木村佳乃、NHK痛快介護ドラマで主演 原作は林真理子「我らがパラダイス」
2022.09.27 17:22
女優の木村佳乃が主演を務めるプレミアムドラマ『我らがパラダイス』(NHK BSプレミアム・BS4K毎週日曜よる10時~/全10回)が、2023年1月8日より放送されることが決定した。
木村佳乃主演の痛快介護ドラマ「我らがパラダイス」
原作は林真理子の『我らがパラダイス』。物語の舞台は、朝子(木村)が看護師長として働く高級施設セブンスター・タウン。ここでは、富裕層の老人たちが人生の最終章の日々を優雅に送っていた。つましい生活をしながら母親の面倒を見ている朝子にとって、それは自分には縁遠い世界だった。セブンスター・タウンのちゅう房で働くさつき(高岡早紀)も同居する親の世話をし、同僚の邦子(堀内敬子)も父の介護をめぐって家族の中で問題を抱えていた。弟の慎一(近藤公園)が家に転がり込んできたことで、朝子には母親の施設探しの問題がのしかかる。さつきも邦子も人生の逆風を受ける日々。職場では上司の福田(橋本じゅん)が自分たちを困らせる。「ちょっと待って!私たちを笑顔にさせないこの世の中、いくらなんでもおかしくない?」。朝子たちは現状を打破するための大胆な計画を実行に移し、そしてセブンスター・タウンに集う人びとのドラマが生き生きと動き始める。朝子たちは地上に楽園を見つけられるのか?
主演・木村のほか、高岡、堀内、橋本、渡辺正行、油井昌由樹らが集結する。
木村佳乃が意気込み「これ以上ないほど人間臭く演じる」
主演を務める木村は原作・林氏のファンであるとし、「林さんの小説に出てくる女性達はとにかくリアル。とても人間臭く、綺麗事だけではない、まさに匂い立つような生々しさ。私に頂いた役もまさにそれです。それに加えて自分の親の介護問題まで…これは私自身にもとても身近な問題です」とコメントし、「これ以上ないほど人間臭く演じようと奮起しております」と意気込みを語った。(modelpress編集部)木村佳乃コメント全文
林真理子さんのファンであります。林さんの小説に出てくる女性達はとにかくリアル。とても人間臭く、綺麗事だけではない、まさに匂い立つような生々しさ。私に頂いた役もまさにそれです。それに加えて自分の親の介護問題まで…これは私自身にもとても身近な問題です。果たしてどんなドラマになるのか。今から楽しみでなりません。これ以上ないほど人間臭く演じようと奮起しております。高岡早紀コメント
「人生100年時代、私たちは長い人生をどう生き抜いていくのか」という林先生の言葉がとても印象的です。幸せの形は人それぞれですが、それでも最上の人生を送らせたい、送りたいという気持ちは誰にでもあるものだと思います。この作品を通じて、そんなことを感じながら「笑えて泣ける、社会派クライムコメディドラマ」をお届けできるよう、スタッフ、キャストの皆様と楽しく撮影に臨みたいと思います。さつきは明るく前向きで、親から受け取った愛情を人に対しても与えることが出来る人です。天真爛漫な面もありますが、何故か憎まれない、、、そんなキャラクターが作れればな、と思います。
堀内敬子コメント
「介護は優しい人が馬鹿をみる」と言う、林真理子先生の痛烈なメッセージの原作を読ませていただきました。誰もが通る可能性がある道に、ドキドキしながら読みすすめさせていただきました。数々の映画に携わってこられた、平山監督。その座組というだけで、緊張します。木村佳乃さん、高岡早紀さんという、パワフルなお2人と、がっつりとお芝居させていただくのも初めてですので楽しみです。良い作品になるように、力を尽くしたいと思います。
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