シンデレラ、眠れる森の美女…ディズニー不屈の名作が次々実写化 2015年もブーム続く
2015.01.10 12:00
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2014年は、「眠れる森の美女」の「マレフィセント」が実写されたほか、「シンデレラ」など長年愛されてきたディズニーアニメーション映画の実写化が決定し大きな話題となった。今回は、2014年公開の実写化されたディズニー映画を振り返るとともに2015年に公開予定の作品を紹介する。
2014年7月5日公開「マレフィセント」
2014年7月5日に公開された「マレフィセント」は、ディズニー・アニメーションの傑作「眠れる森の美女」の誰も知らない“本当の物語”を、悪役マレフィセントの視点から描く“永遠の眠り”の呪いが生んだ究極の愛の物語。同作で主役となるマレフィセントを演じた女優アンジェリーナ・ジョリーは、自身の全出演作品におけるオープニング興収を更新する記録を打ち立てた。また、製作総指揮も手掛けた彼女は、同作で愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットと母娘初共演。さらに、「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」のプロダクション・デザインで2度、アカデミー賞を受賞したロバート・ストロンバーグ監督が描く映像美も話題となり、興行収入は65億円を超えた。1959年に公開された「眠れる森の美女」を新しい作品「マレフィセント」として見事復活させ、多くの感動を呼んだ。
2015年3月14日公開「イントゥ・ザ・ウッズ」
2015年3月14日に公開されるミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ」は、シンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんなど“願い”を叶えたはずのおとぎ話の主人公たちを待ち受けていた驚くべき運命を描く、大人のための“アフター・ハッピーエンド”ミュージカル。「シンデレラ」「ラプンツェル」「赤ずきん」「ジャックと豆の木」など多くの物語の主人公たちが実写化される。また、様々な役柄を演じ分けるカメレオン俳優ジョニー・デップが初の動物役・オオカミを演じることや、本作で9度目のゴールデン・グローブ受賞の期待が高まるアカデミー賞の常連女優メリル・ストリープの魔女役など豪華キャストの出演で同作への期待度は高い。さらに、彼らの歌声が披露されることにも注目が集まっている。
2015年4月25日公開「シンデレラ」
2015年4月25日に公開される「シンデレラ」は、若手女優リリー・ジェームズが主人公シンデレラ役を務め、ただ運命の人を待っているのではなく、自らの手で勇気を持って運命を切り開いていくというストーリーを描く。古くから愛され色褪せることのないラブストーリー「シンデレラ」を絢爛豪華な衣裳と美術、そして超一流のフィルムメイカーと豪華キャストのコラボレーションによって実写として描き出す。今までに、美しさが際立つポスタービジュアルや予告編が解禁され話題となっている。
そして、映画「アナと雪の女王」で多くの人々の共感を得た前向きなメッセージが実写版「シンデレラ」でも重要なテーマとなっており、監督は「困難や逆境に直面したとしても、自分という存在をありのままに受け入れることが不可欠」とコメントしている。また、同作の当時上映作品に「アナ雪」の最新短編映画が決定した。
今後実写化が発表されているディズニー作品
現在、実写化の製作や企画が発表がされている作品は、「美女と野獣」「チップとデール」「ダンボ」「ジャングル・ブック」など。「美女と野獣」は2014年に、GAGAが実写化し話題になったが今後ディズニーでも「シカゴ」「ドリームガールズ」のビル・コンドン監督で、実写化することを発表している。そのほか、2010年に「ふしぎの国のアリス」を実写化させた「アリス・イン・ワンダーランド」では、アリスが不思議の国で冒険をしてから13年後、19歳となり再び不思議の国に訪れるストーリーが描かれたが、その続編が2016年に公開予定。
さらにディズニーでは、「101匹わんちゃん」を題材とした実写版映画が1996年と2000年に公開されているが、劇中に登場するダルメシアンの子犬で毛皮を作ろうとする悪女クルエラ・デ・ビルを主人公にした実写映画「クルエラ(原題)」の製作も明らかとなっている。
まだ公開日などの詳細は発表されていないものもあるが、古くから愛されてきた作品が実写化され新しい作品として世界に届けられる。2015年も、ディズニーの実写映画に期待だ。(modelpress編集部)
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