THE RAMPAGE鈴木昂秀、映画初主演は「いじられました」“仲間”が祝福駆けつける<ただ、あなたを理解したい>
2024.02.13 21:24
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16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの鈴木昂秀、MA55IVE THE RAMPAGE(神谷健太、山本彰吾、LIKIYA)が13日、都内で開催された映画『ただ、あなたを理解したい』(2月23日ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開)完成披露舞台挨拶に出席。主演決定発表時のメンバーの反応を明かした。
鈴木昂秀、映画主演は「いじられました」
裕也役で映画初主演を務めた鈴木は、主演が決まった際のメンバーの反応を問われると「いじられました(笑)。でも、応援の言葉とか『すごいね』っていう言葉とかいただいて。『本当に頑張ってほしい』っていう言葉もいただいたので」と感謝。その後、本作の主題歌『ガーベラ』を担当しているMA55IVE THE RAMPAGEの3人が、ガーベラの花束を持って映画のお披露目を祝福し、LIKIYAは「映画とともに楽曲も聴いていただけたら嬉しく思います」と呼びかけた。一方の神谷は「公開おめでとうございます。僕らが最初に話をいただいた時に観させていただいたんですけど、普段はRAMPAGEの昂秀がこうやって真剣に演技をやって、こういう青春ものを演じているのを見て、なんか変な気持ちはあったんです」と笑顔。「『ガーベラ』という主題歌を担当させていただいて。昂秀が作詞も作曲も担当していて、すごく才能に溢れたメンバーを持ったなと思って、感無量で泣きそうになっているんですけど」とジョークを飛ばしつつ「すごくいい歌。そしていい作品になっていると思います」と楽曲や映画に太鼓判を押した。
山本は「昂秀もRAMPAGEの活動と並行しながら、けっこう忙しい時期ではあったんですけど、すごく作品の方に集中していて。RAMPAGEに帰ってきたときは、しっかりとパフォーマーの昂秀でいるし、1人でこういう現場に行ったときは、しっかりと役者として、鈴木昂秀として撮影を頑張ってきてくれたのを、僕らも話しで聞いていたので」とコメント。「自分でしっかりと主役を務めて、主題歌を自分でプロデュースしたり。さらに昂秀の新しい道が僕らも見えた気がして。そこに一緒に協力させていただけて、本当に光栄だったので。僕も完成を楽しみにしておりましたので、皆様と同じ気持ちで今日ここに来れて嬉しいです」と笑顔を見せた。
LIKIYA「ちゃんと青春してました」
『ガーベラ』についてLIKIYAは「青春溢れる内容になっているので。僕たちも自分たちの青春を思い出しながらというか」と話し始めたが、客席に笑顔を見つけると「なんで笑ってるの?僕にだって青春はありましたから(笑)!」「小中高ちゃんと学校行ってます。大学まで行ってますから。ちゃんと青春してました(笑)」とツッコミを入れた。またLIKIYAは「映画に浸りながら」楽曲の制作を進めていたとした上で「僕らとしては、この楽曲もけっこう新しいというか。今までやったことのないような楽曲だったので。新鮮でしたし、すごくほっこりする感じが作品を作っていて出たので。僕らもやっていて楽しかったですね」と回想した。その後、映画のキャスト陣から、撮影現場ではムードメーカーだったという鈴木は、RAMPAGEではどんな様子なのか問われた山本は「あんまおもんない」といじって会場を沸かせていた。
MA55IVE THE RAMPAGE、直談判で主題歌掴む
舞台挨拶後に囲み取材に応じた鈴木は「映画のキャストさんと、そしてMA55IVEメンバーとっていう絡みとかも本当に新しいですし、いろんな人に改めて映画も観てほしいですし、楽曲も聴いてほしいなっていう思いでいっぱいです」とコメント。山本は「お邪魔したなという気持ちでいっぱいですね。この作品を作り上げたのは、役者の皆さんと監督の皆さんなので。そこに僕たちの歌がいい味で付いてくれればいいなと思いながら」「僕らも、いちお客さんとして、僕らの歌が流れるのはワクワクする気持ちなので、そういう現実味を感じる一瞬」と舞台挨拶を振り返った。LIKIYAは「直接感想だったりを聞けて、僕たちもほっとする部分もありましたし、皆さんの一体感があって、こういう現場に携われて、僕らもほっこり」と笑顔を見せ、神谷は「この映画と僕らの『ガーベラ』という作品が、どういう成長を遂げるのかがすごく楽しみですね」と期待を込めた。
鈴木の主演ぶりに対する印象を問われた神谷は「不思議だったな。俺は。めちゃめちゃ。僕らのいつも見ている姿じゃないので、なんかむずがゆいというか、最初出てきたところから」とにっこり。鈴木も「見てもらっているのが、めちゃくちゃ恥ずかしかったです」と照れ笑いを見せた。
LIKIYAは「普段のRAMPAGEの顔とまた違う顔を見せてて。僕らもメンバーとして個々の現場を見に行くことって、あんまりないので。僕らは楽曲として今回参加させてもらったんですけども、そういう姿を見れたのがメンバーとして誇らしく思いましたし、すごくかっこよかったなと思いましたね。演技に関しては照れ臭かった部分は(笑)。でも役者でしたね」と称賛。山本は「舞台とか、なんだかんだ一緒にやってたりする時に、やっぱりセンスがいいので。触ってすぐ自分のものにできるイメージがあるので」と評し「役者の方次第ではあるんですけど、『そんなわけないやん』みたいなのを思ったりする時もあるんですけど、昂秀がやることによってすごくリアルに感じられた部分は、彼の主演力とかがあるんじゃないかなって思いますね。まあ、僕は認めていないですけど(笑)」とジョークを交えながら語っていた。
『ガーベラ』の制作プロセスについて話が上がると、鈴木は「まず台本を開いた時に、まだ主題歌っていう欄が空欄で。まだ決まってないんだっていうところで、すぐにその時に監督に『これって、自分たちでやらせていただけないですかね?』っていうのを言って。いろいろと話していく中で『じゃあぜひお願いします』って」と自ら志願したことに言及。「撮影が終わった後にトラックとか楽曲を作り始めたんですけど、映画の世界観とかイメージだけで作った感じだったので。ここが凝ったっていうのは正直なくて。メロディーラインとか入れるときは、けっこう録り直したりしていたんですけど、これでいく!っていうのはすごく迷った部分もあったんですけど、やっぱりメンバーの声とか入ったら、『わ!すごい!』と思って。『これがチームの力なんだな』っていうか、『MA55IVE やっぱりすごいな』っていうので嬉しかったです」と明かした。
山本は「いつもは自分のパートは自分で作詞するのが僕らのスタイルでやっていたんですけど、今回はブロックで分けて。だから、昂秀が歌ったりするところも自分がリリックを作ったり。そういうのもみんなでシャッフルしてやっていたので。ブースに入った時に、本撮りじゃないマイクで『こんな感じ』って歌ってから、みんなで録って『もっとこんな感じ』っていうのをやっていたので」と振り返り「みんなで何かを作っていくみたいな形に近かったかもしれないですね。偶然なんだけど。ちょっと青春しちゃってたなみたいな。楽しかったね」と笑顔を見せていた。
本作は、現実と夢、友情と愛に向き合いながら成長する若者たちの青春群像劇。この日は共演した野村康太、新谷ゆづみ、森高愛、伊藤千由李、比嘉秀海、そして碓井将大監督も出席した。(modelpress編集部)
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