IMPACTors佐藤新・井上祐貴・石川恋、川口春奈主演「silent」出演決定
2022.10.03 05:30
views
女優の川口春奈が主演、Snow Manの目黒蓮が共演する10月6日スタートのフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)に、佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)、井上祐貴、石川恋が出演することが決定した。
川口春奈&目黒蓮「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーを描いていく。佐藤新、フジ連ドラ初出演で川口春奈の同僚役
フジテレビ系連続ドラマ初出演となる佐藤が演じるのは、主人公・紬が働く渋谷の大型CDショップの同僚・田畑利空。現在就職活動中の田畑は、めんどくさがりで仕事に対するやる気をなかなか見せようとしない21歳の大学生。そのため普段から無気力な言動も多く、店長から頼まれた仕事であっても、適当な理由を付けて紬に押し付けてしまうことも。一方で、正社員の誘いを受けている紬に就活の悩みを打ち明けたり、かと思えば、悪気なく意地悪な質問をしてきたりするなど、紬には心を許してなついているようなところもあるようで…。2020年にジャニーズJr.の中から結成されたIMPACTorsのメンバーである佐藤は、翌2021年に映画『鳩の撃退法』でミステリアスな大学生役を演じたほか、ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(2021年7月期/テレビ朝日)では不良学生と高校の生徒会長という2つの役柄を見事に演じ分けるなど話題を呼んだ。さらに『高良くんと天城くん』(2022年7月期/MBS)では自身初主演を務めるなど、その演技に注目が集まっている期待の若手俳優である。
今回、田畑という役柄を演じるにあたり、「力をできるだけ抜いて田畑くんの何も考えてない、適当で雑な感じが出せればいいなと思いながらお芝居しました」と話すように、これまでとはまた一味違う佐藤の演技に注目だ。
井上祐貴、川口春奈の同級生で鈴鹿央士の親友役
井上が演じるのは、主人公・紬の同級生であり、想や戸川湊斗(鈴鹿央士)と同じサッカー部に所属していた野本拓実。社会人になった今でも湊斗をはじめとした、かつてのチームメートに声をかけてよくフットサルをしている。そんな拓実は友達思いで熱いところがあり、それゆえに心に思ったことを相手の気持ちをくみ取る前に、ついストレートにぶつけてしまう時も。思わぬ形で想との再会をはたすことになった親友・湊斗の悩みにも率直な気持ちをぶつけてしまい…。井上は「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」(2017年)にて審査員特別賞を受賞。2018年に芸能界入りし、ミュージカル『ピーターパン』で俳優デビューする。翌2019年に『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京)で主人公・工藤ヒロユキを演じた事をはじめその後ドラマや映画で活躍。また去年は、番組放送開始から28年目で初めて番組内にてドラマを放送したことで話題を呼んだ『めざましテレビ』の連続ドラマ『めぐる。』にも出演するなど、注目度がさらに高まっている若手俳優の1人。そんな井上にとっては本作がフジテレビ系ゴールデン帯ドラマ初出演となる。
石川恋、目黒蓮の姉役で4年ぶり木曜劇場出演
石川が演じるのは想の姉で、現在は結婚して実家を離れている井草華。今は2歳の息子・優生を連れて、よく実家に顔を出している。幼い頃は、いつも穏やかで周りの人間への思いやりを忘れない想に比べ、妹の萌(桜田ひより)とともに自由奔放に育った華だが、母・律子(篠原涼子)と本音で話し合えるが故にぶつかってしまうこともある。耳が聞こえなくなって以降、想のことばかり気にするようになった律子に対して複雑な思いを持っているようで…。モデルとして活躍する石川は、映画化もされた人気書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(2013年)で表紙モデルを担当し一躍注目を集めると、2015年には映画『キリングカリキュラム~人狼ゲーム序章』で俳優デビュー。さらに『ラヴソング』(2016年4月期/フジテレビ)でドラマ初出演を果たすと、その後も数々の話題作に出演。近年では東野圭吾原作のヒット映画『マスカレード・ホテル』(2019年)、映画『マスカレード・ナイト』(2021年)で、舞台となるホテルのフロントクラーク役を演じるなど活躍を続けている。石川が木曜劇場に出演するのは『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(2018年10月期)以来4年ぶりとなる。(modelpress編集部)
佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント
まさか自分がこの作品に出演させていただけるなんて思ってもなく、少しでも関われる事がとてもうれしかったです。そして、目黒くんとご一緒出来ることは本当に光栄です。この作品は物語もとてもリアルで、読むごとにその世界観にのめり込んでしまいました。紬が想に対してこれからどう向き合っていくのか、この2人が今後どうなっていくか楽しみで仕方ないです。また、目黒くんの役に対するストイックな姿勢を僕はすごく尊敬しているので、この役を目黒くんが演じたらどうなるんだろうというワクワク感でいっぱいです。演じる田畑利空という役は、常に脱力している感じの子で、無気力で仕事に全くやる気がないゆとり男子という印象です。力をできるだけ抜いて田畑くんの何も考えてない、適当で雑な感じが出せればいいなと思いながらお芝居しました。今回、新しい撮影環境でとてもドキドキしましたが、一生懸命演じさせていただきました。翻弄(ほんろう)されながらも前に進み続ける2人を最後までお見逃しないように。そして、素晴らしいキャストの皆さんが出演される『silent』、最終話までぜひ楽しんでください!
井上祐貴コメント
今回お話をいただいた時、うれしいと同時に、初めて木曜劇場に出演させていただく事にも気合いが入り、全力でぶつかってみようと思いました。そして、台本を読み進めていくうちに、どんどんのめり込み、登場人物それぞれに感情移入し、苦しくて切ない中にある優しさに心を奪われていました。人間誰もが持っている繊細な感情が散りばめられていて、この台本が映像になっていくのが本当に楽しみだなと感じました。僕が演じる拓実は友達思いで熱い人。でも熱いが故に思ったことや感じたことを、言葉を選ばずストレートに言ってしまい、“傷付けてしまった”と後悔してしまう。でも後悔した時ちゃんと謝る、伝える、という事がきちんとできるのが拓実だと思っています。同じように僕自身も悩むことがあります。自分だったらどうするか、拓実だったらどうするか、僕なりに考えながら表現できればと思います。紬や想をはじめ、登場人物がおのおの悩み、苦しみ、葛藤しながらも前に進んでいく様子を是非楽しみにしていてください。僕もとてもすてきなキャストの皆さん・スタッフの皆さんに全力でついて行って『silent』の沼に飛び込みたいと思います。
石川恋コメント
生方さんの脚本と村瀬プロデューサーの書かれた企画書を拝見した時に、間違いなく多くの人の心に響く作品になると思いました。共演者の皆様は尊敬する役者の方々ばかりで、同じ作品に携われることをとてもうれしく思います。台本は1話1話がリアルで繊細な世界観に魅了され、小説を読んでいるようでした。生方さんが紡ぎ出す言葉達がすっと心に入ってきて自然と感情が揺さぶられ気付けばこぼれ落ちる涙を拭いながら台本をめくっていました。きっと見てくださる多くの方の心に響く作品になると思います。華という役は実際に私自身と同じ長女で、弟がいるので、もし同じ境遇に立っていたらどうしていたかな…と想像しました。きっと“自分がしっかりしなければ”と影の大黒柱のような存在になっていたのではないかと思います。初挑戦の母役ということもあり、今まで以上に“家族”について深く考えさせられました。長女として、母として、家族とどう関わっていくか、丁寧に華と向き合っていきたいと思います。切ない描写もありますが、愛と優しさにあふれた温かい作品です。夏が終わり、秋から冬にかけて空気が澄んでいくように、静かに皆様の心に響いていく作品にしたいです。
プロデュース・村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
今回もまた、ドラマ『silent』の世界に彩りを加えてくださる方々の出演をお伝えすることができます。まずは、佐藤新さん。この夏、IMPACTorsのコンサートに行ったのですが、その際に、IMPACTorsに吹いている“風”を強く感じました。メンバーの皆さん全員がすてきにカッコいいことにも驚いたのですが、その中でも、センターを務める佐藤さんのまとっているオーラには特別なものを感じました。今回、演じていただく田畑は、少し怪しい雰囲気を持った若者です。何を考えているのかわからない雰囲気、ともすれば何かしでかすのではないか、という怪しい雰囲気を、スターオーラをまとった佐藤さんがどのように演じるのか、楽しみにしています。井上祐貴さんを知ったのは、子供と一緒に見ていた『ウルトラマンタイガ』でした。あんまり自分に自信がないのに地球を救う等身大のヒーローを演じる彼を見て、憧れの視線を送る息子とは違った目で共感すると共に、いい役者さんだな、と思っていました。めざましドラマ『めぐる。』では、老人たちに混ざって新聞配達をする好青年の役をお願いしたのですが、狙いだった“個性のなさ”を見事に表現していただきました。今回は逆に、ちょっと感じの悪い芝居も求めてみようと思っています。井上さんの新しい一面が見せられたらうれしいです。
石川さんは、ずっとお会いしたいと思っていた方でした。かつて、何気なく入った書店で平積みにされていた本の表紙を見て“なんてすてきなんだ!”と思い、中身もよくわからないままその本を購入してしまったことがありました。それが『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』、その表紙モデルを務めていたのが、石川恋さんでした。CDをジャケ買いしたことは何度もありましたが、書籍をジャケ買いしたのはそれが初めてでした。その後、女優となった石川さんをドラマや映画で見るたび、とっても熱量のある芝居をする方だな、と感じていました。芝居が好きで好きでたまらない、そういう思いが伝わってくる感じがしていました。
今回、目黒蓮さんと桜田ひよりさんのお姉さんで、しかも、篠原涼子さんの長女、というこの華の役を誰に演じてもらったらいいんだろう?と考えたとき、僕の中で石川さんの顔が思い浮かびました。圧倒的な華があり、それ以上に、この強固なメンバーに対して負けることのない熱量を、石川さんなら感じさせてくれるだろう、と思いました。既に何シーンか撮影したのですが、とんでもない美形家族でありながら、それ以上に熱量のあるイメージ通りの“佐倉家”が誕生したと思っています。
【Not Sponsored 記事】