山田杏奈「みらてん」共演・満島ひかりからの祝福に決意「より成長した姿でまた」助演女優賞&新人俳優賞W受賞【第48回日本アカデミー賞】
2025.03.14 22:06
女優の山田杏奈が14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。優秀助演女優賞、新人俳優賞をW受賞した。
山田杏奈「正体」で助演女優賞受賞
山田は「正体」で優秀助演女優賞、「正体」「ゴールデンカムイ」で新人俳優賞をW受賞。藤井道人監督が手掛けたサスペンスエンタテイメント「正体」では、脱走した死刑囚・鏑木(横浜流星)に恋心を抱く酒井舞、日露戦争終結直後の北海道を舞台にサバイバル・バトルを描いた「ゴールデンカムイ」ではアイヌの少女・アシリパを演じた。「正体」で演じる舞について「すごく等身大な女性で、でもそれが横浜流星さん演じる桜井さん(鏑木の偽名)に出会うことで、いろいろと変わっていく、成長をしていくという役」と説明し、「その変化だったり、彼女の心の中の思いがどうなっていくのかっていうのをまっすぐできたらなと思ってやらせてもらってました」と回顧。山奥での撮影を振り返り「控室でカメムシがすごく多くて、天井の電気の近くに止まってるのを『どうしよう』と思って見ていたら、横浜流星さんがスッと来て、手でパッと取って、スマートに対処してくださいました」と横浜に助けられたことを明かした。
授賞式では自身の憧れでありドラマ「未来への10カウント」(フジテレビ系/2022)で共演した満島ひかり(「ラストマイル」主演女優賞受賞)と再会。「さっきも並んでいる時に『杏奈ちゃんおめでとう!』って後ろから手を振ってくださって。すごくお芝居が素敵だなぁと思う満島さんと同じ場所でこうやって話をさせてもらってることも、本当に夢のようです」とコメント。満島が「先生と生徒の役で共演をしたことがあって、その時から2年ぐらいしか経ってないんですけど、それからたくさん映画とか作品出てるのを見てて、今日は背中を出してすごく大人っぽくて綺麗になって、なんか感慨深く…」と話すと、山田は「これからも数年後かわからないですけど、より成長した姿でまたご一緒できるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
山田杏奈、2作品での新人俳優賞受賞に喜び
さらに、2作品での新人賞の受賞については「『正体』そして『ゴールデンカムイ』、どちらの作品もこんなに充実した現場にいられるなんて本当に幸せだなと思う日々の中で撮影させてもらって、素晴らしいスタッフの皆さんと、私もこうありたいと思う先輩たちの中で、本当に楽しくやらせていただきました」とコメント。「そこの現場にいた皆さんもたくさんいるこの場所で『新人賞いただきました』とご報告ができていることもすごく嬉しいです。これからも一緒にやりたいと思っていただけるような人間、俳優でいられるよう努力していきたいなと思います」と語った。なお、優秀助演女優賞には山田のほか、「はたらく細胞」かた芦田愛菜、「碁盤斬り」から清原果耶、「八犬伝」から土屋太鳳、そして同じく「正体」から吉岡里帆が選ばれ、最優秀助演女優賞は吉岡が受賞。新人俳優賞は山田に加え齋藤飛鳥、渋谷凪咲、赤楚衛二、板垣李光人、越山敬達、齋藤潤、森本慎太郎が選ばれた。
第48回日本アカデミー賞
同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、6年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラが務める。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】