TDL初のプロジェクションマッピング、「ワンス・アポン・ア・タイム」全解説＜写真特集＞

シンデレラ城で公演する本格的なプロジェクションマッピング。総投資額は約20億円で、20台ものプロジェクターから投射された映像と、レーザーやサーチライト、パイロ（小型花火）などの特殊効果が駆使されて行われています。「塔の上のラプンツェル」や「ふしぎの国のアリス」などの人気物語のシーンが、シンデレラ城を美しく彩る約20分のショーの内容を詳細にレポートします。

同ショーは7つの物語から構成されており、ミッキーやミニーなどのメインキャラクターの出演がなく、ディズニー映画の名シーンのみで作り上げられています。映像はシンデレラ城のみならず両サイドのタワーにも映し出されるうえ、フレイムキャノンも上がる壮大なスケールのショーとなっています。

プロローグ

大きな絵本のページがめくられ、ディズニーの物語の名シーンが映し出されます。「ピノキオ」、「リトル・マーメイド」、「アラジン」が次々に登場。そして、チップがミセス・ポットに「お話を聞かせて！」とせがむと、「むかしむかし、あるところに…」の言葉が聞こえてきます。その後、「ライオン・キング」、「わんわん物語」、「ピーターパン」などの名シーンが映し出され最初の物語がスタートします。

使用曲：「ワンス・アポン・ア・タイム」

ふしぎの国のアリス

アリスはふしぎの国に迷い込み、ホワイトラビットを追いかけたり、クイーン・オブ・ハートやトランプ兵に追いかけられたり、マッドハッターたちのヘンテコなパーティーに出会います。

使用曲：「アリス・イン・ワンダーランド」、「時間におくれた」、「お誕生日じゃない日」

塔の上のラプンツェル

太陽のしずくから作られた魔法の金色の花がシンデレラ城に広がるシーンからスタート。そして、塔の上に暮らしているラプンツェルがフリン・ライダーと出会い歌うボートのシーンへ。夜空に昇っていくランタンの光が観ている人々を幻想的な雰囲気に包み込みます。

使用曲：「輝く未来」

シンデレラ

悲しみに暮れるシンデレラのもとに、フェアリーゴッドマザーが現れ魔法をかけます。小鳥やネズミたちがドレスを作り、プリンス・チャーミングと優雅にダンスを踊ります。

使用曲：「ビビディ・バビディ・ブー」、「これが恋かしら」

ピーター・パン

ビッグ・ベンの鐘が鳴り響くロンドンの夜空をピーターパンと子どもたちが、ネバーランドを目指して飛んでいきます。

使用曲：「きみも飛べるよ！」

白雪姫

森の奥の小屋の中、七人のこびとたちは白雪姫を囲んで陽気に踊り続けます。ドーピーがくしゃみをすると小屋が客席に向かって倒れてきます。

使用曲：「こびとたちのヨーデル」

くまのプーさん

100エーカーの森を風船を持ったプーさんが風に乗って飛んでいきます。シンデレラ城はハチミツたっぷりの蜂の巣に大変身。行き着いた先は、不思議なプーさんの夢の中です。

使用曲：「ズオウとヒイタチ」

美女と野獣

最後の物語は「美女と野獣」。シンデレラ城は、ステンドグラスをイメージした姿に早変わり。

ベルとビーストがワルツを踊るシーンやガストンとの決闘のシーンそして、ビーストが人間に戻る感動の瞬間が目の前に広がります。

使用曲：「美女と野獣」、「夜襲の歌」

フィナーレ

ミセスポットとチップの「そしていつまでも幸せにくらしました」の言葉を合図に、パイロが打ち上がります。「ワンス・アポン・ア・タイム」のテーマ曲にのせて、再び「アラジン」、「アナと雪の女王」のエルサとオラフ、「ライオンキング」、「ピーターパン」、「シンデレラ」、「ふしぎの国のアリス」のシーンが映し出され、盛大なフィナーレを迎えます。

使用曲：「ワンス・アポン・ア・タイム」

同ショーからは「信じていればどんな願いでも叶う」、「大切なのは信じる心」というディズニー映画の大事なメッセージを感じることができ、観る人々を温かい気持ちにしてくれます。この全く新しい新しいエンターテイメントは、訪れた際には必見ですね。（ミッキープレスブログ）

「ワンス・アポン・ア・タイム」

2014年5月29日開始、公演時間：約20分、公演回数：1 日1～2 回、公演場所：ディズニーランド、シンデレラ城（キャッスル・フォアコート） 、総投資額：約20億円、椅子席での鑑賞には抽選が必要。
※上演時間、抽選方法はオフィシャルサイトをご確認ください。


※記事はミッキープレスブログの調査及び主観に基づくものであり、東京ディズニーリゾートのサービスが保証されるものではありません。