「少年のアビス」最終回 FANTASTICS堀夏喜、激怒に絶望…ジェットコースター級の振り幅が話題「演じ切れるの凄すぎる」「30分でここまで観られるなんて」

荒木飛羽主演「少年のアビス」

2020年から「週刊ヤングジャンプ」で連載をスタートし、累計発行部数100万部突破中の人気コミックを実写ドラマ化した同作は、閉塞感が漂う田舎町の小さな世界の中で、行き場がない高校2年生の少年・黒瀬令児（荒木）と強烈な個性を放つ登場人物たちの、“心中”から始まるスーサイドラブストーリー。

北野日奈子がアイドルのはずがなぜか田舎町にやってきて令児と心中を試みる青江ナギ役を演じるほか、令児の幼馴染の“チャコ”こと秋山朔子役を本田望結、峰岸玄役を堀、令児の担任・柴沢由里役を松井玲奈、令児の母・夕子役を片岡礼子、夕子の同級生＆ナギの夫で小説家の似非森耕作役を和田聰宏が務めている。

玄、激動に絶望…感情が大きく変化

最終話では、玄が令児に抱いていた執着心や独占欲がそのままナギへの暴力となり「お前が来てから狂った。全部おかしくなった。返せ返せ返せ！！」と彼女を蹴りながら激怒。

さらには令児に、小学5年生の時に令児の父を殺害したことを告白。それでも「ナギさんを埋めるなら、俺も一緒に埋めてほしい」と懇願する令児の胸ぐらを掴み「俺にまだ背負わせるのか？死体守って1人で生きろっていうのか？」とこぼしたり、令児を殺そうとするも結局出来ず「お前が好きだ。令児」と初めて本心を明かしたりと、約30分の中で玄の感情はジェットコースターのように動いた。

堀夏喜の演技力に絶賛集まる

さらにナギに暴力をふるっていた時はオールバックで鋭い眼差しだったが、令児へ真実を語る場面では無造作ヘアで今にも消えてしまいそうな儚い表情に。虚勢を張っていた最初の頃から徐々に余裕がなくなっていく様子が、見た目の変化でも明らかとなった。

視聴者の間でも、最終話での玄のシーンの多さは大きな話題となり、難役を見事に演じ切った堀には「1話の中での感情の振り幅がハンパない」「この玄を演じ切れるの凄すぎる」「30分でここまで観られるなんて…」など絶賛のコメントが上がっていた。（modelpress編集部）

情報：MBS