萩原利久、乃木坂46久保史緒里の“すごさ”語る「ちゃんとやろうと思いました、自分も」<左様なら今晩は>
2022.11.01 19:33
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乃木坂46の久保史緒里と俳優の萩原利久が1日、都内にて行われた映画「左様なら今晩は」(11月11日公開)の完成披露舞台挨拶に、メガホンをとった高橋名月監督とともに登壇。萩原が久保の“すごさ”を語った。
久保史緒里主演「左様なら今晩は」
若者を中心に共感を集める漫画家・山本中学が2019年に「ヤングキング」(少年画報社)にて連載をスタートした「左様なら今晩は」は、ごく普通のサラリーマン・半澤陽平と、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊・アイスケとの奇妙な共同生活を描き、歪な2人のハートフルでちょっぴり切ないラブストーリー。実写化した同作では、久保演じる愛助(アイスケ)は原作とは違うオリジナルのキャラクター設定で、“生きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアな幽霊”。ある日、同棲していた恋人に振られた陽平(萩原)の部屋に愛助が突如姿を現してから、2人の共同生活がスタートする。
萩原利久、久保史緒里を絶賛
同作は広島県尾道市が舞台で、愛助は備後弁を話す実写のオリジナル設定があった。MCが客席に愛助の備後弁がどうだったか問いかけ、会場から大きな拍手が巻き起こると、久保は照れ笑い。また「今まで色んな方言をやらせてもらったことはあったんですけど、(備後弁は)割と標準語のイントネーションとあんまり変わらない部分もあるけど、だからこそ些細な違いっていうのがあったので、結構方言指導の先生につきっきりになってもらってだいぶご指導いただきました」と撮影時を回顧。
間近で見ていた萩原は「すごかったですよね。僕本当に方言(の演技)苦手で、1回わからなくなると何回やってもぐちゃぐちゃになっちゃうんですけど」と明かし、「たまにちょっとしたイントネーションの違いで方言指導で『こうです』って言われると、(久保は)そのあと一発でできちゃうからすごいなと思います」と久保の対応力を絶賛した。
久保は本読みの段階から方言指導の先生がいたと振り返ったが、萩原は「(先生が)いらっしゃるんですけど、(久保は)本読みの時からできてるんですよ。やっぱすごい」と説明し、「ちゃんとやろうと思いました、自分も(笑)」とお茶目に明かして会場を笑わせた。
久保史緒里&萩原利久、公開前の心境明かす
最後に久保は「ついにこうして今日来ていただいた皆さんに観ていただいて、ここから公開を迎えて皆さんの元へ届いていくんだなぁと思うとすごく緊張もしますが…」と現在の心境を明かし、「本当に撮影の時に尾道の空気に癒されて、『この地で撮れたから私は緊張している中でもなんとかアップを迎えられたんだな』と感じましたし、その地に助けられていた部分があったので皆さんにもぜひ尾道の景色を楽しんでいただきたいなと思います」と見どころをアピール。自身はほとんどが陽平の部屋での撮影だったとも言い、「その中で行われている会話っていうのもすごく温かいなと思ったので、そこもぜひ楽しんでいただけたらなと思います」とメッセージを送った。
萩原は「こうしてお客様の前に立てて、完成したものを観ていただけるのがすごく嬉しいです」と喜びのコメント。「これから公開を迎えることになりますが、撮影期間もかなり細かいところまで話し合いながら丁寧に作っていた作品なので、ぜひぜひ1度と言わずに2度、3度、4度、5度とたくさん何回も観ていただけたら嬉しいなと思います」と来場したファンへ呼びかけた。(modelpress編集部)
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