篤として大奥の終わりを見守りたいと思います」とコメント。
また、「今回の役どころは、非常に繊細で難しいものだと思っています。薩摩の人間でありながら、家定・徳川のために無垢に考え行動する。聡明さと人情を併せ持つ彼を、深く演じていきたいです。家定との心の機微を丁寧に演じ、瀧山と二人三脚で支えていけるよう努めてまいります。お万の方の再来とも言われた彼の人生をいかに歩めるか、今からとても楽しみです」と自身の演じる役について語った。
岸井ゆきの、和宮役に「気丈夫な言動は強さの反面、時にさみしげ」
今回、岸井が演じるのは、和宮。公武合体政策のため男装して14代将軍・家茂に嫁いでくる帝の妹宮。降嫁を拒否した孝明天皇の弟になりすまし、身代わりとして母親の観行院と共に京から大奥へ。生まれつき左手が無く、弟ばかりを可愛がる母親からの愛に飢えている。身分を明かし早々と京に引き上げる予定だったが、境遇を知った家茂の思いやりのある計らいに徐々に心を許し距離を縮めてゆく。岸井は「母親に愛されたい、独り占めするために江戸にやってきた和宮の気丈夫な言動は強さの反面、時に可愛くてさみしげです。健気でいたいけな家茂に出会い、心を締め付けていたものが解かれ、本来の純朴な心を家茂にあずけていく姿をとても愛らしく思いました。心の繋がりを信じ、精一杯の愛情で使命を果たそうとした和宮を、チームの皆様のお力を借りて色付けていきたいと思います」とコメントした。
志田彩良、14代将軍・徳川家茂役「誠心誠意努めていきたい」
今回、志田が演じるのは、徳川家茂。14代将軍。若年ながらも聡明さの持ち主。甘いものが好き。公武合体政策で孝明天皇の弟・和宮を迎え入れる。不本意な降嫁をした和宮が少しでも居心地よく過ごせるよう配慮し、寛大な優しさで受け入れ、和宮の心を開く。将軍としての責任感も強く、政にも真摯に向き合い、帝とも信頼関係を築いていく。志田は「出演のお話を聞いた時は、ただただ嬉しく、後に役柄を聞き、何かの間違いなのでは?と思うほど驚きました。あの大奥の世界観に飛び込めるんだ!と、今とてもワクワクしています」と喜びを露わにした。
また、「13歳の若さで将軍となり、周りに支えられながら奮闘する強さと優しい心を兼ね備えた徳川家茂。着させて頂くお着物と役を全うする責任、この2つの重さをしっかりと身に纏い、時代の空気を感じながら誠心誠意努めて参りたいと思っております。1人でも多くの方々に楽しんで大奥をご覧頂けたら幸いです」とコメントした。(modelpress編集部)
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