ディズニー公式ファンイベントにスター集結　サプライズゲストまとめ＜「D23」現地レポ＞

「ディズニー・レジェンド」の表彰式には、完全なサプライズでジョニー・デップの授賞が発表され、本人がステージに登場。さらにデップは、翌日に行われたディズニーの実写映画のプレゼンテーションにも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで演じているジャック・スパロウになりきってステージに現れた。

「スター・ウォーズ」最新作からは監督のJ.J.エイブラムスを筆頭に、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、そしてこの日が初登場となったオスカー女優のルピタ・ニョンゴの4人の新キャストが登場した。

さらに、スペシャルゲストとして、ハリソン・フォードも現れ、観客からは悲鳴にも近い歓声があがった。

アニメーション映画「Moana（原題）」のヒロイン・モアナの父・マウイ役の声優を務めるドウェイン・ジョンソン、映画「PETE’S DRAGON（ピートとドラゴン）」主演のブライス・ダラス・ハワード、映画「FINEST HOURS」主演のクリス・パイン、ディズニー実写版「THE JUNGLE BOOK（ジャングル・ブック）」の主人公の少年・モーグリ役のニール・セシ、ボイスキャストとして出演するベン・キングズレーとルピタ、映画「Alice Through the Looking Glass」のアリスを演じるミア・ワシコウスカ、キャプテンアメリカ3作目となる「キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー」より、クリス・エヴァンス、アンソニー・マッキーが登場した。

また、実写版「美女と野獣」ではエマ・ワトソン、実写版「Doctor Strange（ドクター・ストレンジ）」主演のベネディクト・カンバーバッチらは、ビデオレターで出演。会場のファンたちへメッセージを送った。

パークのプレゼンテーションでは、映画「アバター」のエリア紹介にジェームズ・キャメロン監督、香港ディズニーの「アイアンマン・エクスペリエンス」を紹介する際に、マーベル・コミックを手がけるスタン・リー氏がサプライズ登場。

ゲストは、ディズニーが用意した素敵なサプライズであるスターの登場に立ち上がり、大きな歓声で迎え、喜びを露わにしていた。

ディズニーを支えるスターが登場

このほかにも、各ブースなどでディズニーに纏わる著名人たちが登場。映画「ファインディング・ドリー」のディレクターのアンドリュー・スタントン氏、プロデューサーのリジー・コリンズ氏やアニメーターのエリック・ゴールドバーグ氏らがサインや撮影に応じた。

訪れたディズニーファンが皆、楽しそうに過ごしており、普段、なかなか出会う機会のないディズニーを支えるスターたちとの触れ合いを満喫していた。

大盛況の3日間　今年は日本でも開催

2009年に初開催された同イベントは2年に1度実施されており、ファンにとっては貴重なイベントとして、各国から注目を集めている。今回は、7500席のキャパシティを誇る「Hall D23」を新設し、そこをメインホールとして、「Stage 28」「Stage 23」と呼ばれる全3つの会場でそれぞれ異なる内容のプレゼンテーションが行われた。

初日となる14日には、ディズニー社が大きな功績を残した人を選出する「ディズニー・レジェンド」の表彰式を開催したほか、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオの最新ラインナップを発表。15日には実写映画に関するプレゼンテーションや「トイ・ストーリー」の公開20年を記念したセッションを実施。最終日となる16日には、音楽イベント「Frozen FAN demonium A MUSICAL CELEBRATION」を開催。観客と「Let it go」を大合唱する場面もあり、会場一体のパフォーマンスで締めくくった。このほかにも、特別展示やこのイベントでしか手に入らないスペシャルグッズが販売された。

なお、11月には6日～8日の3日間、東京ディズニーリゾート内にて「D23 Expo Japan 2015」を開催。アニメーションから実写まで最新映画情報を紹介するほか、米アナハイムの本家でも公開された展示物が、一部お披露目される。さらに、スペシャルプログラムとして、ここだけのプレゼンテーションとディズニーの仲間たちによるショーも実施予定。（modelpress編集部）

「D23 Expo 2015」概要

開催場所：米アナハイム　コンベンションセンター
実施期間：8月14日～16日（現地時間）