Official髭男dism、新ドラマ「silent」主題歌に決定 川口春奈&Snow Man目黒蓮らも絶賛
2022.10.01 05:00
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人気4人組ピアノPOPバンド・Official髭男dismが、女優の川口春奈が主演、Snow Manの目黒蓮が共演する10月6日スタートのフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~ ※初回15分拡大)の主題歌を担当することがわかった。9月29日、同局にて行われた制作発表にて解禁された。
川口春奈&目黒蓮「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。主題歌を担当するOfficial髭男dismは、2018年に“月9”で放送され、のちに映画化もされた人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』の主題歌『ノーダウト』でメジャーデビュー、心に残る歌詞を誰もが思わず口ずさんでしまう心地よいメロディーにのせて多くのファンを魅了し続ける、まさに令和を代表するアーティスト。“ヒゲダン”の愛称でも親しまれている彼らが今回ドラマの企画書と台本を読み、完全オリジナル作品である『silent』の世界観に共感。本作のために書き下ろしで楽曲を提供することを快諾し、実に4年ぶりとなるフジテレビ系連続ドラマの主題歌を担当することとなった。
Official髭男dism「Subtitle」が主題歌に
この作品のためだけに書き下ろされた曲のタイトルは『Subtitle』(読み:サブタイトル)。「字幕」の意味を持つこのタイトルに象徴されるように、メンバーたちによる「聴いてくださった皆さんの日々に何か、彩りを添えられるような楽曲になれば」という願いが込められた楽曲になっている。ボーカルを務める藤原聡の透き通る歌声から始まるこの曲は、サビで流れる「言葉はまるで雪の結晶」という歌詞が表すように、ドラマのなかで紡がれていく“大切な人を想う心”の美しくもはかない様子を、色彩豊かなピアノを中心としたメロディーとともに描いていくのが印象的なラブソング。木曜の夜に届けられるこの物語と曲に触れた人たちが、思いを伝えることの尊さや、自分の心に素直に向き合えることができる一曲になっており、改めてOfficial髭男dismが持つ繊細で優しい魅力がぎゅっとつまった作品に仕上がっている。
Official髭男dism、VTR出演でコメント「とても嬉しかった」
会見にVTR出演したOfficial髭男dism。夏から制作を始めたそうで、藤原は「プロデューサーの村瀬(健)さんが、来てくださって、熱意と(作品の)素晴らしさをたくさん伝えてくださった」と明かし、「このドラマをご覧いただいたみなさんに、彩りを加えられるような楽曲を作れたらいいなという思いでやってきたんですけど、我々のことも信頼していただけたので、いろんな実験もさせていただきました。その結果、とても壮大で思いを伝えるということに対して嘘偽りのない楽曲が生まれたので、我々としても、また新しい扉を開けたようなそんな楽曲になりました。描き下ろしさせていただいてとても嬉しかったです」と語った。会見に登壇した目黒は「何回も聞いていて、初めて聞いたときもすごく素敵な曲だなって思ったんですけど、聞くたびにいい曲に自分の中でなっている気がして、早く本編の中で聞ける日を楽しみにしています」とすっかりハマっているよう。鈴鹿央士も「昨日の夜、台本を読みながらこの曲をかけていたんですけど、ちょっと大号泣しちゃって。今日ちょっと目が赤いんですけど、一つひとつのシーンが積み重ねていくごとにこの曲の深さもわかるし、本当にぴったりな素敵な曲だなって、心がギューってなりました」と感想を語った。
主演の川口も「本当に素敵な楽曲を書いていただいたことに感謝していますし、このドラマの世界観にさらにグッと深みが増していく、そんな曲をいただけて大変光栄に思っています」と感謝した。
村瀬健プロデューサーコメント
村瀬プロデューサーは「ラブストーリーにとって、主題歌は命です。この『silent』という企画を考えたとき、最初に頭に浮かんだのが、Official髭男dismでした。藤原さんのあの優しいけどせつない歌声、最高に美しくて最高にせつないメロディー、そしてオリジナリティーあふれる言葉でありつつも、心をぐわっとわしづかみにされて、ぐわんぐわん揺さぶられるような歌詞。このドラマのテーマや世界観を考えたとき、髭男さん以上のアーティストはいないと思いました。どうしても主題歌をお願いしたくて、メンバーの皆さんに直接お会いしてプレゼンをさせていただく機会をレーベルの方に(半ば無理矢理)作っていただきました。魂を込めて書き上げた企画書と、その時点ではまだ確定になっていない人も含めた僕の“夢想キャスト”による人物相関図(結果全員出演して頂けたのですが!)を手に、どうしてヒゲダンさんなのか、どうしてヒゲダンさんじゃなければいけないのかを、汗だくになりながら数時間に渡って夢中で語らせていただきました。藤原さんも、小笹さんも、楢﨑さんも、松浦さんも、こちらが恐縮するくらい真剣に話を聞いて下さり、まずそのことに感動したのを今でもよく覚えています。やがて、藤原さんから、もしもやるとしたらどんな曲がいいか、というようなお話しが出てきた時には、(まだお引き受けいただけたわけではないのですが)心の中でこっそりガッツポーズをしました。そして、そこで藤原さんが話して下さった曲の方向性を言葉でお聞きしただけで、その時点で既に“わ、これ、名曲できちゃう”と感じました。
数日後、主題歌を作っていただけるという返事をいただいた夜は、まだこの世に生まれてもいない曲を勝手に夢想して一人祝杯を上げました。季節が巡り、秋になった頃、この曲の1コーラスデモが届いた日のことは一生忘れないと思います。“神曲できちゃってるじゃないですか!!”とディレクターの守谷さんに興奮しながら電話しました。象徴的なサビのフレーズ“言葉は雪の結晶”も、Bメロの“伝えたい 伝わらない”も、最初にいただいたデモの時点で、あのメロディーのまま、ありました。よくもここまで見事に、このドラマの世界をメロディーと歌詞で表現してくださっていると、感動を通り越して、驚愕しました。僕たち、スタッフ・キャストみんながこのドラマで描きたいと考えているテーマ、思い、メッセージ…その全てを見事に音楽で表現して下さっている、最高・最強の主題歌だと心の底から思っています。
この『Subtitle』は、間違いなく冬のラブソングの定番として未来永劫まで残っていく曲になるでしょう。何年か先にも、この曲を聴いた人の心の中で『silent』のシーンが思い出される、そんなドラマにできたらと強く強く思っています。この曲の歌詞にある通り、“字幕”のように寄り添い合っていけたら幸せです。ヒゲダンの皆さん、最高の主題歌を作って下さり、本当に、本当に、ありがとうございました」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
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