ドラマ「逃げ恥」の契約結婚だけじゃない!常識に囚われない「新しい結婚の形」5選
2016.11.08 23:00
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新垣結衣主演のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22時)で話題を呼んでいるのが「契約結婚」。ドラマでは「夫=雇用主」「妻=従業員」としての契約を結んで結婚していますが、現代にはこういった、従来の結婚スタイルに囚われない夫婦が増えてきているとか。今回は様々な「新しい結婚の形」をまとめてみました。
事実婚
事実婚とは婚姻届を出さずに、普通の夫婦と同様に共同生活を送ることを言います。ドラマ「逃げ恥」の夫婦も、籍は入れずに一緒に住んでいる事実婚の形をとっています。
入籍をしないので姓名を変える必要がなく、手続きも普通の結婚に比べて、遥かに手軽に済ませることができます。
配偶者控除等の税金の優遇や相続の権利は認められていませんが、一緒に住んでいることが証明できれば、年金や健康保険等の社会保障は家族として受けることができます。
また万が一離婚してしまった際に、バツがつかないこともメリットとして上げられます。
「夫婦別姓を貫きたい」「結婚しても対等なパートナーでいたい」という夫婦は事実婚を選択することが多いようですよ。
週末or隔週婚
週末婚も1999年に放送されたドラマで広く認知されるようになったもの。平日はお互い別々の自宅で過ごし、土日だけ同居するという結婚スタイルです。
たとえ相手のことが好きだとしても「ずっと一緒に住むのは息苦しい」という方には最適と言えるでしょう。
結婚していながらも、恋人同士のような感覚で生活していくことができるため、適度な距離感を保ったまま、仲良くやっていくことができるという夫婦も多いです。
男性も平日は誰も気にせず仕事に取り組むことができるし、女性も平日は家事の大変さから解放され、自分の時間を大切にすることができます。
ただし、家賃や光熱費などの生活費が単純に2倍になってしまうことがデメリットといえます。
週末婚から会う回数をさらに少なくした「隔週婚」(隔週の土日だけ夫婦で同居)を取り入れる夫婦も増えてきているようです。
「ひとりで過ごす時間も大切にしたい」という現代の考え方に合った結婚といえるでしょう。
別居婚
「週末に同居」が決まっている「週末婚」とは違い、特に会う日を定めずに別居している「別居婚」。夫の単身赴任などが原因でやむを得ず別居婚となっている夫婦がほとんどですが、あえて別居婚をしている夫婦もいるよう。
お互いの生活や住む場所を縛り付けることなく、それぞれの自由に任されているので、一緒に住むストレスをまったく感じることがありません。
でも婚姻届を提出した、社会的にも立派な夫婦のため、精神的にはかなり支えとなるでしょう。
ただし、相手に任せてしまっている分、浮気されてしまうケースもあるので、2人の信頼関係が強くないとできないスタイルといえます。
卒婚
ある程度の年齢を迎えたら、結婚を卒業し、それぞれの生活を楽しむという「卒婚」を選択する夫婦もいます。たとえば、子どもが立派に育ち、社会人になって、面倒を見る必要がなくなったの機に、夫婦での同居を止めて、別々の家で暮らすというもの。
ただ、熟年離婚とは違い、籍は残したまま別居するだけで、仲違いをしてしまったというわけではありません。
子育てや、仕事が終わり、それぞれの悠々自適な生活を歩んでいきたいという熟年夫婦が「卒婚」を選んでいくみたいです。
もちろん夫婦関係は持続しますので、子どもたちと会う時やどちらかが体調を崩してしまった時などは一緒にいたほうがいいでしょう。
恋人同士だった頃を思い出し、またデートに出掛けるのも素敵だと思いませんか?
オープンマリッジ
「オープンマリッジ」とは夫婦間以外の性交渉をお互いに認め合った上で結婚をするというもの。つまり、お互いの合意のもとなら、いくら不倫をしたとしてもOKという考え方です。
不倫相手にもちゃんとオープンマリッジをしていることを伝えれば、夫、妻、不倫相手の誰もが傷つくことがありません。
夫婦で縛り付けあっていた性的欲求を解放することで、ストレスを解消することができるので、夫婦間の仲もいい状態を保っていけるのです。
もちろん社会的にはれっきとした夫婦なので社会保障や税金の面でのデメリットはありません。
ただ、まだ社会的に認められている関係性ではないため、周りから理解が得られないという側面もあります。
いかがでしょうか?
「結婚したら同じ苗字で、同じ家で一緒に暮らしていく」という既成概念も変わりつつあるようです。
もちろん、「こんな夫婦生活いやだ」という方がいるのも当然です。
夫婦生活は2人で作り上げていくものなので、2人でよく話し合い、ずっと仲良しのまま人生を歩んでいけるスタイルを見つけていければいいでしょう。(modelpress編集部)
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