シシド・カフカ「人生何が起きるか分からない」 ピクサー最新作でスカパラと初タッグ<リメンバー・ミー>
2017.12.05 04:00
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ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(2018年3月16日公開)の日本版エンドソングを、シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラが担当することが決定した。
シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラが日本版エンドソング
11月22日に全米公開し初登場第1位を記録した同作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。主人公は、ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。物語の重要なカギを握るミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」を手掛けたのは、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。
そして今回、同作がメキシコの“死者の日”にインスパイアされて製作されたことから、メキシコ生まれであり、最近ではアーティスト活動以外にも映画、テレビと活躍の幅を広げているカフカと、中南米でのツアーも精力的に行ない話題となっている東京スカパラダイスオーケストラに白羽の矢が立った。
劇中で主人公ミゲルが憧れる歌手デラクルスが歌う「リメンバー・ミー」を、スカパラが楽しく陽気なリズムとメロディにアレンジ。そこに、カフカの透き通るような歌声が合わさり、一度聴いたら忘れられない楽曲に仕上がった。
シシド・カフカ、親に「ドラムを反対された」過去
世界的にも注目度の高いディズニー/ピクサーの楽曲を手掛けることになったカフカは、「信じられなかった。人生何が起きるか分からないですね!」と興奮気味。スカパラとの初タッグについて「一緒に楽曲アレンジメントできると聞いて、これは絶対に面白くなる!と思いました。この作品との出会いも含めて運命的なチームだなと思いました。とにかく早くみなさんに聞いていただきたいです」とコメント。楽曲については「映画をみてから、あのメロディが頭から離れないんです。心に残るメロディラインというのを自分が歌えるそのわくわく感がすごく大きかったです」と心底惚れ込んだ様子で、音楽を禁止されている主人公のミゲルについて「私もドラムを反対されていました。女の子なんだから、足開いて座って!なんて言われたり。4年間親を口説き落としたという過去があるので音楽に対しての強い想いとか共感するものがありました。今は家族が一番のファンで一番応援してくれる存在なので、自分の家族の顔を思い出しながら映画を見ていました」と意外な過去を明かした。
スカパラも初タッグに「すごく興奮しました!」
また、スカパラの茂木欣一(ドラム)は「ディズニー/ピクサー作品は『トイ・ストーリー』から大好きで、それからずっと見ていたのでものすごく興奮しました!本当に光栄です!」と喜びを語り、加藤隆志(ギター)はカフカとのタッグについて、「この曲で出会えたのはすごく運命的!南米とスカパラのかかわりもあるし、カフカちゃんの(メキシコ)生まれも」と喜びをあらわに。さらに、谷中敦(バリトンサックス)は今回のアレンジについて、「スカパラらしさをもって、スカパラならではのアレンジにしようと、目いっぱいスカパラの気持ちで演奏させてもらいました。レコーディングもすごく楽しかった!」とレコーディングの様子を明かし、茂木は「大切な仲間と一緒のころの記憶を思い出したり、すごくときめいたりしたことを、思い起こさせてくれる映画。すごく大好きな作品です!」と太鼓判を押した。(modelpress編集部)
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