大人のディズニー「イントゥ・ザ・ウッズ」に共感の嵐、「全て覆された」「すごくリアル」人生観が変わる魅力とは
2015.03.13 06:00
ディズニーが贈る最新ミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」(3月14日公開)の特別試写会を、都内の「ウォルト・ディズニー・スタジオ試写室」にて実施。今回招待されたのは10~20代の女子が中心で、親子やカップルで来た人も。一足先に鑑賞した人達の気になる反応とは?
同作はシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんなど願いを叶えたはずの“おとぎ話の主人公たち”を待ち受けていた驚くべき運命、あのディズニーが「めでたし、めでたし」のその後を描く、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。上映直後には「こんなディズニーは初めて!」「キャラクターにリアリティーがあった」「前半と後半のギャップがすごくて驚いた」「想像していなかったエンディングにビックリ!」と来場者からの興奮コメントが続出。“リアリティー”と“予想外”の展開が重なり、ラストまで一気にストーリーに引きこまれていったようです。
劇中にはディズニープリンセスや赤ずきんを始めとして、ジョニー・デップが扮するオオカミや、メリル・ストリープが演じる魔女、王子役のクリス・パイン、パン屋の妻を演じるエミリー・ブラント、ジャックと豆の木のジャックにはダニエル・ハトルストーンなど超豪華キャスト陣が個性あふれるキャラクターに変身し魅力たっぷりに登場。村田は「私はシンデレラがツボで、セリフがすごくリアルで“わかるなぁ”って思っちゃった。それぞれに人間味があって、親近感がわくキャラクターがいると思う」と印象に残ったことを熱心に話すと、柴田も「私はパン屋の夫婦を途中からずっと目で追ってたなぁ。一人一人絶対共感できるポイントがあるよね、すごく深い」としみじみと語っていました。
映画の後半では“森”を1人疾走するラプンツェル、なぜか王子から逃げ出したシンデレラが“森”で「こんなはずじゃなかったの…」と意味深な言葉を口にすることも。さらに、パン屋の妻の「ハッピーエンドが待っているわ」という言葉に対し、魔女からは「それはどうかしら」と否定的なセリフが投げかけられ、予想を鮮やかに裏切る“おとぎ話の世界”へと誘われていく。「人生は“願いが叶ってめでたし、めでたし”では終わらない」というメッセージとともに、現在の幸せとは何かを改めて問いかけていく。
<あらすじ>
「子を授かりたければ、4つのアイテムを森から持ち帰るのだ」―魔女にかけられた呪いのせいで子供に恵まれなかったパン屋の夫婦は、魔女に命令されて森へと向かう。持ち帰るべきは、“赤いずきん”“黄色い髪”“白い牛”“黄金の靴”。時を同じくして、赤ずきんが、ラプンツェルが、ジャックが、シンデレラが、それぞれの願いを叶えるために森へとやってくる。また、魔女も、オオカミも、二人の王子もそれぞれの欲望を叶えるために森へとやってくる。パン屋夫婦を通してそれぞれが出会い、願いを叶え、全てがハッピーエンドを迎えたかと思った次の瞬間、運命は彼らに思いもよらない難題を突きつける。
引き込まれるストーリーに「覆された」「見終わった後にすぐに話したくなる」
今回の試写会には、青文字系ファッション誌「mer」などで活躍する人気読者モデル・柴田紗希と村田倫子も参加し、興奮冷めぬ2人はそのままガールズトークに突入。最初から終わりまで展開が全く読めなかったという2人は「全てにおいて覆されたなって感じ。あれ?って思って、またあれ?って思って…その繰り返しで2転3転したかも」(柴田)と振り返ると、「イイ意味で裏切られるよね。キャラクターによっていろんな見方があるから、それぞれのシーンで私と紗希ちゃんが感じたことも絶対違うだろうし、見終わった後にすぐに話したくなる!」(村田)と次々に会話が弾んでいました。劇中にはディズニープリンセスや赤ずきんを始めとして、ジョニー・デップが扮するオオカミや、メリル・ストリープが演じる魔女、王子役のクリス・パイン、パン屋の妻を演じるエミリー・ブラント、ジャックと豆の木のジャックにはダニエル・ハトルストーンなど超豪華キャスト陣が個性あふれるキャラクターに変身し魅力たっぷりに登場。村田は「私はシンデレラがツボで、セリフがすごくリアルで“わかるなぁ”って思っちゃった。それぞれに人間味があって、親近感がわくキャラクターがいると思う」と印象に残ったことを熱心に話すと、柴田も「私はパン屋の夫婦を途中からずっと目で追ってたなぁ。一人一人絶対共感できるポイントがあるよね、すごく深い」としみじみと語っていました。
人生観も変わる?“幸せ”を見つめ直すきっかけに
また来場者の中には次々と変化していくストーリーに「予想外なことが起きて人生と似ている」「人生の全てが詰まっている」「今までのディズニー映画とはちがって“今を全力で生きよう!”と思わせてくれた」などと人生観に影響を受けた人も。村田は「すごく背中を押されました。本当の幸せは何だろうって改めて気づくことや感じるものがあって。観た人といろいろ話して、あ、そういう風に見ることもできるのかって気づいた上でもう一回見たくなるよね」と熱く語ると、柴田も「絶対もう一度見たくなる!典型的なハッピーエンドとはちょっと違って、すごく勇気づけられたり考えさせられたりと大人な感じがしたな」と同意していました。映画の後半では“森”を1人疾走するラプンツェル、なぜか王子から逃げ出したシンデレラが“森”で「こんなはずじゃなかったの…」と意味深な言葉を口にすることも。さらに、パン屋の妻の「ハッピーエンドが待っているわ」という言葉に対し、魔女からは「それはどうかしら」と否定的なセリフが投げかけられ、予想を鮮やかに裏切る“おとぎ話の世界”へと誘われていく。「人生は“願いが叶ってめでたし、めでたし”では終わらない」というメッセージとともに、現在の幸せとは何かを改めて問いかけていく。
オリジナル楽曲&豪華キャスト陣の歌声にも注目
同作は、アカデミー賞6部門を受賞した「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が「ウエスト・サイド物語」などで知られるブロードウェイの生ける伝説、スティーヴン・ソンドハイムの傑作ロングラン・ミュージカルを映画化。トニー賞を受賞したオリジナル舞台の楽曲に加え、映画化に合わせてオリジナルの新曲も作られている。今回、赤ずきんに出てくるオオカミ役を演じるジョニー・デップの歌声も「やっぱりすごくインパクトある」と絶賛され、セクシーなかすれ声から力強い歌声までを使い分ける美声に「声がすごい」「斬新だった」という意見も多々。さらに1つ1つのシーン展開において「ミュージカルなので、歌でストーリーが進んでいくのが楽しかった」とテンポの良さとともに、歌がよりドラマチックに印象づけているようでした。何度でも新しい魅力に出会える
今作の大きな特徴は、観た人の印象に残るキャラクターやシーンがそれぞれ全くバラバラだということ。来場者からも「1人1人に注目して何回も見たい」、「もう少し大人になって見たらまた違う風に感じそう」などと、見る度に“新しい発見”に出会え、楽しめる内容となっている。1人でじっくりと世界観に浸ったり、個性あふれるキャラクター達に友人や恋人と共感しあったり、家族と一緒に幸せについて見つめ直すきっかけにもなりそう。映画を観終わった後には、また一味違う大人の一歩を踏み出しているかもしれませんよ。(modelpress編集部)<あらすじ>
「子を授かりたければ、4つのアイテムを森から持ち帰るのだ」―魔女にかけられた呪いのせいで子供に恵まれなかったパン屋の夫婦は、魔女に命令されて森へと向かう。持ち帰るべきは、“赤いずきん”“黄色い髪”“白い牛”“黄金の靴”。時を同じくして、赤ずきんが、ラプンツェルが、ジャックが、シンデレラが、それぞれの願いを叶えるために森へとやってくる。また、魔女も、オオカミも、二人の王子もそれぞれの欲望を叶えるために森へとやってくる。パン屋夫婦を通してそれぞれが出会い、願いを叶え、全てがハッピーエンドを迎えたかと思った次の瞬間、運命は彼らに思いもよらない難題を突きつける。