(左上から時計回り)小日向文世、山崎育三郎、柄本時生、西野七瀬、水谷果穂、桜井ユキ(C)浅見理都/講談社(C)2023映画「イチケイのカラス」製作委員会

柄本時生&西野七瀬、映画「イチケイのカラス」出演決定 山崎育三郎らドラマメンバーの続投も発表

2022.10.20 05:00

俳優の柄本時生、女優の西野七瀬が、竹野内豊が主演を務める映画『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)に新キャストとして出演することが決定した。

  

竹野内豊主演映画「イチケイのカラス」

講談社『モーニング』で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀“職権発動”(刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、1つ1つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおとは対照的に東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)、その他個性豊かイチケイメンバーの活躍がコミカル&ビターに描かれ、視聴者を魅了。

日本の民放連続ドラマ史上初めて刑事裁判官を主人公にした新しい切り口と、みちおの「職権発動」という一言から、真実をつかもうと1つの事件を掘り下げることで見える切ない人間ドラマが視聴者の心を掴み、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1の高視聴率とともに、内容面で高い評価を得た。

そんな『イチケイのカラス』の映画化でメガホンをとるのは、ヒット映画『コンフィデンスマンJP』シリーズはじめ、数々のヒット作をコミカルかつ心温まるヒューマンストーリーで手掛ける田中亮監督、そして、脚本には映画『プラチナデータ』やドラマ『絶対零度』シリーズを手掛ける浜田秀哉、2人がドラマから引き続きタッグを組む。

先日、坂間の新バディとして共に事件に向き合う心優しき人権派弁護士の月本信吾役を斎藤工が、みちおの最大の難敵である最年少エリート防衛大臣・鵜城英二役を向井理が演じることが発表され、国民的俳優2人の出演にSNSでも話題となった。

柄本時生&西野七瀬、新キャストで映画「イチケイのカラス」出演決定

新たなキャストとしてみちおの新たな勤務先である岡山地方裁判所秋名支部の右陪席で、みちおのやり方に抵抗し続ける裁判官・土井潤役を柄本が、同じく岡山地方裁判所秋名支部で働く左陪席で理路整然とした語り口が持ち味の成績優秀な裁判官・赤城公子役を西野が演じ、映画から“イチケイ”の型破りな世界に参戦。みちおの破天荒な行動に困惑しながらも、一緒に真実を追い求める。

「イチケイのカラス」ドラマメンバーの続投発表

さらに、ドラマでおなじみの面々の続投も発表。入間みちおを裁判官の世界にスカウトした張本人であり、<イチケイ:東京地裁第三支部第一刑事部>の部長裁判官・駒沢義男役を小日向文世が、圧倒的にみちおに振り回され続けている検事の井出伊織役を山崎育三郎が、“イチケイ”で書記官として働く姉御肌の浜谷澪役を桜井ユキが、“イチケイ”の元事務官・一ノ瀬糸子役を水谷果穂が演じるなど、イチケイお馴染みのメンバーがドラマに引き続き、まだまだみちおに振り回されていく。

そしてドラマから2年後を描く今作では、新設定も浮上。検事である井出とイチケイ事務官の糸子が、なんと結婚し、岡山に。しかし、既に離婚の危機!?また、みちおの師匠である駒沢(小日向)と坂間の新バディとして奔走する月本(斎藤)は、司法修習時代の教官と生徒という関係だということも判明。2年経って変わった“イチケイ”メンバーの関係や、新たな登場人物たちとの関係にも注目だ。

竹野内豊主演映画「イチケイのカラス」最新予告映像解禁

さらに、解禁となったキャストも登場する最新予告映像も初公開。「職権を発動します!」と、もはやお馴染みとなったみちおの名台詞の一言から始まる予告映像。型破りな裁判官・みちおと弁護士経験中のエリート裁判官・坂間、そして坂間と新バディを組むことになる月本の3人が今回挑むのは、「イージス艦の衝突事故」と「大企業の秘密」という、国を揺るがしうる2つの巨大な闇。そしてその背後には、史上最年少防衛大臣の鵜城が立ちはだかる。

そんな国家権力などお構いなしに「職権」を発動しようとするみちおに、「みちお免疫」が無い土井(柄本)・赤城(西野)はもちろん、免疫があるはずの井出(山崎)も振り回されるなど、“イチケイ”らしいコミカルな掛け合いが描かれたのもつかの間、事件の真相を求め奔走する坂間には命の危機が迫り、緊迫した展開に。

開けてはならない“パンドラの箱”に封印された真実とは一体?「最後まで真実を追い求めるつもりです」と宣言するみちおは、真実にたどり着けるのか?“イチケイ”らしさとともに、今までにないスケールの事件を予感させる映像となっている。(modelpress編集部)

ストーリー

入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。異動先の熊本で多くの『みちおの犠牲者』を出したみちおは、岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。

異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。不審点だらけの衝突事故。みちおはもう一度調べようと動き出す。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる…!!

一方、坂間千鶴は「裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない」という慣習から、弁護士として活動を始めていた。配属先は…奇しくもみちおの隣町…!そこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる―。

2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった――!?どうする、みちお…!?
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