「スター・ウォーズ」史上初の試み、“集大成”が清水寺でお披露目
2015.11.30 12:05
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30日、世界遺産、京都・清水寺にて、「スター・ウォーズ」シリーズの新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日18時30分公開)の“スター・ウォーズ”アート『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風(ニッポン画家 山本太郎 作)と、「覚醒」の書(清水寺 森清範貫主 揮毫)がお披露目された。
2015年“STAR WARS YEAR”の日本各地の盛り上がりは、さっぽろ雪まつり、青森県田舎館村の田んぼアート、青森ねぶた祭りでの<スター・ウォーズねぶた>の登場、鳥取砂丘の砂像“砂のスター・ウォーズ”、過去最大の観客動員を記録したカワサキ ハロウィンでのSWパレードなど1年間を通して日本各地の文化と融合し、世界的に広がってきた。世界に先駆けて最新の予告編が日本で公開される異例の展開も行われ、日本国内でもその熱気は勢いを増している。
そんな日本文化との融合の集大成として『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風・「覚醒」の書の制作が行われ、平安時代より様々な芸能が奉納されてきた清水寺本堂舞台にて御本尊宝前お披露目が実施された。
世界遺産でのお披露目という緊張感が漂う厳正な雰囲気の中、カウントダウンと共に2人がライトセーバーを振り下ろすと制作作品が登場。見事に「スター・ウォーズ」の世界観を表現した美しい『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風にはヒロイン・レイが風神となり、赤い十字のライトセーバーを持った悪役カイロ・レンが雷神として描かれた。一方、力強い文字で書かれた「覚醒」の書は、コロコロとした人気の新ドロイド・BB-8をイメージし少し丸く、そして作品を象徴するように勢いを持って書かれている。
両作品がお披露目されると、早朝に行われたイベントにも関わらず集まった観客からは「おおー!」と感嘆の声が。「まさか自分が『スター・ウォーズ』の新作に関わることになるとは思わず、大変なプレッシャーを感じましたが、大変光栄だった」という山本氏は、「(風神レイは)非常に美しい女性で、日本画が持っている美人画の美しさが出るよう意識しました。BB-8はペットのような愛らしさを出すように致しました。カイロ・レンは悪の心の表現と、黒い衣装のキャラクターなの、黒色の描き分けには苦心しました」と制作秘話を明かした。
今年は、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ“琳派”が400年を迎える年。新たなる3部作公開と琳派400年を記念して、レイとカイロ・レンが屏風に描かれたが「スター・ウォーズ」がこのような形で描かれるのは世界でも初めて。
「スター・ウォーズ」のファンだという山田府知事は、「現在、京都は琳派400年という記念すべき年を迎え大いに湧いています。そして、この屏風も琳派の“たらしこみ”の雲の技法が活かさせていて美しい作品です」とコメントしている。(modelpress編集部)
場所:清水寺 経堂
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神レイ&雷神カイロ・レン屏風
ニッポン画家 山本太郎 作
サイズ:二曲一双(ヨコ154.5㎝×タテ169.8㎝)
・「覚醒」の書
清水寺 森清範貫主 揮毫
サイズ:ヨコ70cm×タテ136.3cm
そんな日本文化との融合の集大成として『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風・「覚醒」の書の制作が行われ、平安時代より様々な芸能が奉納されてきた清水寺本堂舞台にて御本尊宝前お披露目が実施された。
新型ストームトルーパー2体も登場!観客からは感嘆の声
清水寺には屏風と書を視察するため新型ストームトルーパー2体と、赤い十字のライトセーバーを持った山田啓二京都府知事、ルーカスフィルムから公認さら新キャラクターを描き屏風を制作したニッポン画家・山本太郎氏は青いライトセーバーを携え登壇。世界遺産でのお披露目という緊張感が漂う厳正な雰囲気の中、カウントダウンと共に2人がライトセーバーを振り下ろすと制作作品が登場。見事に「スター・ウォーズ」の世界観を表現した美しい『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風にはヒロイン・レイが風神となり、赤い十字のライトセーバーを持った悪役カイロ・レンが雷神として描かれた。一方、力強い文字で書かれた「覚醒」の書は、コロコロとした人気の新ドロイド・BB-8をイメージし少し丸く、そして作品を象徴するように勢いを持って書かれている。
両作品がお披露目されると、早朝に行われたイベントにも関わらず集まった観客からは「おおー!」と感嘆の声が。「まさか自分が『スター・ウォーズ』の新作に関わることになるとは思わず、大変なプレッシャーを感じましたが、大変光栄だった」という山本氏は、「(風神レイは)非常に美しい女性で、日本画が持っている美人画の美しさが出るよう意識しました。BB-8はペットのような愛らしさを出すように致しました。カイロ・レンは悪の心の表現と、黒い衣装のキャラクターなの、黒色の描き分けには苦心しました」と制作秘話を明かした。
「スター・ウォーズ」史上初の試み
「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台に“全く新しい愛と戦いの物語”が描かれる最新作。「スター・ウォーズ」は日本文化に多大な影響を受けており、日本文化もまた「スター・ウォーズ」の影響を受けている。今年は、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ“琳派”が400年を迎える年。新たなる3部作公開と琳派400年を記念して、レイとカイロ・レンが屏風に描かれたが「スター・ウォーズ」がこのような形で描かれるのは世界でも初めて。
「スター・ウォーズ」のファンだという山田府知事は、「現在、京都は琳派400年という記念すべき年を迎え大いに湧いています。そして、この屏風も琳派の“たらしこみ”の雲の技法が活かさせていて美しい作品です」とコメントしている。(modelpress編集部)
展示概要
日程:12月8日(火)~12月15日(火)10:00~16:00予定場所:清水寺 経堂
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神レイ&雷神カイロ・レン屏風
ニッポン画家 山本太郎 作
サイズ:二曲一双(ヨコ154.5㎝×タテ169.8㎝)
・「覚醒」の書
清水寺 森清範貫主 揮毫
サイズ:ヨコ70cm×タテ136.3cm
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