「アナと雪の女王」ブームを振り返る ディズニーランドもついにイベント決定
2014.08.30 06:00
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東京ディズニーランドでは、大ヒットのディズニー映画「アナと雪の女王」をテーマにした新スペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」を2015年1月13日から3月20日までの67日間開催することが決定。空前の大ヒットを記録し、社会的ブームを巻き起こした同作の軌跡を辿っていく。
アジア初「アナと雪の女王」パークイベント開催
同イベントは、映画のその後の世界がテーマ。絆を取り戻したアナとエルサは、エルサの魔法によって作られた雪と氷の美しい世界で、ゲストと一緒に冬を楽しむ。実施期間中は、ナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」の公演内容の一部を、「アナと雪の女王」をイメージした新たなシーンに変更した特別バージョンで公演。さらに、日中は映画の主題歌「Let it go」が流れる中、アナとエルサが初登場し、パレードルートをグリーティングすることが発表された。そのほかにも、スペシャルメニューや約25種類のスペシャルグッズを展開するほか、映画の世界をイメージした雪と氷の結晶などをモチーフにしたデコレーションが施されるなど、東京ディズニーランドは「アナと雪の女王」の世界に包まれる。
日本公開、大ブームを巻き起こす
ゴールデングローブ賞でアニメ映画賞、主題歌賞を受賞、日本公開直前となる3月2日に行われたアカデミー賞では長編アニメ映画賞、歌曲賞を受賞するなど、数々の栄冠を手に入れた「アナと雪の女王」。2014年3月14日の日本公開より、その人気はすぐに爆発的なものとなり一大ブームを巻き起こした。日本における映画の累計動員数は約2000万人を突破、国内興行収入は254億円を超えるほどの人気ぶり。興行収入、動員数共に現在の記録は13年ぶりとなる快挙を達成している。
多方面に広がる話題
映画の公開に伴い主題歌の「Let it go」も話題となり、その口ずさみ易いメロディーと「ありのままでいい」という歌詞に多くの人が心を奪われた。また、エンドソングを歌うMay J.の「Let it go~ありのままで~」は聞かない日がないほど耳にする大ヒット曲となった。ほかにも、多くのグッズが発売され、子ども用のドレスや人形などはすぐに品切れを起こし、再販売日には開店前にその発売を待つ人の列を作る店舗もあった。パンやデザート、お菓子に至るまで「アナと雪の女王」が登場し、日常的に目する機会も増えた。
人気はアイテムのみで収まらず、アナとエルサのメイク術や髪型にまでスポットが当たりネット上では、再生回数1700万を超えるメイクアップ動画も現れた。さらに、日本の「アナと雪の女王」の公式HPにもアナとエルサの髪型のセットアップ術が紹介されるなどその人気は多岐に渡るものとなった。
日本パークへの導入
そして東京ディズニーランドでは、5月29日に新たに導入されたキャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」にエルサとオラフが登場。パークは、この映像を見るためにやってきたゲストたちで溢れかえった。また、ディズニーホテルでキャラクターをイメージしたカクテルやパーク内のガラス製のオリジナルグッズが発売されるなど、今回のイベント発表に繋がるかのようにじわじわと、その登場範囲を広げた。
海外パークの「アナと雪の女王」
一方海外パークではすでに、「アナと雪の女王」がショーやパレードなどに取り入れられている。ウォルト・ディズニー・ワールドでは、パレード「ディズニー・フェスティバル・オブ・ファンタジー」に出演するほか、7時間に及ぶ待ち時間も発生したグリーティングや「セレブレイト・ザ・マジック」に映像の一部に映画のシーンが追加された。さらに、ディズニーハリウッドスタジオでは「アナと雪の女王」の本格的なスペシャルイベントが初開催。このイベントには、クリストフが初登場することでも大きな話題となった。ほかにも、ディズニーランド・パリの「ディズニー・マジック・オン・パレード」やディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの「ワールド・オブ・カラー」にも「アナと雪の女王」の演出が加わるなど世界的なムーブメントとなっている。
この度発表された、ファン待望の東京ディズニーランドで行われる「アナと雪の女王」の本格的なイベント。来年の1月からの冬のパークで、寒さを吹き飛ばすアツいイベントとなりそうだ。(ミッキープレスブログ)
※記事はミッキープレスブログの調査及び主観に基づくものであり、東京ディズニーリゾートのサービスが保証されるものではありません。
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