閉園後のディズニーランドで謎解き ミッキーら登場の盛大なクライマックス<全解説/写真特集>
2015.02.01 16:36
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東京ディズニーランドにて10日間限定で行われた謎解きプログラム「ミッキーと魔法使いの試練」が、1月30日終了。今回は、一部解禁となったプログラムの解答とディズニーキャラクターが登場したオリジナルショーの様子を紹介する。
この謎解きプログラムは、パーク閉園後の東京ディズニーランドを舞台とした1日940人限定の貸し切りプログラム。昨年に引き続き、いつもと異なる環境演出がなされたパークで、地図や魔法の書を手掛かりにパークを巡りながら手掛かりを集め、難易度の高い数々の謎を解き明かしていく。
会話が終わるとステージに、このプログラムオリジナルの案内人である“シッタパ”が登場し、プログラムの遊び方の説明を参加者に伝え、始めに配られた封筒を一斉に開けて、謎解き開始。ミッキーは「栄誉の魔法」、ゲストは「光の魔法」の呪文を手に入れるためにパークに繰り出した。
・ステップ1「マップ」の謎
最初に配られた「マップ」に隠された謎は3つ。イラストを使った簡単な言葉の謎で、×印が解答を伝える場所を示し、表れる言葉は「魔法の書」に記載された魔法の呪文に辿り着くことができる。
1つ目の謎の「西の地」とはウエスタンランドを意味し、イラストは上から「蒸気船マークトウェイン号」、「カントリーベア・シアターの看板」、「馬車」、「クマの立像」、「魅惑のチキルームの建屋の一部」を表している。また、下の数字は順に線で繋いで行くと「GOLD」となり、×印の付いている「カントリーベア・シアター」で、「黄金の魔法」を伝える。
2つ目の謎の「海の荒くれ者」とは海賊を意味し、その館とは「カリブの海賊」を表している。赤と黒で描かれた記号は、隣り合う赤同士、黒同士を合わせると「HEALTH」となり、「カリブの海賊」で、「健康の魔法」を伝える。
3つ目の謎に描かれた漢字は、アトラクションの特徴を示しており、「飛」は「空飛ぶダンボ」、「走」は「キャッスルカルーセル」、「回」は「アリスのティーパーティー」、「航」は「イッツ・ア・スモールワールド」、「冒」は「ピノキオの冒険旅行」を表しているので、マップを見ると×印の場所は「ミッキーのフィルハーマジック」だと分かる。下に描かれた記号は、右にある4つの目がヒント。4つの目のうち左上だけが開いていることから、それぞれの記号の左上の部分に注目すると「SONG」という文字が読み取れる。よって、「ミッキーのフィルハーマジック」で、「歌の魔法」を伝える。
各場所で、新たな書と魔法を入手し次の謎へと進む。
・ステップ2「赤き導きの書」と「青き導きの書」の謎
ステップ1で手に入れた「赤き導きの書」と「青き導きの書」を重ね合わせると一続きの文章として読むことが可能となる。
「光の魔法を習得する為に光の書を手に入れよ まず小さな網で小さなホウキを捕まえ次に大きな網で大きなホウキを捕まえたとき行き先は印で示されるだろう そこで使うべき魔法は頭になまえをもつもの」
「小さな網」で「小さなホウキ」を、「大きな網」で「大きなホウキ」を捕まえる。マップに描かれた網とホウキを指示通りに折ると、「シンデレラ城」に×印が表れる。
「頭に名前を持つもの」とは、魔法リストに記された説明文の各行の頭が「なまえ」となっている魔法であり、該当するのは「予言の魔法」であることが分かる。
そして、「シンデレラ城」で「予言の魔法」を伝えると、「予言の書」が渡される。
・ステップ3「予言の書」の謎
手に入れた「予言の書」の謎は2つ。上部に記された2文字は、マップに引かれた罫線の交点を示している。下部に記された謎を解くと「ニジュウマル」という言葉が浮かび上がる。これにより、二重丸で囲まれた文字には偽りの魔法がかけられていることが分かり、「今朝」は「キシ」、「押せ」は「ウソ」となり、交点を正しく線を結ぶと「トゥーンタウン・シティホール」を指していることが判明。
トゥーンタウンは住民以外、夜間立入禁止であるが魔法の書にある「変身の魔法」を使うことで立ち入ることが可能になる。
「ヘンシーンミッキー」と唱え住民であるキャラクターに変身して中に入ったら、先ほど解き明かした「トゥーンタウン・シティホール」に行き、「光の書」を手に入れる。
・ステップ4「光の書」の謎
「光の書」の謎は、「魔法の書」を使って解くことができる。「光の書」に描かれた3つの星を「魔法の書」の裏表紙に描かれた3つの星に重ねると「STARJETS」の文字を読み取ることができる。
さらに、「光の書」と「魔法の書」を重ねた状態で、赤い星を中心として「光の書」を時計回りに回転させると、光のゲートを通過する文字「SLEEP」を解読することができる。
ここで導き出した答え、「スタージェット」で「眠りの魔法」を伝え、最後の謎に挑戦する。※解答非公開
全ての解説を聞き、正しい魔法の呪文が分かると、ミッキーと参加者全員で2つの魔法を同時に唱える。すると、舞台の幕が開き、ステージ中央に立ったミッキーは「栄誉の光」によって照らしだされ、インジェントに合格と認められるステージを展開し、謎解きプログラムが終了。
しかし、これだけでは終わらずミニーやドナルドなどのたくさんのディズニーキャラクターが舞台に登場。さらに、客席を回ってグリーティングを実施。ミッキーも再び登場し、キャラクターが勢揃いした豪華なステージとなった。
華やかな音楽とシャボン玉が舞い落ちる中、大歓声が響き渡るクライマックスを迎えた。
■開催概要
実施日:2015年1月16日、20日~23日、26日~30日の10日間
参加人数:各回約940人
実施場所:東京ディズニーランド
所要時間:パーク閉園後約2時間30分
※プログラム開催中はパークのエリアや施設への立ち入りが制限され、アトラクションの運営は休止
オープニング
参加者はまずショーベースに集まり、物語のプロローグとなるミッキーの会話を聞く。魔法使いの弟子であるミッキーの夢は、あらゆる魔法を使いこなす“真の魔法使い”になること。偉大な魔法使いイェンシッドは、ミッキーに魔法の呪文を手に入れ、その呪文を使って「栄誉の光」を呼び起こす試練を与えた。その「栄誉の光」を呼び起こす方法は、2種類の魔法「栄誉の魔法」と「光の魔法」を1時間以内に探し出し、2つの魔法を同時に唱えること。会話が終わるとステージに、このプログラムオリジナルの案内人である“シッタパ”が登場し、プログラムの遊び方の説明を参加者に伝え、始めに配られた封筒を一斉に開けて、謎解き開始。ミッキーは「栄誉の魔法」、ゲストは「光の魔法」の呪文を手に入れるためにパークに繰り出した。
謎解き解説
謎解きのステップは、5段階。各問題を解き明かすと、解答を伝えるべき場所と魔法の呪文が導き出される。“正しい魔法の呪文を正しい場所”に報告すると、次の謎を解くための手がかりが渡される。以下では、謎解きの解説をしていく。なお、ステップ5は情報開示不可。・ステップ1「マップ」の謎
最初に配られた「マップ」に隠された謎は3つ。イラストを使った簡単な言葉の謎で、×印が解答を伝える場所を示し、表れる言葉は「魔法の書」に記載された魔法の呪文に辿り着くことができる。
1つ目の謎の「西の地」とはウエスタンランドを意味し、イラストは上から「蒸気船マークトウェイン号」、「カントリーベア・シアターの看板」、「馬車」、「クマの立像」、「魅惑のチキルームの建屋の一部」を表している。また、下の数字は順に線で繋いで行くと「GOLD」となり、×印の付いている「カントリーベア・シアター」で、「黄金の魔法」を伝える。
2つ目の謎の「海の荒くれ者」とは海賊を意味し、その館とは「カリブの海賊」を表している。赤と黒で描かれた記号は、隣り合う赤同士、黒同士を合わせると「HEALTH」となり、「カリブの海賊」で、「健康の魔法」を伝える。
3つ目の謎に描かれた漢字は、アトラクションの特徴を示しており、「飛」は「空飛ぶダンボ」、「走」は「キャッスルカルーセル」、「回」は「アリスのティーパーティー」、「航」は「イッツ・ア・スモールワールド」、「冒」は「ピノキオの冒険旅行」を表しているので、マップを見ると×印の場所は「ミッキーのフィルハーマジック」だと分かる。下に描かれた記号は、右にある4つの目がヒント。4つの目のうち左上だけが開いていることから、それぞれの記号の左上の部分に注目すると「SONG」という文字が読み取れる。よって、「ミッキーのフィルハーマジック」で、「歌の魔法」を伝える。
各場所で、新たな書と魔法を入手し次の謎へと進む。
・ステップ2「赤き導きの書」と「青き導きの書」の謎
ステップ1で手に入れた「赤き導きの書」と「青き導きの書」を重ね合わせると一続きの文章として読むことが可能となる。
「光の魔法を習得する為に光の書を手に入れよ まず小さな網で小さなホウキを捕まえ次に大きな網で大きなホウキを捕まえたとき行き先は印で示されるだろう そこで使うべき魔法は頭になまえをもつもの」
「小さな網」で「小さなホウキ」を、「大きな網」で「大きなホウキ」を捕まえる。マップに描かれた網とホウキを指示通りに折ると、「シンデレラ城」に×印が表れる。
「頭に名前を持つもの」とは、魔法リストに記された説明文の各行の頭が「なまえ」となっている魔法であり、該当するのは「予言の魔法」であることが分かる。
そして、「シンデレラ城」で「予言の魔法」を伝えると、「予言の書」が渡される。
・ステップ3「予言の書」の謎
手に入れた「予言の書」の謎は2つ。上部に記された2文字は、マップに引かれた罫線の交点を示している。下部に記された謎を解くと「ニジュウマル」という言葉が浮かび上がる。これにより、二重丸で囲まれた文字には偽りの魔法がかけられていることが分かり、「今朝」は「キシ」、「押せ」は「ウソ」となり、交点を正しく線を結ぶと「トゥーンタウン・シティホール」を指していることが判明。
トゥーンタウンは住民以外、夜間立入禁止であるが魔法の書にある「変身の魔法」を使うことで立ち入ることが可能になる。
「ヘンシーンミッキー」と唱え住民であるキャラクターに変身して中に入ったら、先ほど解き明かした「トゥーンタウン・シティホール」に行き、「光の書」を手に入れる。
・ステップ4「光の書」の謎
「光の書」の謎は、「魔法の書」を使って解くことができる。「光の書」に描かれた3つの星を「魔法の書」の裏表紙に描かれた3つの星に重ねると「STARJETS」の文字を読み取ることができる。
さらに、「光の書」と「魔法の書」を重ねた状態で、赤い星を中心として「光の書」を時計回りに回転させると、光のゲートを通過する文字「SLEEP」を解読することができる。
ここで導き出した答え、「スタージェット」で「眠りの魔法」を伝え、最後の謎に挑戦する。※解答非公開
フィナーレ
プログラム開始から1時間後、謎解きは終了となり、参加者はショーベースに再び集まる。ここでは謎解きの解説とミッキーが登場するオリジナルショーが行われた。全ての解説を聞き、正しい魔法の呪文が分かると、ミッキーと参加者全員で2つの魔法を同時に唱える。すると、舞台の幕が開き、ステージ中央に立ったミッキーは「栄誉の光」によって照らしだされ、インジェントに合格と認められるステージを展開し、謎解きプログラムが終了。
しかし、これだけでは終わらずミニーやドナルドなどのたくさんのディズニーキャラクターが舞台に登場。さらに、客席を回ってグリーティングを実施。ミッキーも再び登場し、キャラクターが勢揃いした豪華なステージとなった。
華やかな音楽とシャボン玉が舞い落ちる中、大歓声が響き渡るクライマックスを迎えた。
5つの本格的謎解きプログラムを同時開催
このほか東京ディズニーリゾートでは「ディズニーの仲間たちの夢を追え!」を共通のテーマに、ディズニーシーでは開園中のパークでロストリバーデルタを舞台に「ドナルドと宝の地図」、ディズニーリゾートラインでは気軽に参加できる難易度低めのプログラム「チップとデールとまぼろしのどんぐり」、ディズニーアンバサダーホテルで宿泊したゲストを対象にした謎解きプログラム「グーフィーとマックスの秘密の日記」と宴会場で初のコース料理付き謎解きプログラム「ミニーと謎のレシピ」を実施中。なお、ディズニーアンバサダーホテル「ミニーと謎のレシピ」のチケット販売は終了している。(modelpress編集部)■開催概要
実施日:2015年1月16日、20日~23日、26日~30日の10日間
参加人数:各回約940人
実施場所:東京ディズニーランド
所要時間:パーク閉園後約2時間30分
※プログラム開催中はパークのエリアや施設への立ち入りが制限され、アトラクションの運営は休止
【Not Sponsored 記事】