岸優太主演「すきすきワンワン！」

本作は、人生諦めモード、必死にならず頑張りもせず“そこそこ”で生きていこうとする26歳ダメ男・雪井炬太郎（岸）と、その元愛犬の生まれ変わり・てん（浮所）との不思議な同居生活を描き、愛し愛され成長していく感動の物語。

いったん勤めた会社もなんとなく辞めてしまい自堕落な生活を送っていた炬太郎の前に「僕はあなたの元飼い犬・てんです！」と名乗る謎の男・木ノ宮が出現。てんにしかわからないモノやコトをずばずばと言い当てる姿を見て、徐々に信じざるを得なくなっていき、自分の為にひた向きに尽くす“木ノ宮”てんに、溶かされ、癒され、しまいには心奪われていく。

炬太郎の情けない恋愛模様に

同居を許されたてん（浮所）は、炬太郎（岸）の役に立とうと家事に勤しむが、炬太郎はどうも調子が狂う様子。てんは人間になった今も犬のときと同様の気持ちを持っており、追いかけっこを期待してきたり、膝に乗ってきたりと元気いっぱい。炬太郎のことが好きで仕方がないようだ。

一方、炬太郎のもとには、元カノ（桜田ひより）から、以前貸したお金を返すように催促が。未練を断ち切るため、てんの「Go！Go！」という応援のもと「借金返済」という名目で元カノに会いに行く炬太郎だったが、なかなか一歩が踏み出せず「お金を返してしまったら、今後電話もメールも来なくなって完全に終わってしまう！」と、未練が残っている様子だった。

自身を待っていた元カノに、しまいには「振込先送るからそこに振り込んで」「彼女がいない自分に成り下がるのが悲しいだけ」と呆れたように言われてしまう炬太郎。何も言い返せずにいた炬太郎だったが、慌てて家を飛び出すと彼女のもとへ。しかし、お金を返すだけで本当の彼女への気持ちは口に出せないままとなってしまった。

そんな炬太郎をてんは玄関で犬らしく迎え、“昔から一緒に食べたかった”というお寿司をケーキとともに振る舞ったてん。そして、「なんでもない日を特別な日に」と炬太郎を優しく励ますのだった。

「切なくてあったかい」ストーリーや、貴重なシーンの数々に反響

炬太郎の切ない恋愛模様とそれを見守るてんの様子に、ネット上では「切なくてあったかい」と話題を呼び、「思いが強すぎて言えないってある、わかる」「心がいっぱいいっぱいの時に玄関あけたら犬が待っててくれて抱きしめたって、経験ある人多いと思う」「こういう時にわんちゃんとかねこちゃんとか、一生懸命慰めてくれようとするって、あるもんね…」「自分と重なって感動した」といったコメントが続々。

さらに、幸せだった恋愛を振り返った炬太郎が元カノとカラオケをする場面については「まさかの岸くんがカラオケ！」「貴重なシーンが見られた」と喜びの声も書き込まれていた。（modelpress編集部）

情報：日本テレビ