Uru、木村拓哉主演「風間公親-教場0-」で初の月9主題歌に決定
2023.04.10 22:24
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アーティストのUruが歌う新曲「心得」(こころえ)が、俳優の木村拓哉が主演を務める10日スタートのフジテレビ系新月9ドラマ「風間公親-教場0-」(毎週月曜よる9時~※初回30分拡大)の主題歌に決定。Uruにとって、自身初となる月9主題歌担当となった。
木村拓哉主演「風間公親-教場0-」
原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
Uru、新曲「心得」が主題歌に決定
Uruは、2016年にメジャーデビュー。日曜劇場『テセウスの船』(2020年/TBS系)の主題歌に抜てきされ、物語の盛り上がりとともに流れるバラードが視聴者から「心に響く」と大きな話題を呼んだ。その後も、ドラマや映画の主題歌を数々担当し、『第62回 輝く!日本レコード大賞』の特別賞を受賞するなど、今後さらなる活躍が期待されるシンガーソングライターである。日曜劇場『マイファミリー』(2022年/TBS系)でも主題歌を担当したUruだが、主題歌『それを愛と呼ぶなら』で、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeの人気企画「THE FIRST TAKE」でパフォーマンスすると、現在まで470万再生超えを記録し、話題となってる。
2020年には、木村のオリジナルアルバム『Go with the Flow』へ楽曲提供もしており、木村とのゆかりもあるUruが、『教場』シリーズ初の主題歌を書き下ろしたその楽曲のタイトルは「心得」。静けさの中に確かな意思を感じさせる清廉なバラードとなる。第1話では、物語が進むにつれ、難解なミステリーが次第にひもとかれ、物語のクライマックスとともに流れる「心得」が、今作をさらに盛り上げた。
Uruは「何事にも流されず物事の本質を捉え、追究していく風間の姿に尊敬の念を抱きつつ、自分なりの心得と志を持って歩き続けていれば必ず道はつながっていくということを教えてもらったような気がします。そしてこの曲が、風間や全ての登場人物、作品に寄り添うことのできる曲になってくれることを願っています」とコメントを寄せている。毎話の放送とともに主題歌がどのタイミングで流れるのかも今後の見どころの一つとして、注目である。
なお、Uruの「心得」は5月1日にデジタルシングルとしてリリースされる予定となっている。(modelpress編集部)
Uruコメント
「教場」という作品のファンとして、主題歌を担当させていただけることにとても喜びを感じています。「風間公親-教場0-」に相応しい曲とはどんなものだろうととても悩みましたが、「教場」「教場Ⅱ」や今作の脚本を読んだ直後の感情のままに作っていきました。何事にも流されず物事の本質を捉え、追究していく風間の姿に尊敬の念を抱きつつ、自分なりの心得と志を持って歩き続けていれば必ず道はつながっていくということを教えてもらったような気がします。そしてこの曲が、風間や全ての登場人物、作品に寄り添うことのできる曲になってくれることを願っています。木村拓哉コメント
今回の主題歌が現場に届き、それを耳にしたとき、風間がバディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなりました。目の前に立ちはだかる試練に対して、新人刑事たちそれぞれが苦しみ、悩みながらも、踏ん張る。風間という人物から、新人刑事たちへのメッセージソングになっていると思います。演出・プロデュース 中江功(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
「教場」が連ドラになったからといって、作品イメージはある程度出来上がっており、主題歌は必要ないだろうと思っていました。“ま、仮にあるなら”くらいのつもりでデモを作っていただいたのですが、最初の2秒で魅了されました(笑)。逆に作品の可能性を広げていただいたことに感謝しています。風間と組む刑事たちを見守るだけでなく、風間自身の孤独にも寄り添った、作品への深い愛を感じる、繊細で優しい、心のひだをくすぐるテーマが誕生しました。プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ 編成部)コメント
今作に主題歌は必要有るのか無いのか、有るとしたらどなたに依頼するのか、考え始めてすぐ、頭の中に浮かんだのが、Uruさんでした。静謐(せいひつ)な中にも折れない芯の強さを持った彼女の歌声が、必ず作品に寄り添ってくれるものになるだろうという不思議な確信のもと、一歩一歩打ち合わせを重ねていきました。傷つき、倒れそうになっている全ての人を包み込んでくれる優しさと、それでいて物事を俯瞰して見ているかのような視界の広さを兼ね備えた、唯一無二の楽曲だと思います。
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