IMP.佐藤新&元日向坂46渡邉美穂、初共演でW主演「青春ゲシュタルト崩壊」2025年実写映画化決定「Eye Love You」脚本家が描くピュアストーリー
2024.07.17 06:00
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丸井とまと氏の「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版文庫)が、TOBE所属の7人組グループ・IMP.の佐藤新と元日向坂46の渡邉美穂のW主演で実写映画化することが決定。2025年に公開される。
「青春ゲシュタルト崩壊」
スターツ出版が運営するケータイ小説サイト「野いちご」は10代、20代の学生へ向けた恋愛・青春小説が無料で読める投稿サイト。昨年、同サイトから生まれた原作「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」、「交換ウソ日記」、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が実写映画化され、いずれも大きな話題となった。そしてこの度映画化されるのは、2021年に単行本化されるとTikTokで話題となり、物語上で描かれる等身大の学生ならではの悩みに「ほんとに号泣しちゃって自分みたいだなって思いました」「共感する部分が多くて、序盤から涙が止まりませんでした」との声が続出した同名小説。本作はリアル世代の物語への共感性はもちろんだが、<個性を押し殺し、他人に合わせて自分を見失うこと=自分の顔が見えなくなる>と原作で表現される【青年期失顔症】になった女の子が、新たな出会いを経て成長していく物語が、これまでの青春小説とは一線を画し高い評価を受けている。
佐藤新&渡邉美穂、W主演で「青春ゲシュタルト崩壊」実写化
派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられているが、人一倍“痛み”に寄りそえる高校2年生の朝比奈聖(あさひな・ひじり)を演じるのは、2023年8月18日にデジタルシングル「CRUISIN’」でデビューを果たしたIMP.のメンバーでありセンターを務める佐藤。佐藤は2023年に話題となったドラマ「silent」(CX/23年)や映画「わたしの幸せな結婚」(23年)にも出演し俳優としても精力的に活動をしている。佐藤は本作が映画初主演となるが、「歌番組の出番直前に、突然『映画のW主演決まったよ〜』と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています」とオファーがあった日の驚きの裏話を明かした。さらに初の映画W主演を務めることについて「まだまだ俳優としては未熟かもしれませんが、作品を支えてくださるすべてのスタッフさんに感謝して、責任を持ってこの朝比奈聖という役に精一杯向き合っていきたいと思います」と意気込みを覗かせた。
さらに、ある日自分の顔が認識できない【青年期失顔症】になってしまう間宮朝葉(まみや・あさは)を演じるのは、日向坂46の元メンバーで卒業後はドラマ「SHUT UP」(TX/23年)、「あなたの恋人、強奪します。」(ABC/24年)、今年の秋には映画「あたしの!」で主演を務めるなど女優として幅広く活躍をしている渡邉。渡邉は原作を読み「狭い世界で過ごしていた十代の頃をじんわりと思い出しました。何かを手放すこと、辞めることは決して“逃げ”でも“甘え”でもない。あの時の私には出せなかった答えがこの作品には詰まっていて、昔の自分を抱きしめてくれているような気がします」と過去の自分に重なると振り返った。また、「この作品に携われること、間宮朝葉という人物を演じられることは私にとって大きな財産となると思います。素敵な作品を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張ります」と、撮影へ挑む気持ちを語っている。
誰しもが感じたことのあるリアルな人間関係の悩みと葛藤、そして“好き”という感情に気がつく淡い瞬間を、フレッシュな2人が全力で挑む。
「青春ゲシュタルト崩壊」実写化「Eye Love You」脚本家手掛ける
これまでにも数々の青春小説、恋愛小説を生み出し続け、10代の等身大の悩みを紡ぐ作品に多くの読者の共感を得ている作者の丸井氏。本作の映画化について、「もしも心の苦しさが目に見えるもので、周りに合わせて自分を見失ってしまったら……そんなテーマで書いた作品を出版してもらえたことが夢のようでしたが、このたび映画化が決定いたしました。爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです」と期待を込めたコメントを寄せている。そして、脚本を務めるのは今年2024年の1月からTBSで放送され、最終回後は国内外でロスが多発したドラマ「Eye Love You」を手掛けた三浦希紗氏。登場人物1人1人の心情を丁寧に追って紡ぎ出し、その共感性の高い台詞は視聴者自身の経験や感情と重ね合わせられる物語と定評がある。
三浦氏は「“自分を見失う”というごく身近にある感情を、青年期失顔症という架空の病気を設定して表現されていたことに衝撃を受けました。けれど、そのショッキングな設定の中で描かれていた心理描写は繊細で脆く、とてもリアル」と原作の魅力について語り、続けて「爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです」とメッセージを寄せている。(modelpress編集部)
キャスト・原作者・脚本家コメント全文
・朝比奈聖役:佐藤新(IMP.)歌番組の出番直前に、突然「映画のW主演決まったよ〜」と事務所の人から伝えられびっくりしすぎて、その後の歌番組で心を落ち着かせるのが大変だったのを今でも覚えています。
初のW主演映画という事で、とても気が引き締まる思いです。まだまだ俳優としては未熟かもしれませんが、作品を支えてくださるすべてのスタッフさんに感謝して、責任を持ってこの朝比奈聖という役に精一杯向き合っていきたいと思います。よろしくお願いします。
・間宮朝葉役:渡邉美穂
初めて原作を読んだ時、狭い世界で過ごしていた十代の頃をじんわりと思い出しました。何かを手放すこと、辞めることは決して“逃げ”でも“甘え”でもない。あの時の私には出せなかった答えがこの作品には詰まっていて、昔の自分を抱きしめてくれているような気がします。何かに悩んだり、自分自身を見失いそうになった時、この作品を通して心の拠り所を見つけてもらえたら良いなと思います。私もその想いを胸に、この映画を大切に大切に作り上げていきたいです。
この作品に携われること、間宮朝葉という人物を演じられることは私にとって大きな財産となると思います。素敵な作品を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張ります。
・原作者:丸井とまと
もしも心の苦しさが目に見えるもので、周りに合わせて自分を見失ってしまったら……そんなテーマで書いた作品を出版してもらえたことが夢のようでしたが、このたび映画化が決定いたしました。このような素敵な機会をいただけたのは、一緒に書籍を作り上げてくださった方々や、原作をお手にとってくださった皆様のおかげです。たくさんの愛をありがとうございます。
爽やかで魅力溢れる佐藤新さんと、眩しい笑顔が素敵な渡邉美穂さんが演じてくださる朝比奈と間宮をスクリーンで観る日が今から楽しみです。
・脚本家:三浦希紗
丸井とまと先生の原作を読んだ時、“自分を見失う”というごく身近にある感情を、青年期失顔症という架空の病気を設定して表現されていたことに衝撃を受けました。けれど、そのショッキングな設定の中で描かれていた心理描写は繊細で脆く、とてもリアル。このギャップを、映像化で最大限に引き出すためにはどうすればいいのか、それを意識しながら脚本を考えていきました。
爽やかさ、苦々しさ。爽快だけれど、儚い。そんな“青さ”を持った登場人物たちの青春を、どうか劇場で見守っていただければ幸いです。
ストーリー
ある日突然、【青年期失顔症】を発症してしまい、周囲に知られてしまうことを恐れた朝葉は誰にも言えず1人で悩んでいた。そんな、朝葉の異変に気が付いたのは、唯一、同級生の聖だった。聖は朝葉に「今までと変えなくていいの?」と問いかける。彼に振り回されながらも、朝葉は本当にやりたいこと、好きなことは何か、自分自身を見つめ直しはじめ、次第に聖の存在が朝葉の中で大きくなっていく。
同じく聖も朝葉と一緒にいるうちに、ずっと抱えていた“あること”に向き合うようになる。
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