失恋に効く映画5選

そんな失恋後、涙で目を腫らしてしまったあとにピッタリな映画がありますよ。

今回は「失恋に効く映画5選」を選りすぐってご紹介します。

1．「サンシャイン・クリーニング」

2008年の心温まるヒューマンドラマ。美しい姉妹は、自分たちが負け組だという自意識を持ちながら人生を惰性のように送っていました。そんな2人は、ひょんなことから事件現場のクリーニングという、ちょっと変わったビジネスを始めることに。それにより、自分自身と向き合いながら逞しく人生を歩む力を身につけていきます。

ちょっと滑稽でホロリとして、失恋で落ち込んでいる人も優しく元気になれる映画です。

2．「メタルヘッド」

2010年の一味違ったヒューマンドラマ。母の死から立ち直れない少年と、人生を諦めた女性の前に現れたのは、とても普通の感覚では対処できない変わり者の男性。しかし、社会の縦横や規制、常識には一切とらわれない男性の言動が、いつの間にか少年と女性の心に大きな変化をもたらすという物語。

とにかく下品で乱暴で滅茶苦茶。なのに、何故か憎めない破天荒な男性を見ていると、失恋で悲しんでいることを「やーめた」と言いたくなるはず。

3．「ホットファズ」

2007年のアクション・コメディー。優秀過ぎて煙たがられ、ついには左遷されてしまった警察官が、一見平和なイギリスの田舎町で起こった事件をキッカケに、妙な雰囲気に気付き始めます。お人好しで映画好きな相棒とコンビを組んで探り始めますが、そこには恐ろしい秘密が…。

ハチャメチャな映画を観てつらい出来事を忘れたいならコレ。「人生、恋だけじゃない！」と吹っ切れるほど、ありえない過激なブラックユーモアと友情が描かれている映画です。

4．「素敵な人生のはじめかた」

2006年のハートウォーミングなドラマ。かつての名優が久々にインディーズ映画で俳優復帰をすべく、役作りでスーパーマーケットに訪れます。そこで、人生にウンザリしつつも次の道を見つけようともがくレジ係の女性に出会います。そして、かつての名優の陽気で楽観的な性格や、彼のおちゃめな行動に巻き込まれていく周囲の人々の温かい雰囲気が、始終しかめっ面だったレジ係の女性のココロを静かに解きほぐし、美しい表情に変えていく物語。

失恋して辛かった心も観終わったあと、心がほんのり温まる映画です。

5．「カダカ」

1997年のSFドラマ。夢が人に与えるチカラを改めて実感する物語。主人公の宇宙飛行士になる夢への痛々しい努力が切ないほど。近未来の宇宙局や、遺伝子に関する興味深い描写、そして、それぞれの生きざまは、SF映画としても、ヒューマンドラマとしても見応えあり。

観終わったあと、失恋で悲しんでいる余裕を与えず、人生を考えさせ、前向きにしてくれる映画です。

いかがでしたか？

映画の魅力は、気分を変え、自分の希望あふれる未来を想像するチカラをもたらすこと。映画で脳を活性化して、泣いてスッキリ、新しい恋を見つけてくださいね。（modelpress編集部）