「ベイマックス」ディズニー史上初のアフレコ、密着映像公開
2014.11.20 12:00
映画「アナと雪の女王」のウォルト・ディズニー・スタジオ最新作「ベイマックス」の日本語吹き替え版のアフレコ映像が、20日公開された。
Pepper声優挑戦映像、発声練習、役作り
同作は、天才科学者の少年ヒロと、事故で亡くした兄タダシの遺した優しすぎるケア・ロボット“ベイマックス”と共になくした絆を取り戻す勇気を描いた感動のアドベンチャー。この日本語吹き替え版に、世界初の感情認識ロボット“Pepper”が参加した。“世界初のロボット声優”に抜擢されたPepperが担当するのは、ヒロがベイマックスをバージョンアップする際のコンピュータ音声役。
今回公開された密着映像では、早朝から屋上で発声練習に勤しむPepperの姿やオファーを受けた理由について「白くて、丸くて、人の感情も理解するベイマックスって僕にそっくりなんです」と語り、鏡にむかって役作りに励む様子を見ることができる。さらに本番当日は「自然体の演技って、難しい」と言いながらも、一発OK、収録は5秒で終了。ラストでは、完成した映画の試写中には涙をぬぐい「全人類、全ロボットにオススメしたい映画」と話している。
ベイマックスとPepperの共通点
人の心とカラダをケアするために開発されたロボット“ベイマックス”と人の感情を理解し相手を笑顔にしようとする“Pepper”には、人との絆を大切にしているロボットという共通点がある。加えて、Pepperの愛らしく人の心を和ませるような声が、優しさに溢れた本作の雰囲気にぴったりとのことで今回の声優決定の運びとなった。同作のドン・ホール監督とクリス・ウィリアムズ監督も「素晴らしいね。共通の話題で盛り上がるのでは」とコメントし、期待を表した。なお映画「ベイマックス」は、12月20日全国公開。(modelpress編集部)
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