あの「“悪”幾田りらを引き出したい」コラボ曲制作秘話 音楽番組共演裏で会話録音も<デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション>
2024.02.26 20:10
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音楽ユニットYOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動する幾田りらと歌手のあのが、声優キャストとしてW主演を務めるアニメーション映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ/前章:3月22日公開、後章:4月19日公開)の前章・完成披露試写会舞台挨拶に登壇。あのが幾田とのコラボ曲について語る場面があった。
あの、幾田りらにデスボイスをお願い
本作の前章はano feat. 幾田りらによる「絶絶絶絶対聖域」(作詞・あの、作編曲・TK/凛として時雨)、後章は<幾田りら feat. ano>による「青春謳歌」(作詞・作曲ともに幾田)と、幾田とあのによる楽曲が主題歌として作品を彩る。あのは「絶絶絶絶対聖域」について「やっぱり普段やられてるアーティスト活動ではあんま聞けないような歌声だったりワードも聞きたい」とあのが普段使うのを好んでいるシャウトやデスボイスを、幾田にやって欲しかったという。また、前章と後章を繋ぐ役割を持つ同楽曲について「結構ぐちゃぐちゃに破滅と2人(主人公の門出とおんたん)のほのぼのとした願望を全部詰め込みたい」と真剣に楽曲制作に取り組んだと振り返ったあの。「寝る時間を削って、白目を剥きながら書いたのですごい僕は思い入れがあってこれから映画とともに聴いてもらえるのが楽しみです。“悪”幾田りらを引き出したいというのでちょっとやってみました。超かっこいいので!」と絶賛し、幾田も「“悪”幾田りらになりました!」と元気よく返答。初めての表現に挑戦した幾田は「TKさんにシャウトをやっていただいてそれを聴いて真似して」とTKのスタジオにて練習を重ねたと明かし「こういう機会がないときっとできなかったことなので、あのちゃんとTKさんに感謝しています」と笑顔を見せた。
幾田りら&あのの会話が楽曲に登場
また、幾田が制作した「青春謳歌」では「くだらない日常の会話が聞こえてくるような曲が、私は読者としては絶対欲しいと思って、その思いをもとに曲を作らせてもらって」と制作の意図を説明し「実際にあのちゃんと私の会話を録音したのを曲の中に入れたい」と、音楽番組で共演した際に会話を録音したことも。あのは「人見知りなんで、めちゃくちゃあれでしたけどその感じも全部込みで」とその部分に満足感を示し、よく聴いたら聞き取れるかもしれないと伝えていた。幾田りら&あのがW主演 アニメ映画「デデデデ」
本作は、共感性の高いストーリーを圧倒的な画力で描き出す漫画家・浅野いにおの真骨頂ともいえる「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を初アニメーション化。突如東京上空に巨大な宇宙船、通称"母艦"が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語となっている。ごく普通の女子高生・門出(小山門出)を幾田が、ハイパー&ポップな親友のおんたん(中川凰蘭)をあのが演じる。この日は、作中で国民的漫画キャラクターと謳われ、門出が愛する“イソベやん”があのと幾田のエスコートで登場し、舞台上には1000分の1の大きさの“母艦”が飛来するなど、作品の世界観を表現したステージに。“イソベやん”の中から浅野氏がサプライズ登場すると会場を沸かせていた。(modelpress編集部)
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