結婚生活が垣間見える未婚男性の態度

夫となる男性は、あなたの苦しい谷の時代に心の支えとなり、2人で幸せを築いていける相手でないと、結婚は“地獄の入口”ともなりかねないのです。

でも、実はよく観察していると、未婚男性でも結婚後の姿を垣間見せる場面があります。今回はその場面をご紹介しましょう。

彼の母親に対する態度に結婚後の彼の夫の姿が見え隠れ

どこの家も夫婦のあり方や愛情の示し方というものは、その家の家庭の雰囲気や両親のあり方が基礎になっているものです。自分の育った家庭が“普通の家庭”となるのが一般的です。大人になって他人の家庭と自分の家庭を比べて、この“普通の家庭”の基準が変わったとしても、幼い頃から物心つく前に植えつけられた愛情のあり方はそうそう変わるものではありません。一般的に彼の母親に対する態度が将来の妻に対する態度になるといわれています。息子にとって母親というのは、一番心の許せる女性なので、多くの場合、未婚男性の理想の女性は、母親のような女性であるか、あるいは母親を反面教師とした母親と対極的な女性となります。

その位母親の影響は息子にとっては大きいのです。いくら恋人に優しい男性でも、母親に対して優しくなかったり、乱暴に扱ったりしている男性には気をつけましょう。それが彼の最も心を許した女性に対する真の姿なのです。夫婦になるということは、将来あなたが彼にとってこの世の中で最も心許せる女性となるのです。母親に接する態度そのものが、彼が見せる将来の妻に対する態度だと言っても過言ではないでしょう。

結婚は“甘い新生活”ではなく“現実の生活”

恋人時代は2人だけのラブラブな世界に支配されています。頭の中は快楽の脳内物質（ドーパミン）が大量分泌され、反対に客観視することで批判・冷静な判断を下す脳の働きが鈍る傾向にあるので、世の恋人たちは常に幸せムードでいっぱいなのです。

しかし結婚したとたんに、夫の両親や親戚付き合いも始まり、客観的に冷静に判断しなければならないことが増えていきます。

また、長い人生、親が亡くなったり、子どもに重い病気が見つかったり、自分や夫が病気になったり、子どもが学校で問題を起こしたりいじめに遭ったり…。考えられる不運や家庭問題は山のようにあります。経済的安泰が続くかも保証されたものではありません。

結婚は“幸せのゴール”ではなく、結婚が幸せな人生へのスタート地点なのです。だからこのような人生“谷”の時代にこそ、家庭から逃げ出さずに支えてくれる夫でなければ、一緒に夫婦の幸せを築いていくことはできません。夫婦は結婚してから一緒に成長するものです。夫婦一緒に手に手を取って人生の“山”の頂上に登ることができたとき、初めて一人前の夫婦になれるのです。何度も人生の“谷”を経験し、その度に“山”の頂上を目指して登っていく夫婦の絆を強め幸せになっていくものなのです。

いかがですか？

この“山”の頂上に立って幸せを実感できるかどうかは、夫の妻に対する優しさと愛情にかかっています。幸せな人生にするためにも、結婚する前に彼の母親に対する接し方を観察することで、彼の中の一般夫婦像を見ておくことはとても重要かもしれませんね。（モデルプレス）