Snow Man目黒蓮「わたしの幸せな結婚」演技で“気にしていたこと” とは 監督が語る裏側
2023.03.08 12:04
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映画『わたしの幸せな結婚』(3月17日公開)の塚原あゆ子監督が7日、TBS系『アカデミーナイトG』(毎週火曜深夜1時58分~)に出演。アクションシーンの演出について語る場面があった。
塚原あゆ子監督、目黒蓮に伝えたこととは
Snow Manの目黒蓮が主演を務める同作。アクションシーンは同局系ドラマ『MIU404』(2020)以来だったという塚原監督は「『MIU404』は警察ものだったので、ワイヤーアクションとかアニメでやった方がよさそうな空中戦みたいなのはやってなくて」と同作のアクションには自身にも課題があったのだという。続けて「目黒さんにも言われたんだけど、『こう行きます!』っていうのを勉強してもらわないといけなくて。そうすると動きに慣れるじゃないですか。そうなってくると踊りみたいになるんですよ」と事前に細かく伝えてしまうと踊りのようになってしまうことがあるそうで、目黒にもそれを指摘されたと告白。
そのため「初めに殴られる人の表情ってそうじゃないよねっていうのを(伝えました)。(動きは)分かっているんですけど、分かっていない体で。初めにやられた時のびっくりとか」と驚きなどの表情に特にこだわることで、慣れたことをやっているように見えないアクションシーンを心掛けたと明かした。
すると同番組MCのココリコの田中直樹が「すっごい動きが生々しかった。だから切れたところが痛そうだなとか。そんな風に見えました」とアクションを絶賛。塚原監督は胸をなでおろした様子で「よかったです。目黒さん達にお願いしたのはそれで、本人達もそれができてるかなって気にされてたので」と嬉しそうにコメントした。
塚原あゆ子監督、演出のポイント明かす
また、同作には“異能”という特殊な能力を持つ者たちが登場するが、ミステリアスな部分をどうやって出しているのか聞かれると「カット割のアングルだったり場所のライティングっていうのがまず1番にあるんですけど、ちょっとだけあんまりしなさそうな事をやる」とコメント。俳優の渡邊圭祐が演じる鶴木新の場面で「渡邊くんが握手をするっていう芝居にしたんですけど。急に握手をする人っていないじゃないですか。それをするだけで癖があるというか。それで注目させるって感じで」とポイントを明かし、「あのシーンは渡邊くんが話さないので目黒さんがちょっと驚く、みたいな。初めからそういうリアクションを求めて作ってはいないけど『握手キャラでいけば?』って言ってやってみてもらったりはします」と不自然な動きを演じることで視聴者に注目させられると語った。(modelpress編集部)
情報:TBS
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