山下幸輝、習得に半年掛かる技術“1時間”でマスター 撮影裏話明かす<MIMI>
2023.05.21 12:37
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俳優の山下幸輝が21日、都内で開催された短編映画『MIMI』プレミア上映に、阿部進之介、森永悠希、伊藤主税、下京慶子、稲葉繁樹(THINK AND SENSE)、松山周平(THINK AND SENSE)、榊原有佑監督とともに出席。撮影の裏話を明かした。
山下幸輝、カチンコ技術を1時間でマスター
本作は、MIRRORLIAR FILMSプロデューサーの山田孝之が発案した「俳優は鏡をも騙す」という意味のプロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し、「鏡の奥を探る」をテーマとした短編映画。助監督を演じている山下は、過去に主演映画『ROADING...』でMIRRORLIAR FILMSに参加していることを踏まえて「『ROADING...』からこれが2回目で。恐らく、僕もわかんないですけど、歴史が長いと思うんですよ。このMIRRORLIAR FILMSさん」と発言したが、阿部から「そんなに長くないですよ」と笑顔でツッコまれる場面も。
照れ笑いを見せた山下は「長くなくてもたぶん濃いんですよね。恐らく。繋がりとかが濃いので。僕がそこに入り混じってもいいのかという不安もありましたけど。今回蒲郡で撮影させていただいて。初・蒲郡で。場所も温かかったですし、気候も温かかったですし、キャストの皆さんもスタッフの皆さんも本当に温かくて。1歩を、スンッていけたような気がして。すごく楽しく撮影はできたなと思いました」と語った。
また「助監督役ということで、カチンコを初めてそこで持たせていただいて。やり方とか、書き方とかを学んで。そこで。初めてやらせていただいてよかったなってすごく思います。カン!ってやるんですけど、それを伊藤さんがすごく褒めてくださって。早さ良いねとか(笑)」と回想。
習得に半年は掛かるというカチンコの技術を僅か1時間ほどでマスターしたという山下は「撮影は結局緊張してカカン!ってなりそうになっちゃったんですけど、よかったです。本番はちゃんといけて」と笑顔を見せていた。
山下幸輝「MIMI」出演で「俳優としてもいいスタート」
その後、改めて本作への思いを聞かれた山下は「ずっとテレビの前で見ていた方々とお仕事するっていうのは、すごく自分としても、本当に鏡を見ているというか」と感慨深げで「自分が映っていない鏡を見ているみたいで。本当にわかんない世界を、踏み入れているみたいで。すごくワクワクして楽しかったんです」と刺激を受けた様子。「それを助監督っていう、『シーン56-8の1、パン!』で僕からスタートするっていうので。僕自身の俳優としてもいいスタートというか、切れそうな気がして。これで。『もっと頑張ろう』って、 MIRRORLIAR FILMSと一緒に映画を作っててすごく思いました。なので、映画を楽しんでください。あ、楽しんだのか(笑)。これからもよろしくお願いします」と上映を楽しんだ観客に白い歯を見せていた。(modelpress編集部)
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