ディズニー「アーロと少年」ワールドプレミア開催、アカデミー賞に期待 日本の“初とも”&作品テーマも明らかに
2015.11.18 20:06
ディズニー/ピクサーの最新作「アーロと少年」(2016年3月12日日本公開)のワールド・プレミアが日本時間18日にLAで行われた。
同作は、“もしも隕石が地球に衝突せず恐竜が絶滅していなかったら?”という地球を舞台に弱虫な恐竜アーロが大好きな家族の元に帰るため壮大な冒険に出る感動のアドベンチャー・ファンタジー。
会場となったLAのエル・キャピタン劇場は、主人公アーロと少年スポットが世界中から集まった多くのファンやメディアを出迎えた。同作で描かれる大自然をイメージし、レッドカーペットではなく“リバーカーペット”が出現。第88回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネーションも期待される作品とあって、世界中の注目が集まった。
ラセターは「アーロと少年」柄のアロハに身を包み現れ、同作のアーロとスポットが初めての友達となることにちなみ、初めての日本人の友達を「僕の“初とも”は宮崎駿なんだ。彼のことが大好きだよ」と明かした。
さらに「『アーロと少年』は愉快でとても感動する映画だよ。ぜひ日本の皆さんも楽しみにしていてください」と日本のファンにメッセージを送った。
また、長編アニメーション初監督を務めたピーターは「本作のテーマは“恐れを乗り越える”ことだよ。その困難をどう乗り越えるのか。ぜひ楽しみにしていてほしい」と初監督作品への自信を覗かせた。
毎回アロハを着て登場するラセターだが、今回注目するのはアロハから見る作品へのこだわり。ラセターは自宅に数千枚というコレクションを持つほどアロハが大好き。そのこだわりは年々増しており、自宅のクローゼットは数千枚のアロハを柄別にテーマを決め収納しており、公の場でも日常でもTPOに合わせたアロハを選び着用するのだという。
新作が完成するたび、その作品のアロハを特別に作るほどアロハにこだわるラセターだが、それは作品作りへのこだわりにも通じるものがある。
ピーターは「ジョンはいつも“ストーリー、ストーリー、ストーリー”、“クオリティ、クオリティ、クオリティ”を要求するんだ。彼はまずこの2つを大事にしていたよ。でもそれだけじゃなくて、何か違うことをやってみるというアイディアもとても勉強になった。彼の発想はDNAに染みついているんだね」と、作品を作る上で人とは違うことを求める姿勢を間近で学んだと語った。
そういった誰にも真似できないことを追求する姿勢はアロハへのこだわりにも表れており、私たちを毎回楽しませてくれる。彼の着るアロハにはそんな深いメッセージも込められているのかもしれない。(modelpress編集部)
会場となったLAのエル・キャピタン劇場は、主人公アーロと少年スポットが世界中から集まった多くのファンやメディアを出迎えた。同作で描かれる大自然をイメージし、レッドカーペットではなく“リバーカーペット”が出現。第88回アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネーションも期待される作品とあって、世界中の注目が集まった。
日本のファンへメッセージ
プレミアには、製作総指揮を務めたジョン・ラセターや、長編アニメーション初監督のピーター・ソーンらが登場。ラセターは「アーロと少年」柄のアロハに身を包み現れ、同作のアーロとスポットが初めての友達となることにちなみ、初めての日本人の友達を「僕の“初とも”は宮崎駿なんだ。彼のことが大好きだよ」と明かした。
さらに「『アーロと少年』は愉快でとても感動する映画だよ。ぜひ日本の皆さんも楽しみにしていてください」と日本のファンにメッセージを送った。
また、長編アニメーション初監督を務めたピーターは「本作のテーマは“恐れを乗り越える”ことだよ。その困難をどう乗り越えるのか。ぜひ楽しみにしていてほしい」と初監督作品への自信を覗かせた。
ジョン・ラセターの作品・“アロハシャツ”へのこだわり
ラセターは、毎回“アロハシャツ”を着てプレミアに登場するのは有名な話。今回着ていたアロハはもちろん、同作をイメージし、水色のアロハにアーロとスポットたちの可愛い姿が散りばめられている。毎回アロハを着て登場するラセターだが、今回注目するのはアロハから見る作品へのこだわり。ラセターは自宅に数千枚というコレクションを持つほどアロハが大好き。そのこだわりは年々増しており、自宅のクローゼットは数千枚のアロハを柄別にテーマを決め収納しており、公の場でも日常でもTPOに合わせたアロハを選び着用するのだという。
新作が完成するたび、その作品のアロハを特別に作るほどアロハにこだわるラセターだが、それは作品作りへのこだわりにも通じるものがある。
ピーターは「ジョンはいつも“ストーリー、ストーリー、ストーリー”、“クオリティ、クオリティ、クオリティ”を要求するんだ。彼はまずこの2つを大事にしていたよ。でもそれだけじゃなくて、何か違うことをやってみるというアイディアもとても勉強になった。彼の発想はDNAに染みついているんだね」と、作品を作る上で人とは違うことを求める姿勢を間近で学んだと語った。
そういった誰にも真似できないことを追求する姿勢はアロハへのこだわりにも表れており、私たちを毎回楽しませてくれる。彼の着るアロハにはそんな深いメッセージも込められているのかもしれない。(modelpress編集部)
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