坂口健太郎、異常な迫力で睨みつける “サイコパス”全開の場面写真解禁<ヘルドッグス>
2022.08.12 15:00
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俳優の岡田准一が主演を務め、坂口健太郎が出演する映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の場面写真が解禁された。
岡田准一主演「ヘルドッグス」
主演・岡田、監督・脚本・原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(かねたか・しょうご)。兼高は警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨て復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”で、その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。
そんな兼高とバディを組む室岡秀喜(むろおか・ひでき)を演じたのは坂口。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。警察のデータ分析によると、二人の相性はなんと“98%”。警察は兼高へ室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに東鞘会・神津組へ潜入するよう指示を出す。もちろん二人の相性は抜群で、二人はお互いの心の隙間を埋めるように、なくてはならない存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。
そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない奴ら。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つ刺激大好きなグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏(きさ・えみり)、北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人で、兼高&室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉(とき・つとむ)、大竹しのぶは、東鞘会へ恨みを抱えマッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子(きぬがさ・のりこ)を熱演。
そして、ヤクザ社会では異例の人事で東鞘会会長の座に就任したインテリヤクザで、最強の黒幕“十朱義孝(とあけ・よしたか)”を、MIYAVIが演じている。
坂口健太郎、異常な迫力で睨みつける
今回解禁となったのは、坂口の新場面写真4点。本作で坂口演じる室岡は、兼高をアニキと慕う東鞘会のヤクザの一人。死刑囚の親を持ち、幼い頃には親から虐待を受けてきた。その影響で満腹中枢がイカれてしまい、常に空腹で何かを食べている。凄惨な過去の境遇から、心の奥底に深い闇を抱え、一度キレると感情を抑えられないサイコパスとして組織一とも目される凶暴性と残虐性を持つ危ない男だ。制御不能なサイコボーイとして組織の中でも異質な存在だったが、兼高と出会い、共に最強の狂犬コンビとして暴れまわる日々の中で、次第にお互いにとってなくてはならないバディとして信頼関係を築いていく。
今回、鋭い眼光とボサボサの髪、黒いスーツでイカつい銃をぶっ放す瞬間を切り取った場面写真や、ぶっ飛んだ視線で鏡に映る自分自身を見つめる姿、同じ東鞘会に所属するヤクザ・三神(金田哲)に対し、目を見開いて異常な迫力で睨みつける緊張感あふれる1シーンを切り取った場面写真が到着。
さらに、尻もちをつく三神を冷酷な視線で見下ろす姿も解禁され、坂口演じる室岡の、背筋がゾクリとするような凶暴性と残忍性を感じさせる場面写真となっている。
坂口健太郎、役作りに言及
坂口自身、室岡役を演じるにあたり「これまでの坂口健太郎のイメージからは想像しにくい役、イメージをがらりと変えてくれる役でした。僕自身、いい意味でイメージを裏切っていきたい気持ちがあるので、原田監督と話しをしながら、室岡をやりたい!という気持ちが湧き上がってきたのを覚えています」と明かしている通り、本作で坂口は、これまでのイメージを覆し、一皮向けた新境地と言える役柄を熱演。「どうやって異質感を出すのか悩みました。室岡はサイコパスでもあるけれどサイコパスを出しすぎてしまうと浮いてしまうし、物語を邪魔してしまう。リハーサルの中でここまではやってOKだな、この先は邪魔になるなと、サイコパスのさじ加減は細かく考えました」と役作りの中で室岡というキャラクターを作り上げていった。
これまで、優しい笑顔と柔和な雰囲気で多くの人を虜にしてきた坂口が、危険な香りをまとった男の色気あふれる姿をスクリーンに刻み込んでいる。
時に兼高をアニキとして慕う純粋無垢な笑顔をみせ、時に残酷な手段で敵を葬る残虐性をみせる室岡。ヤクザ組織の中でも一際危険な人物として異質な存在感を放つ危ない男が、兼高の真実を知ったとき、相性98%の狂犬コンビが辿る運命は?(modelpress編集部)
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