秋倉諒子＆中野綾香、2人が驚いたダメンズとは？“恋愛マスター”から神アドバイスも＜座談会＞

秋倉諒子＆中野綾香、恋愛クロストーク

― 今でも交流が続いているというお二人ですが、まずは近況からお聞かせください。

秋倉：番組で出会って、終わる頃には腹を割って話す仲になっていたよね。今は何かあるたびに連絡しあっています（笑）。

中野：一緒に旅行したり、ご飯行ったりとかね。あとは電話でよく話しています。夜中から朝5時まで電話したりとか。

秋倉：内容はほぼ恋愛。だから綾香はほぼリアルタイムで知ってると思う（笑）。同い年だし、綾香はしっかりしていて参考になるんです。

中野：お互いに持ってないものがあるというか。私はすごく考えるタイプだから、私が悩んだときは諒子が「考えすぎだよ」って気持ちを軽くしてくれるんです。諒子は大事なことはこれ！って突き進むタイプなのですごく勉強になっています。

― タイプが違うからこそいいバランスなのかもしれないですね。一時は恋愛のライバルでもあったわけですが、ここまで仲良くなると思っていましたか？

中野：全然（笑）。

秋倉：綾香はあまりしゃべらなくて、最初は猫被ってたよね。同じ部屋のコ以外とは関わらなかったし。

中野：そうそう。縁があれば勝手に仲良くなれると思っているから、自分から積極的に行くタイプではなくて。諒子はちょっとつんつんした感じに見えた。

秋倉：本当に？

中野：うん（笑）。でも喋ってみたら、めちゃめちゃハッピーな人！ちょっとアメリカ人の血が入ってるのかなって（笑）。

恋愛と友情は両立する？2人の本音

― 実際のところ恋愛と友情の両立はどうでしたか？

秋倉：女のコたちとの共同生活が楽しかったから、私は特に意識してなかったです。友達づくりが目的ではなかったけど、彼と会う時間は限られていいて、必然的に女のコといる時間が長かったし。

中野：私は上手に両立できている感覚は全くなくて。みんなで恋愛の話をしてるけど、相手は一緒だよねって、ふと思ったときに、これどういう状況？って（笑）。

秋倉：あの時は普通だったけど、今考えるとおかしいよね（笑）。みんなで戦略を練りあってるんですよ。こうした方がいいんじゃない？って。

中野：でも全く読めない人とかもいて（笑）。女のコの間でもいろいろと駆け引きがありました。

― 過去に友達と同じ人を好きになった経験はありますか？

秋倉：私はないですね。友達が好きな人は恋愛対象にならないんです。綾香はありそう！

中野：いえいえ、これはほんと誤解がないように説明します（笑）。最初は合コンとか飲み会の場だったら、みんながゼロスタートだと思うんですよ。その場で被ったとしても、私も好きだからっていう感じで気にせず行っちゃう。結果、私が誘われることが多かったかなっていう（笑）。

秋倉：さすが！

中野：でも付き合ってるって分かっていたら絶対にない！例えば今は諒子が黄さんと付き合っているから、あの時自分が一緒にデートした人って感覚がない。もう諒子の彼氏としか見れなくて、今は2人を見守っている感じ。

秋倉：そういう面では、綾香が一番信用できるかもしれない。

中野：え、そうなのかな。帰ってきてから不安もあった？

秋倉：うん、めちゃくちゃ。みんな本気だった分、まだ好きなんじゃないかなって。でも綾香は本当にちゃんとしてた。同じ人を狙っているときは手強いライバルだけど、すごく信用できる人。今は綾香も恋愛中でルンルンしていて楽しそう。

中野：ありがとう（照）。みんな彼ができたら、安心して紹介してほしい（笑）。

壮絶な復讐バトルが爽快！「私の夫と結婚して」

― リアルよりも過激な恋愛模様が楽しめるのがマンガの世界。復讐バトルを繰り広げられる「私の夫と結婚して」をお二人もご覧になったそうですが、いかがでしたか？

秋倉：このマンガ、めちゃくちゃ面白かったです。最初は主人公・美紗の夫と大親友が不倫するシーンとドロドロの展開。もう美紗が不運すぎるんだけど、10年前にタイムスリップして、そこから運命を変えようと奮闘する姿は応援したくなる。復讐を遂げていく姿を見るとスカッとするし、これは読み進めちゃう！

中野：うん、展開が気になっちゃうストーリー。久々にどっぷりハマって時間を忘れて読んじゃいました。友達の彼と分かっているのに、手を出すコがいると思うと怖いよね。恋愛が絡むと本当に人って分からないからな～。

秋倉：確かに、人のものが欲しくなっちゃうコっているなって思った。マンガを読みながらイライラしちゃった。でも隠されていたら分からないよね。もしかしたら綾香とハオハオ（黄さんの愛称）も…（笑）。

中野：2人の話を聞きすぎているから、それは絶対にない（笑）。人のものを欲しがる気持ちって理解できなかったけど、「私の夫と結婚して」を読んで、羨ましさからなのかなって妙に納得しちゃった。

秋倉：不倫する友也と麗奈は地獄に落ちろぐらいの気持ちだったよ。ここまでひどい人は会ったことないかも…。綾香は？

中野：程度によるけど、私、ダメ男嫌いじゃないんですよね（笑）。友也みたいに、可愛いって褒めてくれたり、積極的なタイプの男性が職場にいたとしたら、ちょっと飲みに行ってもいいかなって思っちゃう。全然色気ない人より、ちょっといい匂いがするタイプが好きで。悪さもなんか癖になるというか…。

秋倉：えー！

中野：恋愛に関して、結構受け入れ態勢なんですよ。恋愛が人生の全てと思ってないからこそ、彼の個性くらいにしか思わないんです。

― さすがです（笑）。恋愛上級者のお二人の必勝法もお聞きしたいです。好きな人をどう攻略しますか？

秋倉：最初そっけない感じから、徐々に好きを出していくとか。絶対に前面には出しすぎないで、どっちなんだろうぐらいにします（笑）。で最後の一押しに、「〇〇君みたいな人と付き合えたら幸せだね」って言う。これ落ちるんじゃないですかね？

中野：分かる！「好き」って言わないのは私もやるかもしれない。分かりにくいぐらいがちょうどいい。めちゃくちゃ好きでも、だってまだわかんないしみたいな感じのテンションぐらいにしとおく（笑）。

秋倉：告白は私からはしないかな。形式的なことが好きだから、ちゃんと付き合った節目が欲しい。どっちなんだろみたいになるのが一番嫌かも。

中野：私も仕向けることはしないですね。それに付き合う前がやっぱ一番楽しいと思ってるんですよ。なんか付き合っちゃうと、平和な愛情を交換しあう感じで…。

秋倉：それがいいじゃん！綾香の恋愛は刺激が強すぎてドキドキしちゃう。

中野：曖昧な関係だからこそ、強く惹かれ合うみたいな感じがいい。危うい女なんで（笑）。

― （笑）。恋愛において、ダメな人の見極め方はありますか？

中野：鈍感な人とか苦手かな。仕事をしていても思うんですけど、空気が読めないと相手の気持ちをそこまで考えられないと思うので。デートを3回すればある程度わかる気がする。

秋倉：違うなと思っても、3回デートする？

中野：印象が変わった上で、自分がどう思うかを考えるというか。あとは、そこまで好きになっていなくても、美味しいしゃぶしゃぶとか目的があるお誘いだったら行くかな。

秋倉：私は1回で結構（笑）。感覚タイプなので、ちょっとダメかもなと思ったら無理ですね。フィーリングが合わない人っていない？頑張ってみても波長が合わないというか。基本的にオープンだけど、見切りは早いかもしれないです。

中野：確かに諒子のコミュ力でも無理だったら、合わない相手ってことかもね。

― 「私の夫と結婚して」は傷ついた経験から、復讐を覚悟するストーリーですが、お二人は恋愛で傷ついたときに乗り越える方法はありますか？

秋倉：これは自分を磨くに尽きる。

中野：うん、絶対後悔させてやるっていう気持ちで、めちゃくちゃいい女になる。あの時、結婚しとけばよかったぐらいに思わせたいよね。

秋倉：そうそう！仕事や趣味に熱中したり、自分にフォーカスすることが大切。相手のことをフォーカスして考えると、いつの間にか美化されてループから抜け出せなくなっちゃう。それは無駄な時間だし、別れはもっと素敵な人と出会えるきっかけになるはず。だから自分フォーカスで頑張ることが乗り越える一番の方法なんじゃないかな。

中野：私のところには、別れて後悔したとか、元彼が忘れられないっていう相談がめちゃくちゃ多いんですよ。別れたってことはもう自分の人生には必要のない人。それより、自分が住みたい場所に住んで、就きたい仕事について、やりたいことやって。彼のことが全く気にならないぐらい自分のやりたいことを突き進めたほうがいい。そしたら「この人と付き合ったおかげで今がある！」って思えるようになれるかなって。

秋倉：恋愛で引きずる時って、後悔があったり、好きな気持ちが執着として残っているだけのこともあるしね。

中野：本当に、愛と憎しみは紙一重。すごく好きだったからこそ、憎しみの気持ちも大きかったりするから。

― では「私の夫と結婚して」で印象的だったシーンは？

中野：私は部長とのワンシーン。ふと至近距離になったタイミングで「たまらなくキスしたいんですが」って…。

秋倉：あー！壁ドンのシーン！

中野：見てこの出来上がった2人を！私は新幹線の中で読みながら目を見開いちゃった！これは記憶に残さなきゃ（笑）。早くくっついてほしいって思っていたから、興奮しちゃいました。

秋倉：いや、私は許可を取らずにしてほしいー（笑）！

中野：私は、麗奈が“女”を出すシーンに注目してたんだけど、縦スクロールしながら麗奈の顔きたー！って、ジワジワ感も楽しんでました。エロい顔の描写が素晴らしすぎて、どきっとする。

秋倉：わかる！一瞬、周りを気にしちゃうよね。悪い顔もジワジワくる。そういう演出も楽しめる。私は横にページをめくるマンガに慣れていたんだけど、縦スクロールも見やすかった！

中野：ドキドキしてる時、恐る恐る読む時で、読むスピードも変わるし、ネタバレしないで自分のペースで読めるのもいいよね。シーンが変わるときも少し余白があったり、読みやすかったです。

秋倉：早くみんなでこの話で盛り上がりたい～！

中野：これは本当に人生をついているマンガ。人生をやり直して復讐するところからスタートして、どこに着地するんだろうって思ってたんですけど、人生の目的が復讐からポジティブに変わっていく。すごく深くて、周りのコにオススメしてる。

秋倉：自分の意志でこんな変えられるんだって思えるよね。目標がなかったり、人生に迷っている人もいいかもしれない。夫婦やカップルで同じ作品共有できるのも素敵。ハオハオにも読ませてみようかな。

中野：女って怖いってなるかも（笑）。でも女性が読んでも刺激的だし、恋愛ってどうやってするんだっけって方もヒントがありそう。最後どうなるんだろう？読み切ったら電話するね。

秋倉：今まだ中盤なんだよね？この後がまた面白くなるんだよ～！早く読んで話そう！

― またお二人で話が盛り上がりそうですね（笑）。お二人のお話すごく楽しかったです。ありがとうございました。

「私の夫と結婚して」作品紹介

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