久間田琳加主演「ブラザー・トラップ」

本作は、電子コミックサービス「LINEマンガ」にて1億3000万viewを突破した人気漫画を実写化。元カレとわだかまりが残ったまま別れてしまったことがきっかけで、恋愛に積極的になれなれない大学生・立花あかり（たちばな・あかり）に訪れた久々の恋。しかし、相手の年下男子・成瀬和泉（なるせ・いずみ）はなんと元カレの弟であったことが発覚。その事実は、いつしか本人たちも知ってしまい…。この三角関係を中心に繰り広げられる、繊細で一途なドキドキのピュアラブストーリーだ。

主人公の立花あかりを久間田琳加、あかりと惹かれ合う年下男子・成瀬和泉を山中柔太朗が演じることは既報の通りだが、このたび、二人の関係を揺さぶる和泉の兄・成瀬大和（なるせ・やまと）役に塩野が決定した。2011年に開催された第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞とAOKI賞を受賞。翌年3月に芸能界デビューし、さまざまなテレビドラマや映画、舞台に出演。端正な顔立ちで、ミステリアスな空気感も放つ個性派俳優として活躍の幅を広げており、本作がTBS連続ドラマ初出演となる。

塩野瑛久、久間田琳加の元カレ役で三角関係に

そんな塩野が演じる大和は、あかりの高校時代の元カレで、和泉の兄。和泉とは正反対で器用に物事をこなし、明るい性格で人付き合いもうまく男女関係なくモテている。相手に心配をかけるような言動やわがままを言うことはあまりないが、それは人に対してなかなか本音を言えず、自分の気持ちを自分でも知らないうちに隠しているという一面も持っているからである。

大和は元カノのあかりと弟・和泉が惹かれあっていることを知りつつも、改めてあかりへの想いに気づく。そして、あかりの気持ちを自分に向けようと、あかりを揺さぶる行動に出て？はたして、あかりと和泉、そして大和の三角関係の行きつく先は？塩野演じる大和が、久間田演じるあかりと山中演じる和泉との間でどのような行動をとるのか？

塩野は「昨今は割と刺激強めな恋愛ドラマが多い中、どちらかというと王道路線の恋愛ドラマがきた！と思いました（笑）。とはいえ兄弟で1人の女性を巡るわけですからシビアと言えばシビアですね」と本作への印象を明かした。

「ブラザー・トラップ」キービジュアル完成

そして、『ブラザー・トラップ』のキービジュアルが完成。あかりを中心にその左右を成瀬兄弟が囲み、兄弟の目線は共にあかりの方に向けられている。あかりの何か物思いに耽るようなアンニュイさも感じられる表情は、ストーリーへの想像を搔き立てられる。また、大和があかりの後ろ髪を引いているというポージングは、あかりがまだ大和へ心残りがあることを暗に表している。

さらに、この『ブラザー・トラップ』のテーマの一つである“三角関係”をイメージさせる背景も相まって、物語への期待が高まる美しくエモーショナルなキービジュアルとなっている。（modelpress編集部）

塩野瑛久コメント

この作品のお話をいただいたとき、昨今は割と刺激強めな恋愛ドラマが多い中、どちらかというと王道路線の恋愛ドラマがきた！と思いました（笑）。とはいえ兄弟で1人の女性を巡るわけですからシビアと言えばシビアですね。台本を読んで、各々の人物像をイメージしながら、監督含めスタッフの皆さんとリハーサルを重ねながら擦り合わせていきました。

僕の演じる大和に対して不誠実でありたくないなと思っています。久間田さん演じるあかりと山中さん演じる和泉の関係を、ただかき乱す役割にはしたくないので、大和の中に渦巻く感情をうまく汲み取り、演じていきたいなと思います。

プロデューサー・阿部愛沙美コメント

気配りができて人付き合いも上手、大人な余裕もあるのに冗談も言えて、その上イケメン！だけど心の中までは読めない…女性なら誰でも一度は憧れてしまう男性、それが大和です。

とても魅力的な役ですが、陰と陽が背中合わせのこの役は演じるには難しいとも思いました。お芝居経験の豊富さはもちろん、カッコよさとかわいさを兼ね備え、その手の上で転がしてほしい…！正直、私の中では塩野さん一択でした。以前よりご一緒したいと思っていた俳優さんでもあったので、オファーを受けていただけたときは本当にうれしかったです！

あかりへの気持ちに気付いた時、我慢できず溢れてしまう想いと、裏腹な行動をしてしまう大和ですが、日々真摯に向き合ってくださる塩野さんに「そんな顔しないで、大和先輩…！」とモニターを見ながらウズウズしています。

私は、ベストな兄弟ができた！と満足しているので、皆さんにも成瀬兄弟の沼にズブズブとハマって抜け出せなくなってもらえたら本望です！