「スター・ウォーズ」ハリウッド封鎖 史上最大規模のプレミアに観客熱狂/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved【モデルプレス】

「スター・ウォーズ」ハリウッド封鎖 史上最大規模のプレミアに観客熱狂

2015.12.15 18:05

「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が遂に完成。全世界公開に先駆け、12月14日(日本時間15日)ハリウッドにて史上最大規模のワールド・プレミアが開催された。

  
同作は『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変。旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィン、悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レンが登場する。

超異例の3つの映画館でプレミア

会場となったハリウッド大通りを4ブロックに渡って完全封鎖。450mにも及ぶレッドカーペットに世界各国から集まった報道陣は、テレビカメラ100台、スチールカメラ150台、総勢600名にものぼり、公開を待ちわびる作品のワールド・プレミアとあって“ハリウッド史上最大規模の”プレミアイベントとなった。

歴史に名を残すプレミア会場に選ばれたのはハリウッド大通りにある3つの映画館、TCLチャイニーズシアターとオスカー受賞式が行われるドルビー・シアター、そしてエル・キャピタン。3つの映画館でプレミアが行われるのは超異例のこと。このハリウッドを代表する映画館で、約6000名の招待者が世紀の瞬間を体験した。

お馴染みのキャラクター&新たな主役が集合

C3-POとR2-D2/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved
BB-8/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved
レッドカーペットには、お馴染みの人気ドロイドコンビ、R2-D2とC-3PO、最新作に新たに登場する丸いボディがキュートな新ドロイドBB-8に続き、先日来日を果たしたJ.J.エイブラムス監督やデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーら“新たな主役たち”、“レジェンド”ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルが登場。

ジョージ・ルーカス監督/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved
さらには、「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親ジョージ・ルーカス監督が登場すると会場のヴォルテージは最高潮に達した。

豪華キャスト陣がインタビューに応じる

デイジー・リドリー/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved
ハリソン・フォード&キャリスタ・フロックハート/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved
ルーカスから「スター・ウォーズ」を引き継ぎ、同作を完成させた監督は、制作に要した3年間を「すごく長く感じると同時に一瞬の出来事のよう」と振り返る。シリーズ初の女性主人公レイとして世界中の注目を集めるデイジーは、背中が大胆に空いたレースのドレス姿で登場し、その艶やかな姿にひと際注目を集めた。作品の中でミレニアムファルコンを操縦したことについて質問されると「とても楽しかったわ!」と興奮気味にコメント。そのミレニアムファルコンの伝説のパイロット、ハン・ソロを演じたハリソンは「みんなが知っている作品だから期待が大きい」と語りながらも始終ゆとりある表情でインタビューに答えていた。

レッドカーペットイベント終了後、上映に先駆けドルビー・シアターにて監督と出演者による舞台挨拶が行われ、J.J.の呼びこみで出演者が勢揃い。満席の3400名の観客を多いに沸かせた。これまで、ストーリーはもちろんのこと、登場人物についてさえ、一切明らかにされていなかった同作。全世界が注目する前代未聞の超ビッグプレミアは、熱狂のうちに幕を閉じた。(modelpress編集部)

C3-POとR2-D2/(C)2015Lucasfilm Ltd.&TM.All Rights Reserved

キャストインタビュー全文

<キャスリーン・ケネディ>
この時のために数年かけてきたと思うのですが、どうですか?「なんだか、非現実的ですね。これをすべて3年前に始めてほとんど今日までやっていたことを考えても、本当にうれしいことです」最新作は過去の大作とどう違いますか?「これまでに関わった作品とは全然違うわ。世界中へのリーチ力のすごさと様々な世代の反応はこれまで関わった作品を遥かに超えているわ」

<ハリソン・フォード>
どうですか、このイベント?「素晴らしいね」スター・ウォーズを70年代と今スター・ウォーズのやるのとの差はなんですか?「70年代は、誰もこういう映画を見たことがなかったけど、今は、みんなが知っている作品で、期待するもの大きいからそこが大きな違いだよ」それで、プレッシャーとか感じますか?「いや、J.J.のせいにするさ!僕は働くだけだ」

<ジョージ・ルーカス>
こんばんはどうですか?「楽しいよ!すごく興奮するよ」こんなに大きくなると思っていましたか?「いや、はじめたときから全然こんなになるなんて思ってもいなかったよ」すばらしい宇宙の世界を作り上げられ、多くのファンを生んだことについて、どう思われますか?「若い人向けの映画を作りたいってところから始まって、精神的に変化のある思春期を迎えている人たち向けにしたかったんだ。この映画は家族の話だから。世代の話なんだよね。一つの世代が、次の世代が対応しないといけないものを残していくという内容でもあるよね」

<スティーブン・スピルバーグ>
70年代に始まった時点で、この作品が今にまで続く、ここまでの作品になることを予測していましたか?「はい、思ってました。まぁ正確には1作目が世の中で大きなヒットをした時のインパクトはすごかったからね。ソーシャルメディアや瞬時に情報が伝達されないときのことだからね。ゆっくり火がついていくのを感じだよ。こんなに長い間、受け継がれている作品は『スター・ウォーズ』以外ほかにないからね」J.J.に関しても同じような感じですか?どこからともなく彼をみつけましたよね?「16歳の時から知っているし、すごく身近な存在の彼が成し遂げたことをすごく誇り思うよ」

<J.J.エイブラムス>
今晩はどんな気分ですか?「今までにない経験をしてるよ。とても、非現実的だよ。こんなの初めてだよ。みんなにこんなに映画を楽しみしてくれているのがうれしいよ。ご近所の方々に申し訳ないよ。3年がすごく長く感じたのに、と同時に一瞬な気もするよね。なんか変な感じがするよ」スター・ウォーズのどの星に一番住みたいですか?「エンドアが美しいかな。イウォークがいないゾーンがあればいいな。嫌いなわけじゃないんだけど、いつも一緒なのはね。マズカナタの城があるタコダナもいいよね。でも、砂漠の惑星だけはいやだな」

<マーク・ハミル>
今回ルークを演じるに当たり難しかった点はなんですか?「この数年間の間彼が何をしていたのかを想像することだね。過去を入れ込みつつ、いかに今回のキャラクターの中に自然に溶け込むのかというのを意識したよ」

<ジョン・ボイエガ>
プレミアに来てどう?「本当にクレイジーだね!すごいよ!」フィンのキャラクターについて教えて「フィンは、ストームトルーパーとして初めて物語が作られたキャラクターという意味ではとてもユニークだと思うよ。彼は、ファースト・オーダーを脱出してBB-8と出会うんだ」

<オスカー・アイザック>
ポーの役を演じるにあたり参考にしたものは?「パイロットだったり、操縦の仕方かな」

<キャリー・フィッシャー>
演じるにあたりリサーチにしたものは?「昔の自分に話しかけてみたわ。それから数年後だからね。でも、大した答えは返ってこなかったわよ。笑」

<グウェドリン・クリスティ>
プレミアに来てどう?「もうすごく興奮しているわ」初の女性の悪役を演じてみてどう?「すごく光栄に思うわ。オリジンも大事にしつつ、現代社会にも置き換えられるようなアップデートがされているこの作品に関われて本当にうれしいわ」

<デイジー・リドリー>
巨大な作品の実際の現場に入った時にどう感じましたか?「そうなの、おどろいたことにそんなにすごい作品という感じもなく、とても親近感があり、身近に感じられる現場だったわ」ミレニアム・ファルコンの操縦はどうだった?「楽しかったわ!」現場で1番おふざけをしていたのはどなたですか?「ジョンと私ね!いつも二人でふざけていた」
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