「鬼の花嫁」ティザービジュアル(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会

キンプリ永瀬廉&吉川愛、初共演でW主演 鬼×人間の究極ラブストーリー「鬼の花嫁」実写映画化決定

2025.12.03 07:00

シリーズ累計発行部数580万部突破の人気作品「鬼の花嫁」(小説:クレハ氏/スターツ出版文庫、コミック:富樫じゅん氏/スターツ出版「noicomi」連載)の実写映画化が決定(2026年3月27日公開)。King & Prince永瀬廉と女優の吉川愛がW主演を務めることがわかった。

  

「鬼の花嫁」実写映画化

「鬼の花嫁」原作書影(小説/コミック)(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
原作は、2020年より刊行され、多くの読者から支持されたクレハ氏著の小説。2021年より小説を原作に電子雑誌「noicomi」にて富樫氏作画によるコミカライズがスタート。「コミックシーモア年間ランキング2022・2023」少女コミック編では、2年連続1位を獲得、「コミックシーモアみんなが選ぶ!!電子コミック大賞2023」では(男性部門、女性部門を含む)大賞を受賞するなど数々のランキングを席巻。今勢いのある人気和風恋愛ファンタジーが実写映画化される。

あやかしと人間が共存する世界。優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度花嫁を見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。家族から愛されず虐げられてきた柚子(吉川)が出会ったのは、あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。「見つけた、俺の花嫁―」鬼の一族の次期当主・玲夜(永瀬)に突然花嫁として見出された柚子。この出会いをきっかけに2人の運命は大きく動き出していく。

永瀬廉、本格ラブストーリー映画初主演に

永瀬廉(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
あやかしの頂点に立つ鬼の一族の次期当主で、崇高なカリスマ性を持つ鬼龍院玲夜を演じるのは、本格ラブストーリー映画初主演となる永瀬。King & Princeのメンバーとして活動する傍ら、俳優としても「弱虫ペダル」(2020)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(2021/NHK)、「夕暮れに、手をつなぐ」(2023/TBS)、「ラストマン—全盲の捜査官—」(2023/TBS)、「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。」(2024/Netflix)など数々の作品に出演。

12月24日には俳優として「映画ラストマン –FIRST LOVE-」(2025)の公開、さらに同日にKing & Princeとしての7枚目のアルバム「STARRING」の発売が控え、2人体制となって初めて第76回NHK紅白歌合戦への出演が決定している。「全角度国宝級」の異名を持つ永瀬は、類まれなる容姿と能力で人々を魅了するあやかし・鬼がぴったりの役どころ。柚子に出会ってから一途に愛を捧げる玲夜を演じる永瀬は「玲夜の柚子に対するちょっと重めの愛の塩梅など、池田監督と探りながら日々撮影に臨んでいました」とコメントを寄せた。

吉川愛、永瀬廉と初共演で女子大生役

吉川愛(C)2026「鬼の花嫁」製作委員会
家族から愛されず虐げられてきた平凡な女子大生・東雲柚子を演じるのは吉川。子役からキャリアを積み、ヒロインを演じた「ハニーレモンソーダ」(2021)では第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020/NHK)、「恋はつづくよどこまでも」(2020/TBS)、「明日、私は誰かのカノジョ」(2022/MBS・TBS)、「降り積もれ孤独な死よ」(2024/YTV・NTV)への出演をはじめ、振り幅の大きな演技で様々な役をものにし、存在感を見せる実力派である。

Instagramのフォロワー数は133万人超え(2025年12月2日時点)と同性からの支持も熱い若手女優である。出演にあたって吉川は「柚子ちゃんは悲しい境遇を持ちながらも家族思いで芯の強い部分も併せ持つ子なので、その両面を監督と丁寧に話し合いながら演じていました」と気合十分に語った。

さらに、本作のメガホンをとるのは「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021/KTV・CX)、 「40までにしたい10のこと」(2025/TX)でザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞、他にも「君は放課後インソムニア」(2023)、「九龍ジェネリックロマンス」(2025)など話題作を手掛ける池田千尋氏。「永瀬くん、吉川さんのひたむきさに支えられ、向き合い心を交わした感触が今も残り続けていて、2人の刻んだ時間をどれだけ昇華できるか、楽しみながら編集を進めています」とコメントを寄せた。

「鬼の花嫁」ティザービジュアル・特報も公開

さらにこの度、ティザービジュアルと特報映像も解禁。ティザービジュアルでは、雨が降りしきる中、孤独を抱え失意溢れる柚子の前に、玲夜が傘を差し出している姿が切り取られ、出会いをきっかけに光が差し込み、2人の運命が大きく動き出していく様子をエモーショナルに映し出している。

特報では「見つけた、俺の花嫁―」という玲夜の衝撃的なセリフから始まり、2人が紡ぐ真実の愛の物語をドラマティックに表現。作品を彩る妖しい世界観が印象的で、今後の展開にも期待が高まる映像となっている。(modelpress編集部)

永瀬廉(鬼龍院玲夜役)コメント

こんなにも真っすぐなラブストーリーで主演を務めるのは、今回が初めてです。出演が決まった時は、少し緊張もありましたが、玲夜という役をいただけたことがとても嬉しかったです。鬼と人間のラブストーリーという特異な設定がどのように描かれていくのか、仕上がりを今から楽しみにしています。玲夜の柚子に対するちょっと重めの愛の塩梅など、池田監督と探りながら日々撮影に臨んでいました。2人の恋模様や関係性の変化はもちろん、衣裳、メイク、美術、ロケーションの全てが「鬼の花嫁」の世界観に没入できる素敵な作品になっていると思います。是非、公開を楽しみにお待ちください。

吉川愛(東雲柚子役)コメント

脚本をいただき、あやかしがいるのが当たり前というちょっと不思議な世界がどのように描かれるのだろう、衣裳はどのようなものになるのだろうと楽しみが積み重なっていきました。柚子ちゃんは自分にはない儚さを持っているので(笑)、その儚さをどう表現し、伝えていくか日々模索していました。また、悲しい境遇を持ちながらも家族思いで芯の強い部分も併せ持つ子なので、その両面を監督と丁寧に話し合いながら演じていました。とても素敵なキャストの皆さんと一緒に、一生懸命頑張りましたので、ぜひご覧ください!

クレハ氏(原作小説)コメント

原作を書かせていただいております、クレハです。実写化のお話を聞いた時には信じられずうまく言葉になりませんでした。玲夜と柚子を演じてくださるお二方を始め、豪華なキャストの皆様が関わってくださり、「鬼の花嫁」の世界がより深まっていくのを感じて嬉しく思います。さらに多くの方に知っていただける機会をいただき感謝の言葉もありません。これからもどうぞ「鬼の花嫁」をよろしくお願いいたします。

富樫じゅん氏(漫画)コメント

実写映画化という素晴らしい機会をいただき、これまでこの作品を支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。玲夜役は永瀬廉さん。品格のある端正なビジュアルと芯の強さを感じさせる目力で、まさに鬼の次期当主にふさわしい方。柚子役はお人形のように可愛らしく巧みな表現力が魅力的な吉川愛さん。素敵なおふたりの演技に注目です。新しい「鬼の花嫁」の世界がどのようにスクリーンに映し出されるのか、今からとても楽しみです。

池田千尋氏(監督)コメント

運命だから恋するのか、恋したから運命なのか。運命とはなんなのか。世界は自分の力ではどうにもならないことばかりだけれど、その全てを引き受けられたなら、自分のものと思えたなら。その願いに向かって撮影を進めていました。永瀬くん、吉川さんのひたむきさに支えられ、向き合い心を交わした感触が今も残り続けていて、2人の刻んだ時間をどれだけ昇華できるか、楽しみながら編集を進めています。暖かく頼もしいスタッフキャストの皆さんと作り上げた、あやかしが生きるこの不思議な世界のラブストーリーを、たくさんの方にお楽しみいただけたら幸いです。

キャスト起用理由について/プロデューサーコメント

― 鬼龍院玲夜役・永瀬廉に関して

鬼龍院玲夜は、見た目が美しいとされる“あやかし”の頂点に立つ存在です。ただかっこいいだけではダメで、誰もが認める美しさを持っていないといけない…そう考えたときに、永瀬廉さんしか浮かびませんでした。永瀬さんは現場で、玲夜の持つ美しさ、そしてその中に秘めた孤独や悩みも見事に表現してくださっていて、原作から抜け出てきたようだと思っております。やはり玲夜は永瀬さんしかいなかったなと…早く皆さんに観て頂きたくて、ソワソワしています。

― 東雲柚子役・吉川愛に関して

柚子は原作では高校生の設定ですが、実写化では玲夜にもう少し年齢が近い方が良いのではないかと、大学生の設定に変えました。そして、大学生にするならば、どうしても柚子は吉川愛さんに演じてもらいたいと思っていました。柚子は家族に虐げられて一見大人しく見えますが、実は心にきちんと芯を持った強い女性です。玲夜に護られるだけじゃなく、玲夜を護ってあげたい、そんな気持ちも吉川さんなら芝居で表現できる、そう思いました。ただ弱いだけじゃない、令和の新ヒロインを日々現場で体現してくださっていて、まさに柚子にぴったりだと思っています。

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