當真あみ、オールアップ時に涙「不安もあって…」<かがみの孤城>
2022.12.22 19:47
女優の當真あみが、22日に都内で行われたアニメーション映画『かがみの孤城』(12月23日公開)の公開前夜祭舞台挨拶に、芦田愛菜、宮崎あおい(※「崎」は正式には「たつさき」)、メガホンをとった原恵一監督、原作者の辻村深月氏とともに出席した。
當真あみ、オールアップで涙
本作で主人公・こころを演じ、アニメ映画の主演声優初挑戦となった當真。主演声優が決まった時を振り返り「『自分でいいのかな』って不安が自分の中ですごくあったりして、キャストさんもたくさんの経験がある方だったので」と吐露。続けて「原作のファンの方がたくさんいらっしゃるので、不安があったんですけど、アフレコの時に辻村先生が来てくださって『こころがお世話になりました』って言ってくださって本当に嬉しかった」としみじみと語った。また、原監督は「オールアップの時に、僕が中(アフレコ室)に入ったら當真さんが素敵な涙を流していたんですよ。それが僕は嬉しかったです」と回顧。この時について、當真は「初めての経験っていうのもあってワクワクした気持ちがあった半面、不安もあって…。作品のプレッシャーというか『自分が頑張らなきゃ』っていう気持ちがあったので、全て無事に終わって色んなものが溢れてきて涙が出てきました」と振り返った。
映画「かがみの孤城」
原作は、2018年に本屋大賞を史上最多得票で受賞。ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2021(文庫部門)など9冠に輝き累計発行部数150万部を超える辻村氏のベストセラー小説が劇場アニメ化。物語は、学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・こころを主人公に「鏡の中の城」で巻き起こるファンタジーミステリー。ある日突然、こころの部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると城のような不思議な建物と見ず知らずの中学生6人がいた。全てが明らかになるとき、驚きとともに感動に包まれる。(modelpress編集部)
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