「金曜ロードショー」2週連続「名探偵コナン」放送決定「天国へのカウントダウン」「純黒の悪夢」

劇場版「名探偵コナン」2週連続で放送決定

今年の劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影」は興行収入135億円を突破し、歴代No.1大ヒット。黒ずくめの組織と対峙する作品で、灰原哀がキーパーソンとなった。8月18日は、語呂合わせで8（は）1（い）8（ばら）となる通称「灰原の日」ということもあり、名探偵コナンの灰原哀の話題で盛り上がっている。

そんな「灰原の日」にビッグニュースが飛び込んできた。「黒鉄の魚影」に関して、いよいよ迫る閉幕（クロージング）に向け“黒”にまつわる企画が集結した「ブラッククロージング」が発表され、様々な施策が展開されると言う。

そして、「金曜ロードショー」にも、黒づくしの「ブラッククロージング」が到来。黒ずくめの組織が登場する劇場版「名探偵コナン」を2週連続で放送する。

「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」

劇場版第5作となる本作は、劇場版で初めて黒ずくめの組織と対峙した作品。富士山が一望できる、西多摩市のツインタワービルが舞台。殺害された被害者のそばに必ず割れたお猪口が残されていたことから、連続殺人事件として捜査される。

そんな中、黒ずくめの組織と灰原哀の怪しい動きに気づいたコナンは警戒を強める。さらにビルの中階で謎の爆発が発生、多くの事件関係者がビルに取り残される。コナンら少年探偵団は、果たして脱出できるのか？

大迫力のアクションシーンも楽しい本作だが、灰原哀の心の動きにも注目。灰原哀は黒ずくめの組織に実の姉・宮野明美を殺害されてしまったことから、悲壮感・孤独感をずっと一人で抱えていた。

その暗さを照らしたのは少年探偵団たちだった。仲間思いで勇気があり、抜群の行動力で今回も事件を捜査。そんな少年探偵団のピュアな気持ちに触れ、灰原哀の孤独感も少し癒えていくのだった。

「名探偵コナン 純黒の悪夢」

第2週は「純黒の悪夢」を放送。「暴かれたダブルフェイス！宿命が導く、頂上決戦（バトルロイヤル）ミステリー！」というキャッチコピーの本作は、黒ずくめの組織と全面対決する作品になっている。

警察庁のサーバールームに何者かが侵入、機密データを盗んで逃走した。安室透と赤井秀一が壮絶なカーチェイスを繰り広げながらこれを追うが、取り逃がしてしまう。

翌日、東都水族館を訪れたコナンと少年探偵団は、記憶を失った謎の女に遭遇。女の正体を探ろうとするコナンをよそに、少年探偵団の歩美・光彦・元太は女と意気投合し、一緒に観覧車に乗り込むが、女は突然発作を起こし、謎の単語を呟き倒れてしまう。「ノックはバーボン、キール、スタウト……」その言葉が意味するのは？

タイトルに「純黒」とあるように黒ずくめの組織が勢ぞろいし、組織のNo.2の「ラム」の右腕と言われる「キュラソー」というコードネームの新メンバーも登場。それだけでなくコナン、灰原哀、安室透、赤井秀一、水無怜奈と、黒ずくめの組織にとって“ダブルフェイス”なキャラクターが一堂に会す。映画のコピーにもあるように、まさに頂上決戦（バトルロイヤル）といった豪華な作品になっている。

さらに本2作品の本編終了後には“黒”にまつわる特別映像も放送される。（modelpress編集部）