ディズニー、今年の夏の主役スティッチ！新アトラクションもオープンで大活躍

新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」

新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」では、銀河連邦によって地球に設立されたスティッチをモニターする施設「スティッチ・モニターステーション」を訪れ、スティッチと愉快な交信を楽しむことができる。東京ディズニーランドにスティッチが登場するアトラクションとしては、「魅惑のチキルーム：スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ！”」に続き、2つ目。

また、新アトラクションに連動した謎解きプログラム「消えたスティッチを探し出せ！」や、さまざまなスティッチの新フードやグッズも登場し、新アトラクションのオープンを盛り上げる。

スティッチとは？

2002年公開の映画「リロ＆スティッチ」でデビューしたスティッチは、銀河連邦の科学者ジャンバ博士の違法な遺伝子実験で作られた626号目の試作品エイリアン。全てを破壊する本能を持つスティッチは、自分の体重の3000倍までの重さのもの持ち上げられ、スーパーコンピューター並の知能を持つ。

しかし、水の中では沈んでしまうこと、またカフェインを摂取すると暴走してしまうことが弱点。また、スティッチには6本の足や触角があるが、地球では2本の足と触角を隠して生活している。

スティッチの魅力

映画は、違法な遺伝子実験で生み出されたエイリアンのスティッチがリロと出会い、悪い子から良い子になるというストーリー。

中でも、スティッチの魅力をより感じることができるのは、寂しさや孤独をはじめて知ったシーン。なんでも壊してしまうスティッチは、リロと姉のナニの関係を悪化させ、家庭までも崩壊の危機にさせてしまう。そして絵本の「みにくいあひるの子」を読んだスティッチは、破壊してばかりで自分には家族がいないと気付く。今まで知らなかった感情がこみあげている表情には涙してしまう人も多いだろう。

スティッチのいとこの存在

スティッチ以外にも、違法に作られた試作品エイリアンがおり、リロはそのエイリアンたちをスティッチの「いとこ」と呼んでいる。いとこには、サンドイッチを作るのが大好きなルーベン（試作品625号）や、スティッチのガールフレンドのエンジェル（試作品624号）、また電気を発することができるスパーキー（試作品221号）などがいる。

スティッチは沖縄にも進出

そして、「リロ＆スティッチ」シリーズが日本で大きな人気を集めたことから、沖縄にある架空の島イザヨイ島で暮らすアニメーションシリーズ「スティッチ！」製作。同シリーズでは、スティッチが宇宙スクーターでの飛行中、宇宙嵐に巻き込まれて地球の沖縄という島にあるイザヨイ島に不時着し、少女・ユウナに出会う。そして、ユウナから43の良いことをすると願いが叶うという島の伝説を教えられ、さまざまな良いことをしていくという物語が描かれた。

また、同シリーズでは、アドベンチャーランドにある鳥が愉快に歌うアトラクション「魅惑のチキルーム：スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ！”」と連動しスティッチが東京ディズニーランドに行く話や、大人になったリロとその娘に会う物語もあり、ファンの心をくすぐった。

さまざまな魅力が溢れるスティッチ。彼が登場する「スティッチ・エンカウンター」ではどのような魅力を見せてくれるのかオープンが待ちわびられる。（modelpress編集部）