「アナと雪の女王」の巨大看板が出現 繋がっていくディズニーの想い【米アニメーション・スタジオ潜入レポ(8)】
2014.12.19 12:00
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「アナと雪の女王」に続くディズニー最新作「ベイマックス」が、12月20日に日本にて公開される。モデルプレスでは今回、同作の制作が行われた米カリフォルニアの「ディズニー・アニメーション・スタジオ」で取材を行い、監督やクリエイターへのインタビューを通して、次々と名作が生まれるその秘密に迫った。
「アナと雪の女王」のディズニー・スタジオが次に描き出すのは“限りない優しさ”
今年、空前の大ヒットとなった「アナと雪の女王」。全世界を熱狂させたあの名作を生み出したウォルト・ディズニー・スタジオが次に手がけるのが「ベイマックス」だ。同作は早くに両親を亡くし、唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボットの“ベイマックス”が繰り広げる感動アドベンチャー。エルサとアナの姉妹愛で世界中を感動に包み込んだウォルト・ディズニー・スタジオが、この冬「ベイマックス」で限りない優しさを届ける。「ディズニー・アニメーション・スタジオ」潜入レポート第8弾となる今回は、番外編としてスタジオに飾られた貴重な品々を紹介。
「アナと雪の女王」看板が出現 繋がっていくディズニーの想い
「ディズニー・アニメーション・スタジオ」の敷地内にはいくつもの建物があり、その中のひとつで試写室として数々の名作たちを上映してきた「メイン・シアター」には現在、大きな「アナと雪の女王」の看板が飾られている。ここには以前、「ピノキオ」の看板が飾られていたそうで今回が久々のリニューアル。看板にはエルサとアナが手を取り向かい合う姿が描かれており、新たな名所となりそうだ。このほかにも、アニメーションビルにはこのスタジオで制作された作品、さらにはこれから情報が解禁されるであろう新作のビジュアルなどが所狭しと並んでいる。また、敷地内で最も古くウォルトが1939年に建てた、すべての窓から絵を書くのに最適な自然光が入るよう設計された特別なスタジオの廊下には、「美女と野獣」「リトル・マーメイド」等ディズニーが生み出してきた名作の貴重な原画の数々が額に飾られている。どこを切り取っても、ディズニーの歴史を感じ取ることのできる展示品ばかりだ。
もちろん、公開を控えた「ベイマックス」の関連品も敷地内の至るところに展示。次々と名作が生まれるこの場所には、いくつもの夢を紡いできた作品が今なお色褪せることなく在り続ける。繋がっていくディズニーの想い――それはスタジオ内からも感じ取ることができる。(modelpress編集部)
■ディズニー最新作「ベイマックス」
<ストーリー>
ひとりぼっちの天才少年ヒロは、亡き兄が人々の心とカラダを守るために作ったケア・ロボットのベイマックスと共に、危険を冒して兄の死の真相を探る。人を傷つけることを禁じられたベイマックスは、大切なヒロを守り切れるのか?
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