鈴鹿央士、木曜劇場に初出演「silent」で川口春奈の現恋人役 初回放送日も決定<コメント>
2022.09.12 05:30
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俳優の鈴鹿央士が、女優の川口春奈が主演を務める10月スタートのフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~)に出演することが発表された。木曜劇場初出演となる。さらに、放送開始日は10月6日、初回は15分拡大スペシャルで放送されることも決定した。
川口春奈主演「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬(あおば・つむぎ)がかつて本気で愛した恋人である目黒蓮(Snow Man)演じる佐倉想(さくら・そう)と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリーを描いていく。鈴鹿央士、木曜劇場初出演で川口春奈の現在の恋人役
鈴鹿が演じるのは主人公・紬の中学時代からの同級生であり、現在紬が交際している相手・戸川湊斗(とがわ・みなと)役。そして紬のかつての恋人・想とは高校時代にサッカー部で知り合い親友だったという間柄。そんな湊斗は、紬と想と3人で同じクラスになった3年生の時、自分が恋心を抱いていた紬と、共に汗を流してきた親友の想が、互いに好意を寄せていることに気づいてしまい、大切に思える2人が付き合うことを複雑に感じながらも祝福することを決めた過去を持つ。それでも紬への思いを胸に秘めていた湊斗は、高校卒業後に紬が想と別れたことを知り、その後、同窓会で再会したことをきっかけに、紬と付き合うことに。そして、付き合って3年が経ち、次第に将来のことを考え始めるようになってきた頃に再び想が現れたことで心がざわつきはじめ…。
鈴鹿央士、優しい青年役に「寄り添いながら演じていければ」
鈴鹿は2019年に連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)に出演。映画『蜜蜂と遠雷』(2019年)では、「第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞」をはじめ、数々の映画祭の新人賞を独占。その後『MIU404』(2020年7月期/TBS系)に出演したほか、昨年には日曜劇場『ドラゴン桜』(2021年4月期/TBS系)で、成績優秀がゆえに同級生を見下してしまうという憎まれ役を好演。心情の移り変わりを見事に表現する演技が話題を集めた。さらに今年に入ると、土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』(2022年4月期/東海テレビ・フジテレビ系)で自身初となる連続ドラマ単独主演を果たすと、『六本木クラス』(2022年7月期/テレビ朝日系)など話題作へ次々に出演するなど、活躍の幅を広げ続けている。
今注目される若手俳優である鈴鹿が、「人の心を見つめて優しく汲み取る湊斗に寄り添いながら演じていければ」と話すように、恋と友情に揺れながら、自分よりも大切な人の幸せを思える優しい青年という役どころを、どう表現していくのか注目だ。(modelpress編集部)
鈴鹿央士コメント
― 今作の出演が決まった時の思いをお聞かせください。今回初めてフジテレビ木曜劇場に出演させていただきます。前クールに続き、木曜日です。なんだか木曜日に愛着が湧くようになってきました。川口さんと目黒さんはじめ、素敵なキャストの方々とお会いするのが楽しみです。現場にいる方々からたくさんのことを吸収して、必死に皆さんについて行きたいなと思っています。
― 台本を読んだ感想・印象はいかがでしたか?
台本に書かれた言葉1つ1つの思いをちゃんとくみ取らないと、少しのニュアンスの違いで違ったものになってしまうし、心情の描き方がとても繊細で、いろんなことを考えながら読んでいてとても楽しかったです。ワンシーンワンカット、大切に紡いでいきたいなと思いました。
― 戸川湊斗の役柄についての印象や、演じるうえで心がけたいことを教えてください。
劇中に“主成分優しさ”というセリフがあるように、本当に優しい人だと思いました。でも、生きづらそうだなとも思いました。優しさ故に抱え込んでしまうものがあって、1人で悩んでしまうこともあって。そんな湊斗が、自分の好きな2人が再会し、その間に挟まれた時どんな行動をするのか。人の心を見つめて優しく汲み取る湊斗に寄り添いながら演じていければ良いなと思っています。
― 共演となる川口春奈さん、目黒蓮さんについての印象は?
お2人とは今回初めてご一緒させていただくのですが、お2人とも笑顔が素敵で、声を聞いていると落ち着く感覚がありました。肌感覚でわかるものがあると思うのでイメージを固めすぎずに、直接お会いして何か話せる機会があればたくさんお話ししていきたいです。
― 放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
人を好きになること。両思いになること。僕は奇跡のようなことだと思います。親友のことを思う気持ちと恋人を思う気持ち。この間で湊斗がどんな行動をするのか、紬と想がどうなっていくのか。せつなくも優しくて温かい。見てくださる皆さんに愛してもらえる作品になればうれしいです。俳優部の1人として全力以上で向き合います。是非、ご覧ください。
プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
湊斗は、みんなから“主成分優しさ”と言われるほどに優しい男です。誰に対しても優しくて、誰からも愛されている。でも、だからこそ、ひそかに内に秘めている思いは当然ある。それがあふれ出してしまったとき、彼は、そして周りの人はどうなるのか?そういうところも含めて、この湊斗という役は非常に演じがいのある役だと思いますし、それだけに誰に演じてもらうかが非常に重要でした。映画『蜜蜂と遠雷』(2019年)で初めて鈴鹿さんを見たときの衝撃は今も忘れられません。大げさではなく、この世に天使が舞い降りたのかと思いました。そう感じるほどに、あの純粋無垢な天才少年の役を見事に演じきっていました。今回の湊斗も、ある意味であの映画に通じる役だと思います。でも、湊斗は決して純粋無垢ではないし、聖人君子でもない。“主成分優しさ”であるがゆえの苦しみや悲しさまで含めて、あの映画から3年を経た今の鈴鹿さんなら間違いなく演じきってくださると思い、この役をオファーしました。大好きな恋人・紬と、大好きな親友・想、川口春奈さんと目黒蓮さんとの間で、思い、悩み、苦しむ鈴鹿央士に、ぜひ注目して頂きたいです。
【Not Sponsored 記事】