紺野彩夏、“幸せな結婚生活”で考え方に変化 パートナーに不審な点があったら?<わたしの夫は−あの娘の恋人−>
2023.01.13 18:01
モデルで女優の紺野彩夏が13日、都内で行われた真夜中ドラマ「わたしの夫は−あの娘の恋人−」(14日スタート/テレビ大阪・毎週土曜深夜1時〜、BSテレ東・毎週土曜深夜0時〜)の記者会見に、主演の山下リオ、共演の泉澤祐希、佐伯大地、主題歌を担当するNAQT VANEのHarukazeとともに出席した。
紺野彩夏、幸せだと思う瞬間明かす
本作は、コミック配信サービス「めちゃコミック」で話題のオリジナル漫画を原作とし、W不倫をきっかけに始まるそれぞれの復讐と思惑、そして新たな恋を繊細に描いたドラマとなっている。主人公の笹野香織を山下が、香織の夫・笹野拓也を泉澤が、拓也と不倫をしている三島睦美を紺野が、睦美の夫・三島恭介を佐伯がそれぞれ演じる。自身の役を演じての感想を聞かれると、紺野は「私が演じた睦美という役は、ある言葉をきっかけに自分の幸せを追い求めて、今の幸せだけを考えて行動をする役なので、ずっと自分の幸せを考えつつ演じていました」と回答。
自身が幸せだと思う瞬間については「友だちとかと美味しいご飯を食べてお酒を飲んでいるときが1番幸せだなと思います」と笑顔で語り、山下から「あとは?(笑)」と深掘りされると、「幸せだなってパッと思いつく瞬間があまりないんですけど、ちょっとしたことが幸せだなと思える人になりたいなと思います」と吐露した。
紺野彩夏、正反対の役に苦戦
続けて、撮影で苦労した点を尋ねられると「睦美という役の性格というか行動自体が私とはまったく反対で、その(睦美の)気持ちを想像できなかったです。先のシーンで感情が爆発するシーンがあるんですけど、普段、感情を爆発させることもないので、そういうのも難しいなと思いました」と打ち明けた紺野。「逆に、拓也と普通にただ楽しんでいるシーンも難しかったです」というと、泉澤が「それは俺のせいかな?楽しませられなかったかな」と嘆いて笑わせ「違うんですけど(笑)、直前まで違うシーンを撮っていて、その日は楽しくって感じだったので、感情を追いつかせるのが難しかったです」と回顧。
具体的に今回の役と普段の自分の違いを聞かれると「私自身は楽しいとか嬉しいといういい感情は出るんですけど、怒りとか悲しいとかは出にくいタイプで、睦美は全部の感情がそのまま素直に出るので、怒るシーンとかは睦美がなんで怒っているのか考えながらやるのが難しかったです」と答えた。
紺野彩夏、“結婚”生活を回顧
また、劇中で香織のマイルールが登場することにちなみ、自身が仕事をする上でのマイルールを尋ねられると、紺野は「割と何にでも対応できるように、臨機応変に挑戦できることにはなんでも挑戦しようっていうのを、ルールにしているわけではないんですけど、できるようにしようと思っています」と告白。最近はABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『私たち結婚しました4』で“結婚”生活を送ったり、今作では不倫をしたりしているが、結婚に対するイメージの変化はあったか聞かれると「先週までは幸せな結婚生活をテレビで流していたんですけど(笑)、年齢的にも結婚は現実的な話ではなかったのでどこか遠い話だったんですけど、ABEMA(『私たち結婚しました4』)の方では結婚っていいなって。そういう形を取ることはすごくいいことだなって考えるようになりました。でもこのドラマ自体はちょっとどこかの国にお話じゃないですけど、自分の生活とはかけ離れてしまっているなという感じがします」と語った。
紺野彩夏・山下リオら「不倫はどう思う?」に回答
さらに、不倫についてどう思うか聞かれ、佐伯が「僕からでいいですか?いけないことだと思います!」と最初に答えるとほかのキャストから「ずーるー!」と声が飛ぶなど仲睦まじい様子で会場を和ませた。改めて山下は、本作をきっかけに不倫について考えるようになったそうで「私は基本的に誰かを傷つける行為はしてはいけないという中で生きていますが、“恋って止められる?”って部分もありますし、それを“守るべきもの”があるので止めるというのも人間ができることでもあるので、善悪ってなんだろうって原点回帰になるというか、人間の作り出したルールってなんだろうって。(結局)最後までわかりませんでした!」と胸の内を明かした。
泉澤も「よくない認識はある」としつつも、「何をするのかわからないのが人間という生き物だと思っていて、その人が正義でやっていると思っていても、その人以外はダメなことという認識もあるし、本当に難しい問題だなと思います。自分の欲求には勝てない方たちがそういうことをしてしまうと思うんですけど、自分がするかしないかって考えたときに、絶対にしないんですよ。それには自信があって、そこの気持ちもうまく説明できないのが不甲斐ないんですけど、絶対にダメなことって認識です」とコメント。
紺野は「もちろんダメなことというのが大前提なんですけど、現実的じゃなさすぎて大人たち(ほかのキャスト)の意見に賛成みたいな感じになっちゃうんですけど(笑)、本当の意味での幸せは不倫の向こうにはないんじゃないかなっていうのは、私がこのドラマを通じて思ったことなので、本当の意味での幸せは掴めないんじゃないかなという印象です」と語った。
紺野彩夏ら、パートナーに不審な点があったら?
劇中では、香織が拓也と睦美を別れさせようと奮闘する姿が描かれるが、もし自分のパートナーに不審な点があったらどのような対応をするか質問されると、山下は「私は感情が爆発する人間なんです。なので、そのまま大爆発してブラックホールに送り込みます(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑い、泉澤は「革新的な何がはあれば僕も追求しちゃうと思うんですけど、その時点ですぐに離婚という形になると思いますね。めちゃくちゃ怒るというより、冷静に対応すると思います。たぶん」と想像。紺野は「怒ったりも泣いたりもせず、ただ事実だけを詰めてそのままシャッターを閉じると思います」といい、「連絡を取らないのはもちろんですけど、視界に入れないというか、自分の生活上のテリトリーにいないようにする。出かける場所とかご飯の場所でさえもバッティングしないようなところに追いやるかな」と力を込めた。
佐伯は「自分と一緒にいる時間以外をそこまで追求するタイプではないので、そういうことを知らないように生きていきたいですね。知っちゃったら僕もブラックホールに送るかな」と話し、自身は修羅場体験をしたことがあるか聞かれると「なんで僕だけその質問…」と困惑して笑わせた。(modelpress編集部)
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