幾田りら&あの、“紅白出場歌手”2人の起用は2年半前から「すごく恵まれたキャスティング」原作者感謝<デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション>
2024.02.26 20:35
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音楽ユニットYOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動する幾田りらと歌手のあのが、声優キャストとしてW主演を務めるアニメーション映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ/前章:3月22日公開、後章:4月19日公開)の前章・完成披露試写会舞台挨拶に登壇。同じく登壇した原作者の浅野いにお氏が2人のキャスティングについて明かした。
幾田りら&あの、キャスティングは2年半前から
ごく普通の女子高生・門出(小山門出)を幾田が、ハイパー&ポップな親友のおんたん(中川凰蘭)をあのが演じた本作。キャスティングやオーディションに携わっていたという浅野氏は、オーディションで選ばれたあのについて「現場の雰囲気が本当に一変するような感じがあったので僕の中ではもうその段階でもう確定っていう感じだったんです」とテスト段階でおんたん役はあのだと確信したという。しかし、門出役を選ぶにあたっては「普通の女の子である門出だから人選難しくないかなと思ったんですけれども、やっぱり普通でありながら、あのちゃんの横に並んでバランスがいい人って誰だろう」と苦戦し、一度は暗礁に乗り上げるほどだったと明かした。プロデューサーから幾田の名前が上がると「本当にこの組み合わせ以上のものはない」と2人の共演を熱望し、オファーしたと経緯を説明した。
「オーディション自体は2年半ぐらい前から始まっていた」と2人のキャスティングは2年半ほど前から次第に決まっていったと話し「すごく恵まれたキャスティングだったなというふうに思います。だってお2人、紅白出ているんですよ?」とキャスティング後に2人がYOASOBI・anoとして「NHK紅白歌合戦」に出場したことに驚き。「同じ業種の人達、映画業界の人とかに『どうやったらこんなキャスティングできるの』と聞かれるらしいんです」と制作陣からの話を明かし「これは本当に巡り合いというかたまたまなんですよ」と偶然ブレイクした2人をキャスティングできたことに喜びを表していた。
幾田りら&あのがW主演 アニメ映画「デデデデ」
本作は、共感性の高いストーリーを圧倒的な画力で描き出す漫画家・浅野いにおの真骨頂ともいえる「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を初アニメーション化。突如東京上空に巨大な宇宙船、通称"母艦"が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語となっている。この日は、作中で国民的漫画キャラクターと謳われ、門出が愛する“イソベやん”があのと幾田のエスコートで登場し、舞台上には1000分の1の大きさの“母艦”が飛来するなど、作品の世界観を表現したステージに。“イソベやん”の中から浅野氏がサプライズ登場すると会場を沸かせていた。(modelpress編集部)
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