不健全な“美の競争”に終止符 SK-IIが世界のアスリートと巻き起こす「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」とは
2020.02.13 17:15
もしあなたが、努力して磨き上げたパフォーマンスではなく、ビジュアルなど表面的な部分でジャッジされてしまったら―。東京2020オリンピックまであと半年に迫る中、世界のトップアスリート6組のSNS投稿が発端となった「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」が、世界中の女性たちの共感を呼んでいる。 提供元:SK-II
「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」の真意
史上最多メダル獲得した体操界のレジェンド、シモーン・バイルスが語る、「美しさに対する競争」とは。シモーン・バイルスはこれまで、“体操選手の美しさはこうあるべき”という固定概念から作り出された美しさの定義から、腕や足、レオタード姿やプライベートのパンツ姿まで非難されてきた経歴を持つ選手。
SK-IIの新キャンペーン「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」では、彼女のように望まない競争を乗り越えたアスリートたちが実体験を通して、美しさにおける競争について問いかけていき、世界中の女性たちが美しさを定義から開放され、競争からくるプレッシャーで自分の持つ可能性を狭めないよう、踏み出す一歩を後押しする。
12日に投稿されたTwitterには「体操では、他の多くの職業と同様に、パフォーマンスとは関係のない競争が激化しています。第三者の勝手な定義で美をジャッジされたり、人をけなすような現状と決別することにしました。だって彼らが言うことじゃない。美しさなんて他の誰にも言う権利はないんだから」と語り、これまで長く続いてきたパフォーマンス以外の"競争”に終止符を打つことを宣言した。
オリンピック公式種目に初採用されたサーフィンからは、前田マヒナが「私の競争は世界最高のアスリートになるためのもので、どんな見た目であるべきかではないんです。私は私らしく生きていると、誇りを持って言えます」と#NOCOMPETITION 美は #競争ではないのハッシュタグと共に力強いコメントを投稿。
卓球選手の石川佳純は「成功すればするほど、プレッシャーや周囲の大きな期待から自分自身の力が本物かを疑ってしまう時があります。私は今まで、これらに応えようと、常に自分自身と戦っていた気がします」と明かし、過去の栄光に固執するのではなく、“今”に集中して競争に向き合うことを決意した。
アスリートが“美の競争”に終止符を宣言
アスリートにとって“競争”とは、時にライバル、時に己を相手に戦い、自分を高めて未知なる領域へ到達するために欠かせないもの。しかし、知らずのうちに“美しさ”をジャッジされたり、競技以外の部分をフォーカスされたり、女性アスリートたちを悩ませる様々な“競争”も存在している。
アスリートに限ったことではなく、作り上げられた美の基準がプレッシャーとなったり、同じ立場なのに「女性だから」と業務を任されたりと、多くの女性は知らずのうちに作り上げられた概念に心がモヤモヤっとした経験もあるのでは?
同日に公開された動画では、“競技”で競い合うことはWELCOME(歓迎)、CELEBRATE(祝い)、PUSHER(高めてくれる)とした一方、“美”が競争になる女性のことに“NO”を掲げ、「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」キャンペーンが本格的に始動した。
#NOCOMPETITION 美は #競争ではない
SK-IIはオリンピック公式スキンケアブランドとして、アスリートと共に「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」を展開。ストレスやプレッシャーをもたらす“競争”から開放され、女性たちが自分らしく生きようと一歩踏み出すためのメッセージを送っていく。他に、世界記録を持つ水泳選手リウ・シアン、金メダリストのバドミントンペア高橋礼華(※)&松友美佐紀、女子日本代表バレーボールチーム火の鳥NIPPONの選手たちが「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」に参加。SNS上で思いを発信している。※高橋の高は、はしご高
“競争”に誰よりもこだわってきた彼女たちの表明に、フォロワーからは「Yes yes and YES!」など賛同するコメントが溢れ、「立ち上がってくれてありがとう!」「あなたはそのままで素晴らしく、美しいです。これからも最高であり続けてください」といったエールも。「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」が一大ムーブメントへと広がりを見せている。
今後、6組のアスリートの美と人生の“競争”について、リアルなストーリーが順次公開。
様々な逆境を乗り越え、感動ドラマを生み出してきたアスリートの言葉は、多くの女性の心を揺さぶるはず。自分ではない誰かが決めた“美の定義”から脱却して、自分らしく輝く時代が幕を開ける。(modelpress編集部)[PR]提供元:SK-II