映画「名無し」大ヒット御礼舞台挨拶に出席した丸山隆平(C)モデルプレス

丸山隆平「一番人生で長く一緒にいる」SUPER EIGHTメンバーとの絆語る 全員での食事会も計画「私が予約をしまして」【名無し】

2026.06.07 18:25

俳優の佐藤二朗、丸山隆平SUPER EIGHT)が6月7日、都内で開催された映画『名無し』大ヒット御礼舞台挨拶に出席。丸山がメンバーとのエピソードを明かした。

  

佐藤二朗&丸山隆平、映画館で鑑賞

佐藤二朗(C)モデルプレス
連続殺人犯の“名無し”こと山田太郎を演じた佐藤は「昨日私は川崎のTOHOシネマズ川崎に1人でこっそり観に行ったんですね。この映画を」と告白。「実は『爆弾』という映画の公開時期も3回ほど観に行って。『爆弾』のスズキタゴサクは人を直接殺めないので、映画を観終わった後に別に見つかってもいいかと思って、実際に何人かにバレてしまったんですけど」と話し、「今回の『名無し』は観終わった後、これは何が何でもバレないで帰ろうと思いまして。(顔を手で隠しながら)こうやって、余計目立つんじゃないかっていう。バレなかった。でも、劇場スタッフのおばちゃんにはバレました。『佐藤二朗さんにそっくりね!』って言われて」と明かした。

少年期の山田を保護して名付け親となる巡査・照夫を演じた丸山は「上映されて、3日目に行きました」「六本木の方に」と報告。「全くバレなかったです。それだけ皆さん没入して観てくださって。何かを感じながらっていう。気配で分かるじゃないですか。スッて行く人がいるじゃないですか。それがなかったです。みんな重かったです」と観客の反応を振り返った。

佐藤二朗、異例のヒットに喜び

佐藤二朗(C)モデルプレス
小規模公開では異例の興行収入2億円突破というヒットについて、脚本を手掛けた佐藤は「5年ほど前に一人でうじうじこの作品を書いて、それで30人ほどのプロデューサーに見せて。中には親身になって実現に向けた方法を模索してくれたプロデューサーも何人かいて、すごく感謝しているんですけど、結局最後は『オリジナルはやっぱり難しい』と。今の日本映画界では、有名な漫画とか小説の原作が担保になるから、それがないとオリジナルは後回しになっちゃうっていう結論になっていて」と回想。「でも、拾う神ありで、こうやって実現して」と映画化までの道を振り返った。

「テイスト的にも、多くの人が観るようなテイストではないと思うんだけど。オリジナルで。なのに、小規模の公開にしては異例のヒットになっていて。日本映画界に僕個人は、言葉にできないほどの光を見ます。『これはヒットするだろうな』みたいな作品とはテイスト的にも違うし、しかもオリジナルだしっていうのが。こうやってリピーターの方も多いし、SNSで賛もあり否もあり考察もありっていう中で、結局たくさんの人に観ていただいている。このオリジナル作品がっていうのが、すごく希望の光」と想いを吐露。「さっき丸山がちらっと言っていたけど、俺も丸山も原作モノには喜んで出るけど、やっぱり原作モノばっかりになっちゃうのも寂しい、オリジナルも頑張らなきゃなっていう思いは、割と日本映画の関係者はみんな思っていて。その光にもなればいいなと思っています」と語った。

丸山隆平(C)モデルプレス
丸山は「映画って、もともとは余白の芸術だと思うんですよね。考察したり、ラストで何かピースが欠けているとか、そういうのがすごく詰まった作品。どちらかというと今はエンタメ的なものが観やすくて、ちゃんと最後に解決するっていうものがたくさん観られているなっていう中で、二朗さんがおっしゃったように、こういう映画が多くの方々に届いているっていうこの現状っていうのは、きっとエンタメだけじゃなくて、何か自分たちの中で欝々と抱えている人たちが今多い世の中になっている。そこをこの映画を観ることで何か浄化してくれたり、『そうだそうだ!』と思ったり。どこかしらの自分の救いに(なっている)」とコメント。

「物語自体は、圧倒的な絶望だったりする部分はあるんですけど、そこに何かを見出す方々がこれだけいるんだなっていうのを、『どうにかしたい』『どうにかしなきゃ』って思っている人がいるっていうのが、今回の多くの方に届いているっていう一つの指標というか、グラフのような感じがするので。僕は書いていないですけど、出演している側ですけど、嬉しく思います」と話し、「僕も映画のファンだったりするので。こういった作品が今後どんどんどんどん輩出されて、皆さんの心を癒したり潤したりしていってほしいなと。だからすごく嬉しいです」とヒットを喜んでいた。

丸山隆平、“人生で長く一緒にいる”SUPER EIGHTメンバーとの絆

佐藤二朗(C)モデルプレス
物語にちなんで、人との繋がりを感じたエピソードについて、丸山は「月並みですけど、やっぱり一番人生で長く一緒にいる(SUPER )EIGHTのメンバーですね」と答え、佐藤は「絶対にネットニュースのタイトルだよ?」とツッコミ。丸山は「仕方ないですよ。昨日も一緒に仕事をしていたんですけど、裏でずっと笑ってますから」と言い、「横山(裕)くんは最近カメラにはまっているみたいで。ほんまにプロの人が使うような仕様のやつで。ずっとメンバー撮ってるんですよ。どんだけメンバー好っきやねんって。ちょっと照れて『インスタ用やから』みたいな。『可愛いなおい!』って(笑)」と明かした。

また「やす(安田章大)はやすでずっとギター。外で昨日晴れやったから弾いてて。青いサングラスして(笑)。大倉(忠義)は、何してたっけな、あいつ?俺が言うことでずっと笑ってました。結局取材とかで、何の話とかされているんですかって聞かれるじゃないですか。何も内容のない話なので。ほんまに小学校の集まりみたいな。別にわざわざ深い話もしないし」とメンバーの様子を説明。「でも昨日は、全員でどこか飯食いに行こうみたいな話をして。日にちをすり合わせて。私が予約をしまして。楽しみですね。それは後日にエピソードとして話させていただきたいと思います」と明かして、佐藤は「時間があれば私も行きます」と返して会場を沸かせていた。

佐藤二朗主演「名無し」

丸山隆平、佐藤二朗(C)モデルプレス
原作は、同名漫画「名無し」。佐藤が映画用に描いたもののお蔵入り寸前だったオリジナル脚本が書籍編集者の目に留まり、永田諒氏の作画によって漫画化された。数奇な運命を背負った異能の男の希望と絶望、そして狂気を描破するこのサイコ・バイオレンスを、原作・脚本・主演の佐藤と城定監督のタッグで映画化される。(modelpress編集部)
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