「逃げ恥」みくりの「平匡さんって野獣っぽい」発言に平匡動揺?「美女と野獣」胸キュンシーンを語る
2017.04.28 07:30
彼氏なし・職なしの主人公・森山みくりと恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡の“夫=雇用主、妻=従業員”という契約結婚を描いた海野つなみ原作の人気マンガ『逃げるは恥だが役に立つ』(講談社「Kiss」にて連載終了)。社会派ラブコメディが織り成すうぶな恋愛のハッピーエンドは記憶に新しいところ。そんな中、4月21日に公開されたディズニー映画『美女と野獣』を鑑賞したみくりは、アニメーションの世界観に忠実でありながら、新たな要素も加わって生まれ変わった本作にすっかりハマってしまった様子。「平匡さんって野獣っぽい」というみくりが考える、平匡と野獣の共通点とは?
森山みくりが証言、夫・津崎平匡は「野獣っぽい」
○証言1.「自分なんて…」とあきらめて壁を作っている野獣と平匡2人の共通点として「こじらせ男子」を挙げるみくり。自分に自信が持てないがゆえに「自分なんて…」と行動に移す前からあきらめているといいます。好きな気持ちがあっても自分のことなんて好きになってくれるわけがないと、なかなか自分の気持ちを認められなかった野獣。相手が好意を寄せている素振りを見せても、勘違いかもしれないと自分に悪い方にばかり考えてしまった平匡。自分を肯定できないばかりに恋愛に消極的になっていたところは、共通点と言えそうです。
○証言2.何よりもプライドが一番大事
相手の気持ちが見えにくいことも多い恋愛では、一か八かの勝負に出ないといけないことも。状況を見定めようと気持ちをうかがっているばかりでは、前には進めません。もし相手が自分のことを好きではなかったら…。それはとても惨めで恥ずかしいかもしれません。傷つきたくないという野獣のプライドが彼のことをよく知りたいと思ったベルの気持ちを、同じように平匡のプライドが好きなことに気づいてほしいとアプローチし続けたみくりの気持ちを遠ざけて、恋愛成就への道をこじらせてしまいました。自分のプライドを守っているうちは、相手の気持ちは見えません。
○証言3.素直な気持ちを見せられない
自分がどのように思われているかを一番に考えると、相手が今何を感じ、何を欲しているかということに鈍くなってしまうもの。嫌われたくないから何に対しても慎重になって、すべてが自分中心だからこそ、見えない壁にとらわれた2人の距離は縮まないまま。なぜベルやみくりが自分のそばにいてくれるのかわからない2人は、本音を素直に打ち明けることをためらい、嫌われずに一緒にいられる選択をするのです。
自分よりも大切な相手ができた時、人は愛することの意味を知る
窮屈なプライドに支配され、自分を愛してくれる人などいるはずがないと独り心を閉ざして恋愛に消極的だった野獣と平匡が、運命に導かれるように出会ったのが、ベルとみくり。運命の相手に出会うことで自分のことしか見えていなかった野獣と平匡が、人を愛する素晴らしさを知り、相手の気持ちを考え、相手の幸せを何よりも最優先するようになるストーリー展開は、どちらもハラハラ・ドキドキの連続。誰かを心から愛し、愛されることの難しさ、尊さを余すことなく伝えています。特にみくりが『美女と野獣』の中で胸キュンシーンとして挙げるのが、ボールルームでのロマンティックなダンスシーン。ベルと野獣2人の距離が一気に近づく瞬間です。
いつもと違ったカッコイイ自分を見せようとおめかしして少し緊張気味にベルをエスコートする野獣の男らしさにも胸キュン。「平匡さんと私だったら…」と、みくりも思わず妄想せずにはいられません。
もともと、父親との突然の別れを強いられ、自由を取り上げられたベルにとって、すぐかっとなって癇癪を起す野獣は厭むべき存在。それでも少しずつ変わろうと、本心で向き合おうと努力する野獣に、ベルは心を開いていきます。
強いところも弱いところもお互いに見せ合えて、一緒にいるからこそ強くなれると感じられた時。相手の心も体もより一層近くに、自分の一部として感じられるようになるのでしょう。
そんなところにも、みくりは「平匡さんって野獣っぽい」と感じたようです。
『美女と野獣』今明かされる、知られざる真実
「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に、ベルに恋する野獣にダン・スティーヴンスを迎え、ディズニーが不朽のアニメーション『美女と野獣』を完全実写化。21日に日本でも公開を迎え、「アナと雪の女王」を超える作品として、早くも話題を呼んでいます。アニメーション以上に心理描写に富んだ今作で描かれるのは、自分らしく生きることに誇りを持ちながらも孤独を抱えていたベルと、本当の自分を見失い心の殻に閉じこもってしまった野獣の真実の愛の物語。
なぜベルは野獣を愛したのか…。愛さずにはいられなかった運命の物語が、今解き明かされようとしています。
「契約結婚」という人とは異なる関係性から結ばれたみくりと平匡のように、ベルと野獣の心が通い合う瞬間…愛する人を大切にしたいと思う魔法が、あなたにもきっと届くことでしょう。(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社