ディズニー、最新映画のキャラクターがパークに登場
2014.08.16 10:00
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日本を舞台にした最新ディズニーアニメーション作品のキャラクターがディズニーパークスに登場することが決定した。
ベイマックス達がパークに登場
最新アニメーション作品「ベイマックス(原題:Big Hero 6)」に登場するケアロボットのベイマックスとその持ち主の浜田ヒロがこの秋パークに登場することが決定。この2人が登場するのはアメリカにあるカリフォルニア・ディズニーランド・リゾートとウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。ショー、グリーティングなど、どのような形で登場するのかは現段階では未発表だ。ベイマックスとは
本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で亡くしてしまった14歳の天才少年ヒロと心と体を癒やすために作られたロボット「ベイマックス」が織りなすハートフルな物語。ベイマックスとの出会いにより少しずつ心が癒されていくヒロは、兄の死に疑問を持ち、手がかりを追うも、歌舞伎の顔をした何者かによって襲われてしまう。世界の脅威となる悪の存在に気づいたヒロは、戦うことを決意するが、そばには戦闘能力も戦闘意欲もないベイマックスしかいない。しかし、ベイマックスは兄タダシから託された本当の使命を持っていた…というストーリーを展開。このアニメーションは日本をイメージして作られた都市「サンフランソーキョー」が舞台となる。また、路面電車や提灯など日本をイメージさせる情景が随所に広がっており、現代風の町並みなのに何処か奥ゆかしい、そんな雰囲気を感じてしまう世界観に仕上がっている。
日本をフィーチャーしたディズニー作品
これまでディズニー作品の中で、日本をフィーチャーした作品は「シュガー・ラッシュ」や「スティッチ!」。「シュガー・ラッシュ」は、悪役なのに悪役を辞めたい心優しいラルフと、レーシングゲームの中で厄介者にされる少女ヴァネロペの2人の出会いを描いた作品。同作では、日本のゲームキャラクターが登場したり、劇中のレーシングゲームに登場するキャラクターの洋服が原宿系のファッションをイメージされて描かれたりと、様々な場面で日本をモチーフした。また、沖縄にある架空の島「イザヨイ島」を舞台に、スティッチと少女ユウナが43個のいいコトをする姿を描いたアニメーション作品「スティッチ!」では、同作の日本人気を受けて異例の出来事が起こった。「スティッチ」登場以前は、ディズニーアニメーションは世界観を守るために一元化され、どの世界にいても舞台を変えずに同じ作品を放送するのが定例であったが、日本へのローカライズが行われたのだ。そのため同作の中には、沖縄や東京ディズニーランドが登場。しかし、これは「リロ・アンド・スティッチ」シリーズがあくまでローカライズされたものであり、「ベイマックス」のように映画自体で日本にスポットが当たるのは初であるといえる。
原作はマーベル・コミック
また原作は、「スパイダーマン」や「アイアンマン」、「アベンジャーズ」などで知られるマーベル・コミック。初のマーベルを原作とするディズニー映画として、製作が進行中。米ディズニーのサイトでは、ヒロやベイマックスが武装した姿のアートも公開されており、その姿には大きな反響が寄せられている。(ミッキープレスブログ)
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