席替えせずに5時間飲み続けて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポートvol.1】
2018.06.08 21:00
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今日から始まった連載「酒池肉林子の相席屋ガチレポート」。ラブ・コラム担当編集部員“酒池肉林子”が出会いスポット「相席居酒屋」にガチで足を運び、そこで直面した現実を元に楽しんで出会いを掴むための掟をご紹介。今回のテーマは「席替えをせずに5時間飲み続けて分かった相席居酒屋を楽しむ掟」。相席居酒屋の楽しみ方や出会いの掴み方を独自の目線で紐解いていきます。
どうも、初めまして。男と酒が大好きなのにナンパされると一気に怖気づき「ト◯トロの末裔だから森に帰るの!」と言ったり、元カレが残した3ケタの借金に追われながらも酒に溺れたりしている酒池肉林子(しゅちにくりんこ)と申します。
今回から始まりました…
男と酒が大好きかつ色々訳あって借金を返済している私が「あ~外で飲みたい~男と触れ合いたい~」と思った時によく行く場所。それは…
お金を掛けずにお酒が飲めるし、何より大好きな男という生き物と触れ合うことができる。
私にとってはまさにパラダイス、楽園です。
今回は、高校時代から付き合いのあるスタイル抜群のギャルA美とロリ系の可愛らしい少女感を漂わせたB子を引き連れて3人で都内にある相席居酒屋に行ってきました。
因みに私の外見スペックを一言で言うと、“中途半端なモサいサブカル女子”って感じです。
あ、年齢は全員20代前半な上に都内在住です。
「少し早かったかな~」と思いつつも店員さんに案内されるがまま、私たち3人は着席。
店員さん「この札に書いてあるアルファベットが皆さんの札になりますので、席替えしたい場合は希望カードに男性のアルファベットと人数、そして皆さんのアルファベットと人数を入力して店員に渡して下さい!それか直接店員に話しかけるのでも全然良いので~」
私たち3人「分かりました~!」
そんな説明を受けて、とりあえずお酒を飲んで男をひたすら待ちます。
15分ほど経ってから入り口に3人ほどの男性がいるのを目撃。
私たち3人は「もしかしたらあの3人と相席をするかもしれない」とヒソヒソ話していたら、案の定その3人が私たちの席に案内されて座ってきました。
店員さんの大きい声のコールで恥ずかしくなりながら乾杯をした私たち6人は、それぞれ自己紹介をする流れに。
男1:40代前半。職業は営業。北海道在住。良い感じのイケメン。
男2:40代後半。職業はIT関係。東京都在住。メガネをかけた優しい人。
男3:30代後半。職業はトラックの運転手。岐阜県在住。ごくごく普通の顔立ち。
『…次に繋がりにくくねぇ?』
心の中で私は疑問を呈しました。
男性陣3分の2が遠いところに住んでいるって…次のデートのお誘いしにくいじゃん…。
とはいえ、相席したからには全力で楽しませていかなければならない。
なぜなら男性はお金が掛かっているから。
どういう繋がりなのかといった話や出身はどこなのか、住んでいるところはどこなのかなど当たり障りない会話をして徐々に距離を詰めていきます。
彼らはオンラインゲームで仲良くなった3人だそうです。
しかもその日が初対面だったのだとか。全然そんな風には見えませんでした。
私「えー!今と全然ちがーう!」(キャピ声)
男2「当時はこういう感じのファッションが流行っていたからね~あとはこういうのも流行っていて~…」
私は思いました。
『どうしよう、聞いているフリをしているけど全然話が分からない』
いわゆる“ジェネレーションギャップ”という壁にぶち当たったんです。
A美もB子もどういう反応をしたら良いか分からずに戸惑っているのが分かりました。
そこで私が頭をフル回転させて振った話題が…
「平野ノラっているじゃないですか?当時もやっぱりあんな感じでバブリーだったんですかぁ?」(キャピ声)
我ながら良いパスした…と自画自賛。
男2は「あれはちょっと盛りすぎだけど、でも当時は本当にあんな感じの女の子がいっぱいいたよ~!」ノリノリで答えてくれたので、何とかその場を切り抜けることができました。
私はハイボールを飲み干して「バブリーブームを起こしてくれた平野ノラに大感謝…」と心の中で呟きました。
サンキュー、平野ノラ。サンキュー、バブリー。
この時点でおそらく2時間半は経過していたかと思います。
男1が私のことを見ていきなりこんな事を言いだしたんです。
男1「話していて思ったんだけどお前ってバカだよね?」
私「…はい?」
男1「いやだから、お前ってバカだよね?」
「この野郎!いくら初対面で酒が進んでいるからって言って良いことと悪いことがあるじゃんか!」と思いつつ、否定できないまま笑う私。
だってバカじゃなかったら、ナンパされて「ト◯トロの末裔だから森に帰る」とか言わないし、元カレの借金を肩代わりすることなく普通の生活を送ることできているはずだもん。
因みにこれをキッカケに男1から永遠と“バカいじり”されるハメになりました。
身を削ることも時には大事…と自己暗示をかけて、ゲラゲラ笑って場を盛り上げます。
だって、ここでキレたらめちゃくちゃ場がシラけるじゃないですか…。
それぐらい、元カレの借金を抱えたバカでも分かります…。
永遠とバカいじりされたらこっちだって席替えしたくなります。
つーか…
相席居酒屋の醍醐味といえば席替えだよな!?!?
何故、私たちはそれができていないんだ!?
今思い返してみると、2つの理由があったんです。
No.1:案内された席から店員さんのいる場所がガッツリ見える(これに関しては運だから仕方ない)
No.2:相手の男性が持っている札のアルファベットを把握していなかった(こっちの方がどう考えても深刻&ポンコツ)
平野ノラの話を振ったり、身を削ってバカって言われ続けていたりしたら、最初に店員さんから説明を受けたことが出来ない状況になってしまったんです。
あ~~~何てことになってしまったんだ!やらかした!と思った時には既に遅し。
気がついたら5時間、席替えせずにその男性たちと飲み続けていました。
レジでその様子を見守っていた私たちですが、店員さんから「席替えしないお客様は初めてです」と言われたので、反射的に「でしょうね」と言ってしまいました。
その様子を見たB子は「申し訳ないから連絡先だけ交換しとく…」と連絡先を交換していましたが、私とA美は「えら~い」と他人事のように言い連絡先を交換しませんでした。
男性たちは2軒目を提案してきましたが、それを右から左へ聞き流し、私たち3人は颯爽と駅へと消えていくのでした。
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験に基づいた記事になります。
今回から始まりました…
男と酒が大好きかつ色々訳あって借金を返済している私が「あ~外で飲みたい~男と触れ合いたい~」と思った時によく行く場所。それは…
お金を掛けずにお酒が飲めるし、何より大好きな男という生き物と触れ合うことができる。
私にとってはまさにパラダイス、楽園です。
今回は、高校時代から付き合いのあるスタイル抜群のギャルA美とロリ系の可愛らしい少女感を漂わせたB子を引き連れて3人で都内にある相席居酒屋に行ってきました。
因みに私の外見スペックを一言で言うと、“中途半端なモサいサブカル女子”って感じです。
あ、年齢は全員20代前半な上に都内在住です。
目次
いざ相席居酒屋へ!しかし待ち受けていたのは予想外の出会いだった
時刻は夜7時半。「少し早かったかな~」と思いつつも店員さんに案内されるがまま、私たち3人は着席。
店員さん「この札に書いてあるアルファベットが皆さんの札になりますので、席替えしたい場合は希望カードに男性のアルファベットと人数、そして皆さんのアルファベットと人数を入力して店員に渡して下さい!それか直接店員に話しかけるのでも全然良いので~」
私たち3人「分かりました~!」
そんな説明を受けて、とりあえずお酒を飲んで男をひたすら待ちます。
15分ほど経ってから入り口に3人ほどの男性がいるのを目撃。
私たち3人は「もしかしたらあの3人と相席をするかもしれない」とヒソヒソ話していたら、案の定その3人が私たちの席に案内されて座ってきました。
店員さんの大きい声のコールで恥ずかしくなりながら乾杯をした私たち6人は、それぞれ自己紹介をする流れに。
男1:40代前半。職業は営業。北海道在住。良い感じのイケメン。
男2:40代後半。職業はIT関係。東京都在住。メガネをかけた優しい人。
男3:30代後半。職業はトラックの運転手。岐阜県在住。ごくごく普通の顔立ち。
『…次に繋がりにくくねぇ?』
心の中で私は疑問を呈しました。
男性陣3分の2が遠いところに住んでいるって…次のデートのお誘いしにくいじゃん…。
とはいえ、相席したからには全力で楽しませていかなければならない。
なぜなら男性はお金が掛かっているから。
どういう繋がりなのかといった話や出身はどこなのか、住んでいるところはどこなのかなど当たり障りない会話をして徐々に距離を詰めていきます。
彼らはオンラインゲームで仲良くなった3人だそうです。
しかもその日が初対面だったのだとか。全然そんな風には見えませんでした。
ジェネレーションギャップにぶち当たったのでとりあえず◯◯の話を振っといた
しばらくお喋りをしていくうちに、男2が過去の自分の写真を見せてきました。私「えー!今と全然ちがーう!」(キャピ声)
男2「当時はこういう感じのファッションが流行っていたからね~あとはこういうのも流行っていて~…」
私は思いました。
『どうしよう、聞いているフリをしているけど全然話が分からない』
いわゆる“ジェネレーションギャップ”という壁にぶち当たったんです。
A美もB子もどういう反応をしたら良いか分からずに戸惑っているのが分かりました。
そこで私が頭をフル回転させて振った話題が…
「平野ノラっているじゃないですか?当時もやっぱりあんな感じでバブリーだったんですかぁ?」(キャピ声)
我ながら良いパスした…と自画自賛。
男2は「あれはちょっと盛りすぎだけど、でも当時は本当にあんな感じの女の子がいっぱいいたよ~!」ノリノリで答えてくれたので、何とかその場を切り抜けることができました。
私はハイボールを飲み干して「バブリーブームを起こしてくれた平野ノラに大感謝…」と心の中で呟きました。
サンキュー、平野ノラ。サンキュー、バブリー。
男1「お前ってバカだよね?」VS 私「…はい?」
お互いお酒もどんどん進み、ワイワイと盛り上がってきた頃。この時点でおそらく2時間半は経過していたかと思います。
男1が私のことを見ていきなりこんな事を言いだしたんです。
男1「話していて思ったんだけどお前ってバカだよね?」
私「…はい?」
男1「いやだから、お前ってバカだよね?」
「この野郎!いくら初対面で酒が進んでいるからって言って良いことと悪いことがあるじゃんか!」と思いつつ、否定できないまま笑う私。
だってバカじゃなかったら、ナンパされて「ト◯トロの末裔だから森に帰る」とか言わないし、元カレの借金を肩代わりすることなく普通の生活を送ることできているはずだもん。
因みにこれをキッカケに男1から永遠と“バカいじり”されるハメになりました。
身を削ることも時には大事…と自己暗示をかけて、ゲラゲラ笑って場を盛り上げます。
だって、ここでキレたらめちゃくちゃ場がシラけるじゃないですか…。
それぐらい、元カレの借金を抱えたバカでも分かります…。
席替えしたいのにできない…そのポンコツすぎる理由は?
身を削ることも時には大事…と自己暗示をかけても、人間には“限界”というものがあります。永遠とバカいじりされたらこっちだって席替えしたくなります。
つーか…
相席居酒屋の醍醐味といえば席替えだよな!?!?
何故、私たちはそれができていないんだ!?
今思い返してみると、2つの理由があったんです。
No.1:案内された席から店員さんのいる場所がガッツリ見える(これに関しては運だから仕方ない)
No.2:相手の男性が持っている札のアルファベットを把握していなかった(こっちの方がどう考えても深刻&ポンコツ)
平野ノラの話を振ったり、身を削ってバカって言われ続けていたりしたら、最初に店員さんから説明を受けたことが出来ない状況になってしまったんです。
あ~~~何てことになってしまったんだ!やらかした!と思った時には既に遅し。
気がついたら5時間、席替えせずにその男性たちと飲み続けていました。
帰り際:店員さん「席替えしないお客様は初めてです」私「でしょうね」
相席居酒屋が閉店するということでお会計をしたところ、男性たちは6万円ほど支払いをしていました。恐るべし、相席居酒屋。レジでその様子を見守っていた私たちですが、店員さんから「席替えしないお客様は初めてです」と言われたので、反射的に「でしょうね」と言ってしまいました。
その様子を見たB子は「申し訳ないから連絡先だけ交換しとく…」と連絡先を交換していましたが、私とA美は「えら~い」と他人事のように言い連絡先を交換しませんでした。
男性たちは2軒目を提案してきましたが、それを右から左へ聞き流し、私たち3人は颯爽と駅へと消えていくのでした。
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験に基づいた記事になります。
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