ディズニー「スティッチ」新アトラクションの魅力とは?開発秘話も初公開
2015.06.19 18:05
7月17日、東京ディズニーランドのトゥモローランドにディズニー映画「リロ&スティッチ」をテーマにしたシアタータイプの新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」がオープン。今回は、「スティッチ・エンカウンター」の開発担当が語ったオススメのポイントや開発秘話を紹介する。
東京ディズニーランドだけのオリジナル
同アトラクションの魅力は、ゲストがスティッチ・モニターステーションという施設を訪れて、感情表現豊かなスティッチの表情や仕草を目の前で見られること。いたずら好きだけどユーモアたっぷりで愛らしい、そんなスティッチをモニターするゲストは、スティッチの虜になってしまうはず。スティッチをモニターするために銀河連邦が開発したP.H.O.O.G.(フーグ)は、東京ディズニーランドの「スティッチ・エンカウンター」だけに登場。P.H.O.O.G.(フーグ)とは、浮遊型観察データ収集機のことで、名前はPrototype Hovering Orbital Observation Gathererの頭文字から名付けられている。また、全部で1401機あり、一体ずつ異なるナンバーが付けられている。
スティッチの色々な姿が見られる
スティッチ・モニターステーションでは、スティッチがいつもいい子でいるかどうかを定期的にモニターしている。ゲストはスティッチ・モニターステーションのオブザベーションルームでスティッチの様子を見ることが可能。大好きなリロと話すスティッチ、歌っているスティッチなど、訪れるたびに色々なスティッチの姿を見ることができる。同アトラクションへのこだわり
スティッチほど、ひと言では説明できない複雑な個性をもつキャラクターはなかなかいないが、それこそがスティッチの魅力。ゲストがスティッチをモニターする間、どうすればゲストが楽しくモニターできるのか、開発チームを中心にプロジェクトメンバー全員で毎日話し合ったそう。注目ポイント
スティッチ・モニターステーションのロビーでは、ゲストにスティッチのことをより知ってもらおうと、スティッチの性格や魅力を映像やポスターで紹介。映像にはP.H.O.O.G.(フーグ)が収集した、さまざまな場所にいるスティッチの様子が映し出される。どこにいても相変わらずのいたずら好きのようだが、いい子でいる姿もP.H.O.O.G.(フーグ)はとらえている。開発者が語る魅力
また開発プロジェクトを全体統括する杉原ゆかり氏と、コンセプト開発からショー設備導入や施工全般を担当するエンジニアの小原基樹氏が同アトラクションの魅力を語った。杉原氏は、「スティッチが悪いことをしたり失敗したりしたあとに、バツが悪そうにモジモジするところが可愛くてしかたありません。そして、気持ちの切り替えが早くて、立ち直りが早いところがうらやましいです!また、家族をとても大事にしているハートウォーミングな一面には心がほっこりします」と述べた。そして、小原氏は「すべての機能が正常に動いていることがとてもうれしいです。ゲストがスティッチ・モニターステーションを訪れ、ロビーの映像を見て、いよいよオブザベーションルームに入る。そのわくわくした気持ちが伝わってくる瞬間は何よりもうれしいですね」と開発エンジニアならではの視点で語った。
スティッチは、とても身近な存在
スティッチは、子どもにとっては等身大のやんちゃな友だちのような存在で、大人にとっては自分の子ども心を湧き起こさせる存在。スティッチの言動に思わず笑ってしまったり、どこか共感してしまったりと、身近で親しみやすいキャラクターと感じるはずだ。子どもから大人まで、スティッチはすべてのゲストにとってにくめない友だちになるだろう。(modelpress編集部)
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