「クスノキの番人」完成披露試写会舞台挨拶に出席した高橋文哉(C)モデルプレス

高橋文哉、天海祐希と対峙・スタッフと取っ組み合い…アフレコ収録回顧「普段やっているお芝居に近い状態でやらせていただけた」【クスノキの番人】

2026.01.14 21:02

俳優の高橋文哉が14日、都内で行われたアニメーション映画『クスノキの番人』(1月30日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、天海祐希、齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかお、伊藤智彦監督とともに登壇。アフレコでの裏話を明かした。

  

高橋文哉、東野圭吾作品のアニメ化に興奮

伊藤智彦監督、宮世琉弥、天海祐希、高橋文哉、齋藤飛鳥、大沢たかお(C)モデルプレス
累計100万部を突破した東野圭吾氏原作の小説「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)をアニメーション映画化。理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった彼に、運命を変える出会いが訪れる。

高橋文哉(C)モデルプレス
クスノキの番人となる主人公・玲斗の声を務めた高橋は、本作への出演が決まった際の心境と原作を読んだ感想を聞かれると「東野先生の初アニメーション作品というのに惹かれた自分もいれば、言葉にドキドキした自分もいて、声優経験が多くない中で(主人公に)選んでいただいたことに、すごくうれしいと感じました」と笑顔。「この作品をやらせていただいて、終わったあとに自分は何を感じるんだろうと思って、そこを大切にしたいなと思いつつ原作から読ませていただいたんですけど、東野先生が描く小説の文字一つひとつの情景描写がすごく丁寧で魅力的で、キャラクター一人ひとりに感情移入できるからこそ、どんどん読み進めていける圧倒的な原作力と言いますか、そこが東野先生が作り上げる小説の大きな魅力なんだなと。これがアニメーション映画になったらどうなるんだろうとワクワクしました」と熱く語った。

高橋文哉、アフレコ収録で天海祐希と対峙

天海祐希、高橋文哉(C)モデルプレス
アフレコの時に印象に残っていることを聞かれると「天海さんとのシーンなんですけど、実写のお芝居に近づけるという気遣いと言いますか、伊藤監督が『このシーンは面と向かってやってみましょう』というのがあったりして、天海さんのお顔を見てお芝居をできたことを覚えていて。僕に関しては『今から大きいスタッフを入れるので、その人と取っ組み合いをしてください』とリアルで取っ組み合いをしながらセリフを言って、実際にカメラも回してもらって」と収録を回顧。「『表情作りみたいなものを作画に生かしたんだよ』というお話をあとでしていただきました。普段やっているお芝居に近い状態でやらせていただけたのは、すごくありがたいなと思いました」と感謝し、「作画として僕が作り出す表情を少しでも玲斗に吹き込めたのがうれしかったなって感じましたね」と笑顔を見せた。

高橋文哉、齋藤飛鳥(C)モデルプレス
一方、初めてのアフレコ現場だった齋藤は「すごく難しかったですね。いろんなところを見ながら、いろんな脳みそを使いながらやるのは難しかったです」とコメント。「ちょうどお二人(高橋と天海)が向き合ってるシーンを実は見たので幸せでしたね」と話し、高橋と天海が驚きの表情を見せると、齋藤は「ひっそりと見ていました。本当に素敵でグッときました」と語った。

高橋文哉「自分のことを押し殺すのが結構得意」

高橋文哉(C)モデルプレス
本作のタイトルにちなみ、自身はなんの番人か尋ねられると、高橋は「フタの番人です」と答え、「僕はフタをするのが上手いんですよ。自分の心が溢れてしまいそうな時にフタをして止めることができたり、自分のことを押し殺すのが結構得意で」と告白。「『本当はこういう風に思っているけど出さないようにしよう』とか、心にフタをすると言う意味で、こういう仕事を始めてから自分の思ったことをすべて言っていい世界じゃないと思いますし、自分が感じたものを全部自分のものとして発信することもできないし、そんな中で心にフタをする瞬間を使い分けているなと思ったので、クスノキのような寛大な人に受け止めてもらいたいなと思って過ごしています」と胸の内を明かした。

天海祐希、高橋文哉(C)モデルプレス
加えて、MCから「フタが開いてしまうことはないんですか?」と尋ねられた高橋は「ないです!」と力強く語り、天海から「苦しくないんですか?」と聞かれると、「苦しいです」と口に。これに天海は「一緒に開けますか?」と気遣うと、高橋は「お願いします」とにっこり。天海は「外に出さないようにね」と笑顔で語った。(modelpress編集部)

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