ディズニー実写版「シンデレラ」“継母”ケイト・ブランシェット、キャラアート解禁 初めて明かされる秘話も…
2015.03.05 17:00
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ディズニーが贈る実写版映画「シンデレラ」で、継母役を演じるケイト・ブランシェットのキャラアートが5日解禁。合わせて、キャスティング・撮影秘話が初めて明かされた。
同作は、古くから愛され色褪せることのないラブストーリー「シンデレラ」を絢爛豪華な衣裳と美術、そして超一流のフィルムメイカーと豪華キャストのコラボレーションによって実写として描き出した作品。ケイトが演じるのは、純粋で健気なシンデレラ(リリー・ジェームズ)を最も憎み蔑む継母。美しく魅力的な外見と時折シンデレラに向けて注がれる冷ややかな視線、そして嘲笑う姿…おとぎ話から登場したヴィランそのものを体現した貫録の演技を披露している。
今回彼女がキャスティングされた理由について、ケネス・ブラナー監督は「真に優秀な女優が演じることで、私たちはこの継母の心の側面、コンプレックスやディテールに富んだ人間性を見ることができます」とコメント。
今まで“ただの悪役”だった継母の隠れた本質を表現できる女優として彼女を抜擢したようで、「彼女は機知と情感に富んでおり、それを豊かに使った演技を披露しています。また同時にこのキャラクターが持つ悲劇を微かに匂わせているのです。こういったバックストーリーをキャラクターに与えた上で、それをケイトがいとも簡単に演じてみせる。他の良く似たおとぎ話の映画との決定的に違う手法の1つだと言えるでしょう」とオスカー女優が魅せる演技に自信をのぞかせた。
「役作りでは、何があって人が邪悪になるのかについて探求することに興味を持ちました。この映画のささやかな場面を通じて、この女性は自分の人生をもう一度やり直そうとしていたときに、彼女の新しい夫が彼の娘シンデレラに注ぐ深い愛情に激しく嫉妬してしまったことを、観る人は垣間見ることができると思います」と今まで想像もしなかった継母の思いが今回表現されるようで、「継母が人に好かれるような感じで演じてはいけないと心がけました。観客から好かれる、好かれないということでなく、彼女を理解する事が大切だと感じたんです。また主人公はシンデレラなわけだし、重要なのはシンデレラが、善良で優しくても、強い女性として描かれることでした」とあくまでもシンデレラの魅力が生かされる脇役に徹したことを明かした。
なお、映画「シンデレラ」は、4月25日より日本公開。(modelpress編集部)
今回彼女がキャスティングされた理由について、ケネス・ブラナー監督は「真に優秀な女優が演じることで、私たちはこの継母の心の側面、コンプレックスやディテールに富んだ人間性を見ることができます」とコメント。
今まで“ただの悪役”だった継母の隠れた本質を表現できる女優として彼女を抜擢したようで、「彼女は機知と情感に富んでおり、それを豊かに使った演技を披露しています。また同時にこのキャラクターが持つ悲劇を微かに匂わせているのです。こういったバックストーリーをキャラクターに与えた上で、それをケイトがいとも簡単に演じてみせる。他の良く似たおとぎ話の映画との決定的に違う手法の1つだと言えるでしょう」とオスカー女優が魅せる演技に自信をのぞかせた。
ケイト・ブランシェットが語る“継母”への思い
一方でケイトも継母というキャラクターを演じるにあたって様々な思いを巡らせたようで、「おとぎ話では、大げさに描いてしまいがちだけれど、今回はこのキャラクターの核にある真実を見いだすことで、かなりバランス感覚のある演技ができました。純粋に邪悪な人なんて誰一人いない…誰にでもそうなる動機や誘因があると思うんです」と解釈。「役作りでは、何があって人が邪悪になるのかについて探求することに興味を持ちました。この映画のささやかな場面を通じて、この女性は自分の人生をもう一度やり直そうとしていたときに、彼女の新しい夫が彼の娘シンデレラに注ぐ深い愛情に激しく嫉妬してしまったことを、観る人は垣間見ることができると思います」と今まで想像もしなかった継母の思いが今回表現されるようで、「継母が人に好かれるような感じで演じてはいけないと心がけました。観客から好かれる、好かれないということでなく、彼女を理解する事が大切だと感じたんです。また主人公はシンデレラなわけだし、重要なのはシンデレラが、善良で優しくても、強い女性として描かれることでした」とあくまでもシンデレラの魅力が生かされる脇役に徹したことを明かした。
なお、映画「シンデレラ」は、4月25日より日本公開。(modelpress編集部)
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